食の安全を守る人々のレビュー・感想・評価
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自分で野菜作ろうかって思う
種子法廃止、種苗法改定、ラウンドアップ規制緩和、表記なしのゲノム編集食品流通への動きなど、グローバル化により、日本の農業と食物の安全が危機にさらされてる。
元農林水産大臣で弁護士の山田正彦氏がプロデュースし、日本国内のみならず、アメリカのモンサント裁判の原告や、国や企業と闘う女性、韓国の小学校でオーガニック給食の現状などを取材したドキュメンタリー作品。
規制緩和は良いが、アメリカ産の小麦に除草剤ラウンドアップの成分がどうしても残留するから、規制値を上げた、とか、知らなかった。今は問題ない事にしててもそれは研究が公になっていないだけかもしれないし、知られててもアメリカの圧力に屈している場合も有る事を知った。
プーチンの指摘じゃないが、日本は本当に独立国家なのだろうかと疑問に思った。
スーパーで食材を買って食べるのが怖くなった。
プランターで野菜作りでも始めようかいう気になる。
杉本彩のナレーションは落ち着いてて良いのかもしれないが、鼻にかかった話し方は個人的には好きじゃない。
それと、山田正彦が自ら海外へ行きインタビューしてるが英語の堪能な若い女性のアナウンサーとか使えなかったのかな?
あれくらいの英語に通訳入れてワンテンポ遅れた笑いとか見苦しい。ビジュアルも大切だと思うけど。
気になる点は有るが、毎日の大切な食べ物の事を知るために、是非多くの人に観てもらいたい作品です。
本当に世の中これでいいのかと思わせる秀作ドキュメンタリー映画。
広島で開催された「食と農の映画祭」で上映されたドキュメンタリー映画を見た。
上映日が限られていたせいか、入場前から長蛇の列で、これほどまで関心の高い人が多いことに驚いた。
前作も見ていたので、アメリカのグローバル企業の恐ろしさ、日本の国会を通過した種子法廃止などなど、日本はどうなっているの?政治は経済界は農業・畜産業界はこれでいいと思っているの?と危機感を覚える。食品流通元農林水産大臣で弁護士の山田正彦の真摯な訴えとそれを支え応援する人々そして、それに意義を唱える人々。
もちろん、いろんな反論やアメリカ企業の言い分もあるのでそれも紹介している。
それにしても海外、特にヨーロッパの国々が持っている危機感と日本のと大きな差があるのに驚いた。将来の日本の子どもたちの安全はどうなっていくのか。多くの人に見てほしい映画である。
【日本の未来を担う子供たちの健康(肉体的・精神的)を守る事を考え、今、私達大人がすべき事を考えさせられる、恐ろしくも多くの示唆に富む、現代日本の食物事情を描いたドキュメンタリー作品。】
ー 先日、「フード・インク」というアメリカの大企業が制圧しているアメリカ農業の実情を描いたドキュメンタリ―作品を鑑賞した。
アメリカの食物事情は酷いモノだな・・、と思ったが、今作を鑑賞して愕然とした。
日本も同様ではないか・・。-
◆感想
・戦後、GHQにより日本の食事情は大きく変わった。小麦粉を大量に消費させるために、それまで米食が主流だった日本に、パン食文化が広がって行ったのである。
特に学校給食は、パン食に切り替えさせられた。
だが、今作で描かれているように、その小麦粉に除草剤ラウンドアップの主成分で神経毒性及び発がん性のあるグリホサートが基準を超える値で残留していとしたら・・。
そこで、私はある事実を思い出す。(劇中でも語られる。)
戦後の日本人の死亡原因の一位は、脳血管疾患であった。
それが、1981年以降は悪性新生物(癌)がずっと一位になっている事実である。
【これは、発がん性のあるグリホサートを含んだパンを、戦後、日本人が食べ続けた結果ではないのか?】
・米国に忖度して、日本政府が、食物に残留している悪性化学物質の安全基準を世界とは逆に引き上げた事。
- 何やってんだ!日本政府!。怒りで、脳内が沸騰する。ついでにこの事実を知らなかった自分にも。ー
・最近増えている、30台未満の若者の精神疾患率発症の高さ。
- 劇中でも描かれている通り、農薬を散布した後の周囲の幼稚園児の書いた絵の恐ろしさ。-
・レイチェル・カーソンが1958年に「沈黙の春」で、空中散布も含めた殺虫剤や除草剤の動物に対する危険性を指摘していた事は知ってはいたが、何も学んでいない長年続けられてきた、利益重視の農業政策。
