「Eeny, meeny, miny, moe」サイコ・ゴアマン Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
Eeny, meeny, miny, moe
銀河中から悪魔と恐れられる残虐な宇宙人と、それを操れる宝石を持った8歳の少女の話。
子供とはいえ超ワガママ超自己中なクレイジー少女ミミと、妹に振り回される10歳のヘタレ少年ルーク君が、お庭を掘ったら何やら赤い宝石のついた物体を見つけ、宝石を取ったら封印が解けてと始まって行くストーリー。
兄妹というかこの家族のオリジナル?のゲーム、クレイジーボールに始まり、訳のわからんお子ちゃま脳なプロットの連続だったり、残虐で冷酷無比なグロ〜い能力と性格を持つ筈のPsycho Goreman、略してPGの、やけに親切で能書きタラタラな解説の連続で、ある意味ぶっ飛んでいて面白いのだけど、ちょっと勢いだけのワンパターンにも感じる。
テンプル騎士団とか元下僕たちとかも結局PGの劣化版みたいな感じで、これと言って個性を感じなかったし、ストーリー的にも盛り上がりがなかったし。
それなりには面白かったけど、こういう系統で能書き描写を積み重ねて、最後まで楽しませ続けるのって難しいよね。
コメントする