ファイナル・プランのレビュー・感想・評価
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爆薬より毒薬
「爆ぜろ!」の煽り文句に痺れて、観賞。爆薬マークが10も20も付くストーリー展開かと予想して、見出しました。
しかし、私の心に付いたのは毒薬マーク。ここまで道に外れたFBIって、さすがに作り過ぎではないですか? と言うより、人は自分の欲望を満たすためならば、上役と同僚を殺害し、自首した強盗犯も、証拠を握る女性まで殺害しようと考えるような生き物?
そんな訳で、この作品の主役の一人は、間違いなくFBI捜査官のジョン。彼の極悪な魂によって筋書きは、暗黒のハードボイルドの方向に大きく傾いていった。
倉庫、街路、ホテル、病院を巡るカーアクション込みの追跡とすれ違いが、緻密な緊迫感を超盛り上げてくれました。
もちろんリーアム・ニーソンの渋さと、カッコ良さと生真面目さで、全てが浄化された訳ですが…。
「正直な泥棒」と言う原題通り、何とも優しい主役を見事に演じていました。
彼女との出会いシーンは、この先始まるのはサスペンス含みのラブストーリーかと勘違いしたぐらい、可愛らしかった。
FBI上司のショーンも、作品的には大きな存在でした。「悪」ならば、たとえ同僚だろうが、上役だろうが捻り潰しそうな、有無を言わせない迫力。巧みな演出によって、彼は離婚の取り分で引き取った犬には甘かった。
おじいちゃん
ニーソンでのアクションは正直もうきついぞ!!
動きがおじいちゃんみたいに遅い。遅くても許されるのはセガールだけ!!
自首したいのに自首できない感じ、みているこっちもんぁぁああぁぁ!ってなりそうだった。どんどんみてる側を引き込んでいくのはさすがニーソンです。
あと、女役がな。俗に言う熟女なんよな。ほんとにあった話ならいいんだが、映画でマドンナ役が熟女じゃなぁ。ストーリー上、熟女が最適だとは思うんだが、もうちょい違うストーリーにして、綺麗な姉ちゃんがよかったなー。
安定したニーソンさん映画
ですから、安心して見ていられました。 期待通りのニーソンさんでした。 ま、年齢的にアクション無しはいたしかたないですね。 無理に考古学者を演じて大怪我なさってるあの御大みたいになって欲しくないですから。 これからも頑張って、我ら高齢の星、ニーソンさん! 邦題、なんとかならんのか! honest theif …
【正直泥棒】
映画タイトルの直訳。 正直を盗むのじゃなくて、正直な泥棒。 こう書くと、ちょっと間抜けな感じがする。 そして、in-and out bandedってのは、銀行強盗だけじゃなくて、アニーと速攻付き合ったってのもそうだと思う。 最初、FBIでお金に手を出そうとするのは、別の人間かなんで思わされたので、そこは引っかかりそうだったけど、それ以外は、リーアム・ニーソン祭りです。 いや、僕だったら、自首するにしても、もっと上手くやるなとか考えながら、リーアム・ニーソンを楽しむ作品です。 あまり深く考えないで楽しみましょ。
中高年の恋愛模様
老後を心配したのか?おばちゃんに一目惚れした正体不明の流れ者 突然の懺悔に振り回されてFBIが迷惑を被るぬるま湯アクション 良い人とも言い切れない自分勝手な振る舞いと地味な爆発シーンにどんよりする 危険なドロボーは終身刑にしてください
誠実(honest)な銀行強盗(thief)が恋に落ちると
そこそこの盛り上がりはあったけれども、根が誠実(honest)な強盗っていうのは、アクション作品としては面白みに欠けるかな。 それでも悪徳FBI捜査官の追い詰め方は、なかなか面白かった。海軍時代は爆弾班だっただけあって、ハデなやつと頭脳的な技のコンビネーションでピンフォール勝ち。 リーアム・ニーソンもそろそろ色恋抜きの暴れるジジイキャラにシフトした方がいいんじゃないかな。孫を半殺しにしたギャングを全員血祭りにあげるリーアムを見てみたいな。
展開は良いと思うけど
よくありがちなパターンにはなってしまうけど
面白い作品だと思います
展開は良いとは思うのですが大スクリーンを
求める程の迫力はないので配信を待っても
良いかなと思います
割引デーにもう一本!な時がお勧めです
もうちょっと早い段階で助け合わせれば
展開的には面白かったかもしれませんね
今のニーソンのアクション映画てもうこの程度なんかな…スクリーンから...
今のニーソンのアクション映画てもうこの程度なんかな…スクリーンから初老感が伝わって来るから無理しているようにしか見えない!やはり96時間のイメージは大きいわ…
さすがにタイトル詐欺
ご存じアクション名優のリーアム・ニーソン主演作
平日にレイトショーで貸し切り状態で観賞
このタイトルからすると
政府の陰謀「ファイナルプラン」を阻止せよ!
