劇場公開日 2021年12月3日

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成れの果てのレビュー・感想・評価

全34件中、1~20件目を表示

日本映画の成れの果て

2025年6月26日
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マサシ

3.5成ってはいけない人間たち

2025年5月19日
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ウィリー

2.5不幸は他人にとって幸せでもある

2025年5月6日
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難しい

不幸は他人にとって幸せでもある

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いのしし

1.0リアリティがない

2025年5月5日
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細かいことを言い出すときりがないので省略しますがとにかくリアリティがない。すべての登場人物に対して「こんなやついねーよ」と言いたくなる。他の方のレビューにもある通り、監督がやりたいことのためだけに無理やり登場人物を作り上げただけの駄作。見る価値なし。

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van

5.0ホラー

2025年5月2日
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本気度マックスのドラマ
ネガティブな部分をクローズアップしているが、本当の人間というものを描いている。
加えて時系列に巡行している点がよかった。
過去の想い出そのものを描いていないのもいい。
この物語そのものの作りは若干古さを感じたが、あえてそれを最初に出しておいてのあの工場のシーンは見事だった。
あの復讐劇は小夜の心の澱の裏返しだが、その本気度が伺える。
そして、
その事があってのさらなる大どんでん返しは凄かった。
さて、
人の心の闇というのか深さというのか、この社会、世界の底に落ちないように、皆必死になってしがみついていることがわかる。
その底にいると皆が思っているマー君
彼の高校時代の話 4日学校を休んでも誰にも気づかれない。
皆、誰が最下位なのかを競うようにして生きている。
その事を、あれは妙義山だろうか? 群馬県のどこかさびれた街を舞台に描いている。
日本社会で未だ残る風習というのか、社会の構造というのか、それをこの作品が描いているのだろう。
この日本社会の描き方に古さを感じるのは、その考え方が古いからだろうか?
でもいまだにそれが残るという事実があるのだろう。
一切笑いのないシリアスな表現は、描かれている人たちの心の闇が本当に深いことを告げているようだ。
冒頭から、何があったのかを中心に徐々に核心へと迫っていく。
それが何だったのか? 割と早々に視聴者には想像できる。
冒頭
アスミが小夜にかけた電話によって、東京にいた小夜は意を決したことがわかる。
彼氏かと思った男性がなぜ一緒に群馬まで連れてきたのか?
この伏線は見事だった。
ユミエとマー君の存在はこの狭い世界を上手く表現している。
結婚したくてもできない世界がリアルにわかる。
そして、
何故フセノが毎晩酔って帰ってくるのか?
それはあの事件の詳細を取引先や上司たちの前で話をさせるためだったという設定も、空恐ろしさを感じさせる。
罪悪感を伴う過去の話は、話すことで幾分和らげられたのだろうか?
彼のプロポーズとアスミの気持ちが最後にとてもリアルに感じた。
それほどこの街は狭く寂れているのだろう。
コロナが始まったとき、県で誰が第1号か噂が広がったことを思い出した。
まさにこの事件のことは、あのコロナ罹患第1号のように、そして語り継がれるようにこの街の話題の頂点となったのだろう。
「あの人なら取られないと思ったのに」
アスミのこの言葉はまるで番町皿屋敷のお菊のように感じた。
それを助長するかのような最後のメイクシーン まるでお岩さんだ。
フセノはあの事件を出汁に生きるしかなかった。
この街を出ることもなかった。
その事件の姉アスミとの再会と恋愛への発展は、彼にとっての罪滅ぼしの要素もあったのだろう。
妹への謝罪は、避けて通ることはできなくなった。
姉との婚約は、おそらくそのための布石だったのだろう。
自らその道を選択してきたことを、あの工場跡地で思い知ることになる。
この時の小夜とフセノの会話は本気故に解釈が難しい。
小夜は最後に「本当に許さないよ、私」とくぎを刺すように言った。
この言葉の真意がうまくつかめない。
その前にはフセノに対し「私も安心した。フセノさんに会って、この人とならいつバレるかビクビクして生きる必要ないから」と言っている。
そして復讐しようとしたことを「ごめんなさい」を連呼して謝った。
フセノも「怖かった。あんな顔してたんだオレ」と、当時のことを肌で感じる。
事件のことを知る人物に会うのが怖くて東京へ行った小夜。
逃げるように生きている自分自身といつか対峙しなければならないことを芯ではわかっていたのだろう。
それを復讐という手段で果たそうとしたが、奇しくも自分自身の中の夜叉を知ることになる。
暴力に対する暴力では何も解決しないことがわかった。
同時に、お互いがお互いの気持ちを理解したのだろう。
そしてこの場合、小夜がフセノがしたことを「許さない」ことで、フセノはこの先もその事を忘れずにいることで人間味を保つことができるということなのだろう。
そしてフセノはもうこの街ですべきことを完了させたのだろうか。
アスミに何も言わずに立ち去ることを決めたのは、何も言えないからということもあるが、彼の中ですべてが「終わった」からだろうか。
アスミへの想いは、恋ではなく罪滅ぼしだったことがはっきりしたのだろう。
アスミと一緒に住まなかったことが、やはり答えとしてはっきりわかったからだろう。
彼が出張と言って家を出た時から、もう一つ何かあると思ったが、やはりマー君が登場した。
空恐ろしい。
「成れの果て」
このタイトルが最後に傾いたのは実はアスミだったというのも面白かった。
この狭い町の底辺
決してそんな場所には落ちないと必死になって縁に掴まっている人々の姿が目に浮かぶようだ。
「私はまだマー君より全然上だから」
そう言ってメイクセットを取り出しメイクするアスミ
まさにお岩さん
この作品、ヒューマンドラマっぽく作ってあるホラーだと思った。

