「この映像から50年、科学技術は凄まじい進歩を遂げたのに。」サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時) 映☆画太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
この映像から50年、科学技術は凄まじい進歩を遂げたのに。
映画は初っぱなから、心をゆさぶってくる、まさにソウル。人種差別の中から生まれた音楽の力強さに圧倒される。
でも観賞中つい自分の住む国に思いをはせてしまう。
音楽に政治を持ち込むな、という陳腐な言動がまかり通る日本。
いまだ名誉白人の意識のままに、欧米にへりくだり、対して隣国人への差別感情丸出しの日本。
なんちゃってソウルフル、うわべだけブルージー、カッコだけヒップホップ…
嬉々として君が代を歌ったMISIAの目に、この映画はどう映るんだろうか。
メトロ劇場が改修で音響が良くなったのが嬉しい。この後も音楽映画の上映があるし、ピーターバラカンが来場予定だし楽しみ。座れるかなぁ…
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