■農林水産省を始めとする政府諸機関、関係団体に早急に取り組んで頂きたい事。
1.韓国のように、日本の小中学校の給食を全て、有機食材に切り替える事。
2.アメリカから大量輸入される小麦後を始めとした食物の残留悪性化学物質混合率の定期的な開示。
及び、アメリカからの小麦粉輸入量を徐々に減少させ、日本の小麦粉自給率を上げる農業政策に取り組む事。
- アメリカと、上記交渉をする事が日本人の命を守る”外交”でしょう!。
弱腰になっているんじゃないよ!!-
3.難しいかもしれないが、食物の残留悪性化学物質を除去する工法の開発に注力する事。
4.有機農業に取り組む農家の支援を強力に行う事。
日本の有機農業で作られた食材は高い。
だが支援を行う事で、その売価を少しでも下げ、多くの国民が有機野菜を購入しやすくなるシステムを構築する事。
<今作で描かれている恐ろしき事から目を背けずに、日本の未来を担う子供たちの肉体的・精神的な健康を守る事は、私達大人の責務で有ろう。
弁護士で元農林水産大臣の山田正彦さんが、今作では奔走している。
そして、日本を取り巻く農業の実情を私たちに伝えてくれている。
だが、この方も官僚時代には事実を知りつつ、立場もあり、切歯扼腕しながら職務をこなしていたのではなかったか。(違ったら、御免なさい。)
私達、大人がまず簡単に出来る事は、この映画の内容を咀嚼した上で、まずは多少お高いが、有機農法で作られた食材を購入する事であろう。
そして、私は、若き時に読んだ、レイチェル・カーソンの「沈黙の春」を読み返そうと思っている。
<2022年2月13日 刈谷日劇にて鑑賞>
食の問題は自民総裁選に尽きる
高市早苗が支那と米国に拳振り上げて喧嘩できるか?
果たして・・・・・
其れに尽きる
河野では喧嘩出来ない
北海道の中川2世みたく殺される米国に
高市が本気で喧嘩する女であれば
期待する
今回で自民党民を退会するが
知らないとはなんと恐ろしいのだろう
昔からよく耳にしては気にしていたが、だんだんと薄れていた例の除草剤の話。
なんで危ないのか噛み砕いてわかってないから薄れていくのだが、またハッとさせられた。
自身、皮膚炎で年に数回は悩まされているのもあって、こんな苦しい思いは後世に残すべきでは無いと強く思う。
実際に無農薬に取り組む農家さんの映像は説得力があり、実現が出来ないわけではない事はわかる。
ドキュメンタリーとしてのまとまりに欠けているが、大胆に真実を語っている貴重な作品。
知るべきこと
わたしはケミカルについて詳しくなく、なんとなく
日本は添加物大国だとか菓子パンは本当に良くないらしいとか
本当に大まかなことなら知っている…くらいの感覚でした。
実際これからも一切口にしないということは無いと思いますが、
なぜ良くないと言われているのか少しでも知ることができたので確実に意識は変わりました。
世界各国で禁止されているという農薬、
(ラウンドアップ:アメリカではこれが原因で癌になったという男性の訴えが認められたが日本では一切報道されず。)
それを撒いて作られた小麦粉を使い給食は作られているという。
アレルギー反応、自閉症、脳神経への影響(感情の起伏が激しくなるなど)
これらを引き起こす可能性がある、特にこどもは反応が出やすいとのこと。
甥や姪が感情をコントロールできずに怒り狂ったり、泣きわめいたりしていたのも
もしこういうことが関係していたのだとしたら…
甥がアレルギー体質なのも、
わたしが手術した卵巣も(原因不明と診断)もしや…
もちろん因果関係はわかりません。が、そういう原因になりうるという研究結果はある。
せめて、未来のために学校給食をオーガニック食材で と訴えてくれている方々、
こういう方々が動いてくれているから少しずつでも変わっていくことを願って。
(願うだけじゃ意味ないですが)
どうか日本政府がもっと誠実になってくれますように。
国民の健康をバイエルに売り渡した本当の元凶は
農産物の安全を脅かすバイエル社(モンサント社)の悪徳商法と、ロビイストを経由してバイエル社を支えるアメリカの政治家と役人、彼らの言いなりにバイエル社に有利な法律を次々に成立させる日本の政治家と官僚、商品の危険性を隠そうと協力する御用学者たち。バイエル社の商売に便乗して儲ける日米の商売人たち。潤滑油は既得権益と賄賂だ。加えて脅しや恫喝、それに保身もあるだろう。欲望と恐怖の薄汚い循環によって一部の悪人たちの利益や地位が守られている。