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R41

3.0登場人物全員に不快感を覚えるなんて、、

2024年7月10日
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悲しい

難しい

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わんわん

4.0キャスティングがいい

2024年5月31日
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ちょび

3.0結果的に1番狂ってたのは…

2024年5月18日
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ももんが

4.0アベマにて視聴

2024年4月19日
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鑑賞方法:その他

2024/4月にアベマの映画チャンネルでやっていたので視聴しました。
妹役の萩原みのり、カメ止めの秋山ゆずき以外は知らない俳優さんでしたが
コメントしながら見る映画としては向いていたというのもあり
かなり楽しめました。オチも予想外ながら無理矢理感も無く
個人的には附に落ちる結末でした。

原作が舞台ということもあり映画と言うより舞台として見るとしっくり来る
演者達の熱演に引き込まれました。

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Robotic

3.5とんでもない人たち

2023年10月24日
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いやぁ、グロテスク。
こんなにも自己中心的な人ばかりが出てくる映画は久しぶり。人間の持つ醜悪さを詰め込んだような90分間。

まず、妹の気持ちに配慮しない姉。気を遣っている風に見えて自分の事しか考えていない。
その彼氏も同様にこの2人は何があろうと絶対に繋がってはいけない事を分かっているはずなのに、結局は自分の幸せを求める行動になっている。

居候する友人は分かりやすくクズだし、幼馴染の電気工事屋も同じく。みんな自分の為なら他人を犠牲にしても構わないという本音が露悪的に描かれている。

セカンドレイプという概念の無い世界線なの?と疑うくらいに配慮の無い人たち。みんな幸せを求めているけれど、そうなれない原因は自分にある。利己的に生きた人間の成れの果て。

と、偉そうに書いている自分にも、同じような部分が無いかと振り返ってしまう。
こんな風になってはダメだよという反面教師ばかり。

主人公の彼女だけは幸せになってほしいなぁと願うばかり…

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ヨーク

2.5なんか不自然。。

2023年10月5日
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take

0.5久々に酷い作品を見た

2023年8月11日
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こうすけ

4.0舞台劇の映画化

Kさん
2023年7月16日
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鑑賞方法:VOD

元々舞台劇であったものの映画化と聞きとても納得。出てくる人がみな舞台劇の登場人物らしいデフォルメされた存在であり、強烈にいやらしく戯画的で面白い。その中で一人、主人公はリアルそのものであり、迫真の演技は素晴らしかった。ただそれゆえに見ていて苦しかった。
世の不条理を告発する部類の映画は好きだし意欲作だと思う。ただ主人公が憎しみを吐き続けてその先が描かれていないことにどうしてもモヤモヤしてしまう。このように出口のないさまがリアルな被害者なのだということもわかるし、狙った通りの後味の悪さだなのだろうとも思うが。

