ファイナル・プランのレビュー・感想・評価
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期待値くらいか
L.ニーソン演じるトムは海兵時代に爆弾処理班として活躍する。退兵後母を亡くし後を追うように父も自殺し生きる希望を見失っていた。
そんな中、父を死に追いやった一つの原因にもなった父の会社から横領金を金庫を爆破し奪い、そこでスリルを味わい後に900万ドルも強盗し続ける事となった。
そこでアニーと出会い彼女の心の清らかさに自らの行いも見つめ直し自首を決意するが、自首を申し入れたFBIの捜査官2名に騙され、強盗した金の一部を奪われ証拠隠滅の為に恋人のアニーも殺されかける。
そこで怒りの火で燃え上がるトムの復讐劇である。
率直な感想としては期待値通りの作品だったかなといったところ。期待を上回る事もなければ特に退屈さも感じることなくあっという間に時間は過ぎていった。
ただ若干物足りなさは残る。アクション映画にしてはアクションは甘めかな。特に今回トムは爆弾魔という事もあって爆破のシーンを鑑賞中は期待が膨らむのだが期待程はなく爆発シーンも抑えめ。
加えて一応犯罪者のトムだが善人アピールが少し強めか。その為残虐なシーンとかは全くなくその辺りも物足りなさは感じた。
ただ昨今の新作アクションの少なさも影響してか大きな期待を膨らます事なく見るには十分楽しめる。物足りなさはあるが個人的には十分楽しい作品であった。
マイヤーズ捜査官見てたらまたバーンノーティス見たくなってきた。
すっきりとした、アクション映画
原題の「Honest Thief」は、「正直な泥棒」という意味です。
邦題の「ファイナル・プラン」は、「復讐計画」という意味です。
原題より邦題の方が良いです。
大金が絡むと「正直な」だけでは済みません。
やられたら、「復讐」しなければ、気がすみません。
「復讐」するにもいろいろな制約があるので、「計画」が必要です。
サブタイトルは、「最後の恋、最後の爆破」です。
主人公は「最後の恋」で自首を決意し、「最後の爆破」で「ケリ」をつけます。
伏線はきっちり回収されるので、すっきりします。
ストーリーは早く、二転三転し、展開するので、集中していないと、
置いていかれます。
登場人物のキャラクターが、明確で、ブレることはないので、楽しいです。
極悪なレイモン・ホールFBI捜査官を自白させ、自首に追い込むところが
面白かったです。
300万ドルは、3億3千万円です。
900万ドルは、9億9千万円です。
いずれにせよ、新しい人生が買える金額です。
場所は、アメリカのボストンです。
ボストンの銀行強盗の映画と言ったら「ザ・タウン」です。
「ザ・タウン」に似ていますが、「ザ・タウン」より大人の映画です。
アクションだけでなく、良い台詞もありますし、ラブストーリーもあり、
人生をやり直す物語でもあり、夫婦、カップルで鑑賞しても、面白い映画です。
会話が多いアクション映画
リーアム・ニーソン得意のリベンジアクション映画として売り出しているがアクションが少なすぎる。
カーチェイスが始まったと思ったらすぐうやむやになるし、中盤は会話シーンが連続していてグダグダだった。
覚えている範囲では壊れたものは車2台とホテルの窓ガラスだけだったような・・・(犯人の家が爆破されてたけど炎があからさまなCGだった)。
そもそもアクション映画にしては地味なシーンが多すぎる。主人公は恋人に『誰も殺さないで』みたいなことを言われて、あくまで平和的に復讐を進めようとするし、犯人もたった二人と少なすぎてもの足りない。
アクションシーンの予算がなくてこんな脚本になったのかな。リーアム・ニーソンがもったいない。
午後ロー映画
『96時間』のつもりでいったらちょっと、いや、だいぶ物足りない。
劇場予告しか見てないが、『96時間』っぽい宣伝の仕方だったような……
同じような間違いをした人は他にもいると信じている。
物足りない要因は、リーアム・ニーソンの"無敵時間"だろう。もう少し暴れるシーンが多いと思っていた。
この映画も一種の「ナーメーテーター(舐めてた相手が実は最強の殺人マシンだった)」モノの作品であるのは間違いない。
今回は「殺人」はしてないけれども。
真っ先に感じたのは、「敵」がどうしようもなく馬鹿。そして全然強そうに見えない。リーアム・ニーソンの手首にも劣るような間抜けが敵だとどうも……
もう少し、と期待してしまう。
突っ込みたいところはいくつもあるが、こういう映画にそれは野暮。
全世界の「俺たち」に理屈は不要だ。
ナーメーテーターが見たい! それだけで足を運ぶ。
内容とは関係ないが、邦題はもう少しなんとかならないものか。
『ファイナル・プラン』って……
この手のタイプはもう少しふざけてもいいのでは。
『リーアム・ニーソン 怒りの爆破』くらいにしていい気もする(これはこれで可笑しいか)。
邦題からナーメーテーター・ファンの胸ぐらを掴んでほしい。
偏見が強いかもしれないが、この映画を観に来た大半はリーアム・ニーソンの"絶対時間"目当てなのでは?
というわけで、結論は
「ナーメーテーター」モノとしては少々物足りないが、リーアム・ニーソンを観たい人は必ず観るだろう。
他に優先したい映画がある方は、本作は後回しで問題ない。なんなら、午後ロー待ちでもいいかもしれない。
しかし、この手の映画は定期的に必要なので、なくなられたら困る。
私は次のリーアム・ニーソンも絶対に観に行く。
文・ナーメーテーター中毒者
リーアム・ニーソンの優しい表情が好き
凄腕の爆破銀行強盗が、恋人のために足を洗って自首しようとするも、すんなりいくはずもなく事件に巻き込まれていく話。
リーアム・ニーソン演じる主人公は今回も特殊な技能を駆使して最強すぎる復讐劇を見せつけてくれるのだが、個人的には彼女だけに見せる優しい表情(特に冒頭の出会いのシーン!)や彼女に責められてオドオドする表情がとても好きだった。人間味を感じれば感じるほど、心優しき爆弾魔に感情移入して見入ってしまい、あっという間の98分だった。守る者のために闘うリーアム・ニーソンほど強いものはないので、今回も強すぎてツッコミどころもあるんだろうけども、そんなことはどうでもいい。みんなこういうのを見たいのである。
ちなみに、ターミネーター2でT-1000役を演じたロバート・パトリックがベテラン捜査官役で出演しているのでそこにも注目してほしい。終始無表情だったターミネーター役とはうってかわって、今作では人情味のある、踊る大捜査線でいうところの和久さんみたいな印象だった。欲を言えば出演シーンもっと見たかった〜!
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