しかしその一方では食の安全が失われて、人々の健康が冒され、中でも子供たちの脳にまで影響が出ているとあれば、黙っている訳にはいかないと、そうして立ち上がった人々の現在進行形の話が、本作品である。
元農林水産大臣の山田正彦さんは、昨年秋に公開された「タネは誰のもの」をプロデュースして、食の安全が脅かされていることを種子法の観点から、わかりやすく説明してくれた。今回は危険な毒物であるグリホサートが残留することによる人体への悪影響をわかりやすく説明してくれた。
グリホサートを主成分とするラウンドアップは、最近テレビCMなどで日本でも知られるようになった超強力な除草剤で、根っこまで枯らすから草むしりが不要になる。農作物も枯らすが、遺伝子組み換えをした農作物(GMO)は枯らさない。だからモンサント社はGMOとラウンドアップをセットで販売する。大型農機を使用するアメリカの大規模農家の多くが、手間が削減できるモンサント社のやり方に乗っかってしまった訳だ。
ところがその後ラウンドアップの主成分グリホサートが危険な農薬であることが判明する。日本では米のグリホサート残留基準を0.1ppmとしたが、小麦のグリホサート残留基準は30ppmである。実に米の300倍だ。給食でパンの日と米の日がある学校で調査したところ、米の日にはほとんど検出しなかったグリホサートが、パンの日には検出されたらしい。
グリホサートの危険性は、胃で分解されずに腸に届き、善玉菌を死滅させて悪玉菌の活動を活発にすることで腸壁に穴を開け、空いた穴から血管に侵入し、脳に到達して人体に様々な弊害を齎すことにある。うつ病や自閉症が増加したのも、もしかするとグリホサートが原因かもしれない。
日本の種子法を改正して農家からタネを取り上げたのも、グリホサートの残留濃度の基準を緩和させたのも、いずれの元凶もバイエル社である。山田さんは、自社の利益のために政治家に圧力をかけ、農家からタネを奪って、GMOとラウンドアップを押し付けるバイエル社のやり方を断固阻止しようとして頑張っている。農林水産大臣の頃から頑張っていた。しかし既得権益の壁は厚い。大臣でも変えられなかった。と言っても3ヶ月間の大臣では、ほぼ何も出来なかったのは当然だ。
山田さんは諦めない。一点突破が難しいのなら、活動の幅を広げて民間から、GMOとラウンドアップ、改正種子法を拒否する運動を広げて、日本国民の食の安全を取り戻す。
日本政府はGMOやラウンドアップを許可し、種子法と種苗法を改正して種子の権利をを知的財産権としてバイエル社に売り渡した。農家は自家増殖もできなくなり、毎年バイエルから種子を買わなければならない。その種子はGMOであり、農薬と肥料を加えたセット販売になっている。農家は利益を失い、バイエル社のために働く奴隷になる。政府はGMOではないと製品に表示することを禁止して、有機農法や自然農法を弾圧している。何が嬉しくて国民の健康をバイエルに売り渡すのか。それが子孫にまで誇れる政治なのか。
しかしそういう政治家が当選し、山田さんは落選した。日本の有権者は安倍晋三や菅義偉と同じく、今だけ、金だけ、自分だけという未来のない人格破綻者に等しい。子供が自閉症やうつ病になったのは学校や企業のせいだとして鬼のようなクレーマーになる人が多いが、子供に与えた食事が積もり積もってそうなったことは考えない。自分のせいではないとして悪の原因を他に求めるにもかかわらず、政治に責任があることに思い至らない。国民の健康をバイエルに売り渡した本当の元凶は、日本の有権者なのだ。
今ひとつだが、それでも価値がある映画
「ヒューマントランス有楽町」で、このような映画を上映し、かつ、山田プロデューサーのトークがあるとは驚きだった。
昨年までなら、映画「タネは誰のもの」の時のように、「アップリンク渋谷」で上映&トークがあったはずだ。
上映して儲かる映画ではないはずだが、引き続きこういうドキュメンタリーを上映する映画館が残ってほしいものである。
自分は予告編を見て、「New GMO」、すなわち「ゲノム編集」に関する作品を期待して観に行った。
たから、除草剤「ラウンドアップ」の話で占められた前半には、「いささか古い話だ」と初めは困惑したが、杞憂であった。
モンサント社(バイエル社)が裁判で負けたことは知らなかったので、素直に驚いた。(山田プロデューサーが、何度も「日本では全く報道されない」と嘆いていたが、マスコミの政府への忖度だろうか?)