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K

1.5みんな事件で壊れてる

2023年4月30日
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アマプラで視聴

小夜の振る舞いや過去からも性格わるそう。
本人は被害者だからそこも含めて言えなくなってる。
姉は妹コンプレックスどころか狂ってる。

この脚本が傑作なのかーと思いました。

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TSUTAYA

3.0強烈

2022年4月5日
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鑑賞方法:映画館

萩原みのりの作品は観に行くことにしていて、この作品はまた強烈な演技だった。思いもかけないオチにびっくり。

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しょー

4.5脚本が良い、映画を見て気分が良くなりたい人には不向き

2022年1月22日
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鑑賞方法:映画館

これは映画館で見る映画です。テレビドラマではこのような作り方は出来ません。何の救いのない終わり方で終わります。映画を見て気分が良くなりたい人は絶対に見てはいけません。

筋書きは「気分悪いけど、私は好き」です。変に「勧善懲悪」になっていないところが良い。
それにしても登場人物が全員「胸くそ悪い!」、これを演じられるのは、すごいと思います。

田舎の人間関係の濃密な部分が「これでもか」というように表現されていて、見終わって「ああ、田舎はいやだな、都会に出たい」と思った人がいるのでは。

減点要素:画面がブレて見苦しい箇所が散在する。手でしっかりカメラを支えられないのならば、三脚にでも載せなさい。

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PAK UNTIK

3.5苦しい、、

2022年1月13日
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登場人物みんな狂っていて、誰にも同情ができなかった。

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トオル

4.0呪い

2022年1月13日
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鑑賞方法:映画館

出てくるひと全てに共感できない。全員嫌な奴。
賛否別れるのもわかりますが、私は面白かったです。

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むーらん

4.0嫌な気分に浸りたいなら観てもいいかも

2022年1月6日
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鑑賞方法:映画館

予告を見てなんだか嫌そうな作品だな、と却って興味を持ったので観てみたけれど、想像以上に嫌な作品だった。
田舎町に暮らす姉と、都会に出た妹。姉から結婚することになったと連絡があり祝福するが、その相手はかつて自分をレイプした男だった。
田舎町のことで、周囲の人間は皆そのことを知っており、かつその話で受けを取ったり盛り上がったりする醜悪な人間ばかり。妹は男と対峙し、男は姉の元を去る。かいつまむとそういうお話なんだけど、8人しかいない登場人物の誰にも感情移入ができない。そして最後に放たれるどす黒い瘴気のような感情の爆発が静止できないほどに酷い。
最初からそういう嫌な話だろうなと当たりをつけて観ているから、それはそれで見ていられるけれども、そうでなかったら相当きついのではないか。観てよかったとは思ったけれども、もう一度観たくはない。

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よしえ

4.0あぶりだされてゆく。

2022年1月2日
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鑑賞方法:映画館

レイプ事件の被害者、小夜。加害者、布施野。事もあろうに姉のあすみからその布施野と結婚するつもりだと連絡を受け、動揺と困惑と何もかも破壊してやりたいほどの憎しみを持って8年振りに疎遠になっていた実家へ帰省する小夜。

めちゃくちゃ狭いコミュニティの中で物語が進みます。田畑に囲まれた田舎町。あすみ一人で暮らすには広すぎる家。田舎特有の空気感が相まって更にどんよりした重たい雰囲気に包まれてゆきます。しかも不幸な事に登場人物がみんな自分勝手で胸焼けするほどタチが悪いです。事件を軽視する当事者達。面白おかしく茶化す外野。小夜の乱入でそれぞれの心の奥にある汚いものがあぶりだされてゆきます。醜悪で見るに堪えません。それなのに言葉の力が強くていつの間にか釘付けになっていました。

地味で物静かなあすみが化粧をする刹那。鏡に写し出されるその本性と向き合うのは他でもない自分自身。見事にタイトルが回収されるラストシーンは必見です。

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はるたろう
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