また、マウスの発がん性試験において、主成分「グリホサート」よりも、“未表示”の危険な成分、例えば「ヒ素」が効いている可能性があるという結果にも、大変驚いた。「ヒ素」が入っているなんて、ホントなのだろうか?
一方、後半の「ゲノム編集」のところで、有望株選抜のためのマーカーとして、「抗生物質耐性遺伝子」が、運び屋「ベクター」に組み込まれていることを、初めて知った。
(ただし「抗生物質耐性遺伝子」は「ゲノム編集」だけでなく、「遺伝子組換え」試験でも一般に使用されるようである。)
ただ、あまりにも話が駆け足だし、ゴチャゴチャしていて、何を言っているのか、自分はさっぱり分からなかった。
「日本で年間8000人が死んでいる」とか、「WHOは使うべきではないと言っている」とか、一体何の話だったのだろうか?
もっと丁寧に、順序立てて説明すべきではないだろうか。あたかも、突っ込まれると困るので、超速で流したようにも見える。
本作の中で、このあたりは、かなり不満だ。
また、こういうアクティビスト系映画にありがちな、偏った話も気になった。
最近、「禍いの科学 正義が愚行に変わるとき」(日経ナショナルジオグラフィック社)という、非常に面白い本を読んだのだが、そこでレイチェル・カーソン著「沈黙の春」が批判されている。
確かにアメリカのような先進国では「DDT」の禁止は、必要なことだったかもしれない。しかし発展途上国においては、「DDT」の禁止のために、より多くの命が失われたという。
少し主張が“前のめり”な作品で、いろいろと詰め込んで統一感もなく、理解困難なところもあって、今ひとつな作品だ。
ただ例えば、公共セクター、特に学校給食での有機農産物の利用の推進を訴える点は素晴らしい。
また、なんと言っても、日本政府の“売国奴”ぶりを歯に衣着せず告発するのは、マスメディアにはできない、ドキュメンタリー映画ならではの良さである。
【怒るだろうか】
政治家と政治家の家族、農水省の役人とその家族に、ラウンドアップが使用された農地で作られた作物を食えと言ったら怒るだろうか?
このラウンドアップを巡る問題は、Twitterデモや、Chg.Org.の署名活動もあったし、日本の政府や行政は酷いと思いつつも、バイエルのモンサント買収によるすったもんだの惨状を前から知っていたので、誰もが知っていることだと信じていた。
株式市場は、ある意味、非常に…というか、むちゃくちゃ正直だ。
山田さんが舞台挨拶で話していた通り、モンサントを買収したドイツの製薬大手バイエルの株価は、低迷しまくってる。
日本の政府や行政がだんまりを決めても、バイエルの負の遺産を懸念して、株式市場では売りが止まらないのだ。
モンサントの買収金額は日本円にして約7兆円。
買収によりモンサントの会社としての名前は消えたが、ブランド名として残っている。
モンサントは、アメリカ人が大嫌いな企業ワースト20社の常連だった。
バイエルは、モンサントと遺伝子組み換え作物(GMO)へのネガティブなイメージ払拭を試みたが、正直、成功しているとは到底思えない。
以下は、バイエルの1株あたりの株価の推移だ。
ただ、株価を突き動かすのは、その企業固有の業績や見通しに加えて、株式市場全体と歩調を合わせて値動きする部分があるので、あくまでも目安として見てほしい。
16年9月 モンサントの買収発表 約90ユーロ。
17年6月 買収撤回の可能性も残っていたのか、この月には最高値の約121ユーロを付けている。
18年6月 買収完了が報告された時点では、約100ユーロで、訴訟については、今、僕達が知り得ているほどの悲惨な状況にはならないと考えられていたのか、まだ、高い水準を維持していた。
19年8月 バイエルは、訴訟にかかる金額が多額になることを予想して、動物薬事業を円換算で約8000億円で売却することを発表。この時は、バイエルの事業圧迫が現実のものとなって、67ユーロまで株価は下落し、低迷のきっかけを見つけるのは困難になっていた。
20年6月 コロナ禍による世界的な株価大幅安を経て、バイエルは、訴訟の大部分決着と発表したが、動物薬事業の売却金額を超える円換算で約1兆円の支払いが引当金も含めて充当されるとした。この時点では、コロナに対して製薬会社としての期待があったのだろうか、また、動物薬売却額が、訴訟相当金額を充すとして、約66ユーロとほぼ変わらない水準を維持していた。
そして、21年7月2日時点では、約51ユーロ。
コロナに対して有効なワクチン或いは治療薬開発でも出遅れているとみなされている可能性もあり、ワクチンや治療薬開発に何らかのアクションが起きている企業は株価が上昇基調となるなか、更に低迷が続いている状況だ。
買収と訴訟にかかった金額があまりにも巨額で、新薬の開発が出来ないのかもしれない。
そして、僕はというと、この作品については、ラウンドアップの使用禁止と、GMOの明示義務化は同意するものの、無農薬と有機農法の違い、持続可能な農薬の使用方法のあるや無しやなど、触れる方が客観的な視点として良かったのではないかと思っている。
前に、ルワンダにコーヒーノキ栽培指導で入っているフランス人が、農作業を行う人の負担を減らしながら、持続可能性も追求することは可能で、過度に無農薬や有機農法を追求するような風潮を助長させる動きに警鐘も鳴らしていた。
ルワンダのコーヒー豆は、ルワンダ内戦後にフランス人や日本人が農業指導を行い、短期間で世界最高品質と認められるようになり、何度も賞を獲得している。
横道に逸れたが、まあ、だからこそ、日本の政府や行政にはしっかりしてもらって、透明性の確保や、安倍のような首相が、防衛品だけじゃなく、アメリカ産の農薬まみれの農作物を過度に買い付けて、トランプに恩を売るような行為を思いとどまらせてもらいたい。
安倍自身が、農薬まみれの作物を食べて、またお腹が痛くなって、どうにかなってしまうことについては、ネトウヨとは異なり、僕は一向に構わないのだが、彼は、きっと無農薬とか有機農法の作物を、たっかいカネを払って食っているのだ。ネトウヨは、お金なくて、そんなの食べられないのに…。
笑っちゃうね。
大事なことなのにあまり知られていない事実
こんなに大事なことなのに、日本では大手メディアがほとんど取り上げない。そして知らない内に悪い方向に制度も変わっていく現状がある。
でも、何かしらできることから始めなければ❗️
ということで作られた映画です(たぶん)。
以下は、私なりの認識。
モンサント(現在は買収されてバイエル)の農薬『ラウンドアップ』(その主成分グリホサート)は癌や発達障害などの健康被害をもたらす原因であることが相当の実例から特定されており(少なくともアメリカにおける3件の裁判ではいずれもモンサントが敗訴、賠償責任を負うことになったのは事実)、世界的には規制が強化されているのに、日本ではむしろ緩和されている。具体的には小麦などにおける農薬残留基準値が従来比で何十倍にも拡大され、ヨーロッパだけでなくお隣の中国や韓国などよりも桁違いに緩くなった。
背景にはTPPなどを推し進める(トランプ大統領が急に撤回した経緯はありましたが)アメリカ大企業の思惑に日本政府が〝配慮〟してモンサントの日本農業への参入を後押ししていることがあるらしい。モンサントは商売上手なので、この農薬に強い遺伝子組替えを施した種子をセットで売り込むわけです。その毒性に侵された土壌では、遺伝子組換え未実施で毒性への耐性が弱い日本の種子は駆逐され、モンサントに市場を奪われる。つまり、悪質な農薬漬けの穀物の比率が高まる。
この農薬の毒性は、農薬散布の場で直接曝露することなく食料品を通してのみ摂取している分には、誰もが直ぐに何かの症状に見舞われるというわけではないが、その次以降の世代に生殖異常や自閉症などをもたらす確率が高いことが動物実験で確認されているそうです。
従って、日本政府の現行の振る舞い(農薬の残留基準の緩和を進めている、もしくは黙認している)は目先のグローバルな大企業やアメリカ政府⁈への忖度を優先する一方で、日本の未来世代への悪影響の可能性についての責任をほとんど考えていないということになります。
コロナの影響を受ける命も大事ですが、次世代の健全な生命活動への影響、しかも先送りすることで更に取り返しがつかないリスクが増す影響についてももっと問題提起されてもいいはずなのに、なぜか世間一般が知るほどには報道もされないという事実。
若い世代が信頼していないのは政府だけではなく、自分の生活や命や老後のことばかり考えているオトナたちみんななのではないでしょうか。20代の人流を責めるばかりの報道機関の人たちにとっても我が身を振り返るキッカケになるような内容の映画だと思います。
そして願わくば、振り返った後に、一般国民にはよく分からない正体不明の〝何ものか〟への忖度と優先順位の見直し(未来の日本人を最優先する‼️)を行っていただきたいと思います。
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