みたいなイメージをいかにも受けますが
原題は「Honest Thief(素直な盗賊)」という
だいぶ異なる印象を持つものになります
感想としては
前述の通りタイトルから想像するに
あまりに話のスケールが小さすぎたのと
広がらない展開で入り込めなかった
リーアム・ニーソンを持て余してる感じが
しました
銀行の金庫からお金をゴッソリ盗み出すプロ
だったトムはふと盗んだ金を保管する貸倉庫を
探しているときにバイトの大学院生アニーと
恋に落ち過去を清算して新たな一歩を踏み出す
ために窃盗を告白し盗んだ900万ドルを返すので
刑を軽くしてほしいとFBIに嘆願し
ホテルでの面会を求めます
FBI捜査官ベイカーとショーンは
最初はマジメに取り合いませんでしたが
部下のFBI捜査官ジョンとラモンを派遣
二人は倉庫の大金を見るとジョンが横領を試みて
トムの抹殺を企みます
すると後からやって来たベイカーをジョンは
とっさに殺害し罪をトムに着せようとします
こんなショボいFBI捜査官がいるんだろうかと
思ってしまいますし
ショーンが離婚直後で引き取った犬を
職場に連れてくるとかあってもなくても
いいような設定を放り込んできます
トムは居合わせたアニーととりあえず逃げ
アニーにも自分の素性を明かし逃げるよう
促しますがアニーは貸倉庫から金を持ち出す
時の監視カメラ映像を証拠にしようと
仕事場に戻ったところをジョンに襲われ
意識不明になって病院に運ばれます
トムはこれに怒り爆発
元海兵隊のトムはジョンとラモンに
復讐を誓います
ショーンは当初からベイカー殺害を
疑っていましたがトムと交錯したときに
ハッキリ無実だと言い張られ
そう言えばこいつは最初に銀行泥棒を
打ち明けたときから嘘は一度も無い
と気が付きます
アニー病床を訪ねたりしたことで
殺しに来たジョンからアニーを知らずに
守ったりするようになります
トムは横領に乗り気でなかったラモンを
利用してジョンを追い詰め
爆弾で家を吹っ飛ばすなどやりだし
ショーンにジョンを逮捕させます
こういう展開だとアニーはエピローグ寸前で回復して
みたいな展開が普通だと思いますが
すぐに回復してピンピンしてたり
なんじゃこりゃって感じでした
リーアム・ニーソンも今作ではみだりに
人を殺せないのでなんともアクションシーンは
地味目でその辺で撮れそうな感じの映像が続くなど
退屈に終始した印象で終わってしまいました
リーアム・ニーソンのイメージから
このタイトルにしたんだと思いますが
拍子抜けでしたね
最高!と思ったけど皆さん意外と辛口です
ハッキリし過ぎの登場人物の性格設定や、現代セキュリティではすぐ捕まりそうな点とかありますが、、、私はとても面白く鑑賞しました。 リーアムはいつも通りよかったですが、ジェフリー ドノバンの存在がとても良かった。もう少しダイハードのようにバディ感が出て、あの悪役ももっと卑劣な面を見せたら最高に盛り上がったと思いました。にしてもジェフリー ドノバンはよかった。犬を連れているところとかもいい。スピンオフ作って欲しいくらい気に入りました。 そしてあの人T-1000だったとはビックリです。 にしてもこの監督、私が好きな作品に色々関わっていてこれから追っかけたいと思います。 他の人のレビューが意外と辛口でちょっとびっくりしました。このレベルでは物足りないってある意味スゴイですね。
良くも悪くもしつこくない
物語の3分の2くらいが「ドッカーンバリバリバンバンドーン!!!!」「これでもくらえ!!!次はこれだぁぁあ!!!!」みたいなしつこい戦いのシーンになるのかと思っていましたが(笑)、良くも悪くもそんなにしつこくなく正直「あ、これで終わり?」って感じでした。最後の車座席下の爆弾も、実は偽物だったっていうよくあるパターンでしたね。良い人すぎます(笑)
なんで自首するのか、その理由がもっと強いと良かったんですが、ただただ良心の呵責みたいな感じで拍子抜けしました。自首にこだわりすぎのように感じました(笑)
彼女も死なないし、なんなら協力的だったし、ちょっとモヤっとする部分が目立ちました。
良識ある怒れるオヤジ
リーアム・ニーソンお得意の「怒れるオヤジ」モノ。 今回は「96時間シリーズ」や「スノー・ロワイヤル」の様な恐ろしいオヤジ とまではいかない、良識ある怒れるオヤジでした。 やはりそこは、愛する人のため自首をしようとする「良識」あるオヤジらしく 派手さのない復讐劇でした。 愛する者に対する「良心の呵責」がこの映画ではキーワード。 ウソをつくのは簡単だけど、ウソを突き通すのはかなりの心労になる。 正直に生きるのもしんどいけれど、正直に生きていかないと後悔する。 どちらにしても生きていくのは大変ですね。
自首しなくてもいいのでは?
完全犯罪で人も殺してない
そもそも銀行のお金なら保険がかけてあるから実質的に誰も損してない筈なんだよね
自首する切欠が運命的な女性との出会い…
まあそこがこの話の始まりだから仕方ないけど、現実的に考えたら自首しないで平穏に暮らして、盗んだお金は匿名で寄付でもしたら?と思う
この手のジャンルに真新しさは感じないけどよくもまあ手を替え品を替え更新されていくなあと感心する
つまりとても楽しめたのです(*^ω^*)
入院してる恋人を簡単に奪取できたり、刑事が普通に侵入して殺そうとしたりセキュリティどうなってるの?倉庫には防犯カメラがあってそれが恋人を危険な目にしてあわせたのに病院にはないのか(^^;
それと、家族を持つ刑事が相方に銃で殺されるんですが、寝室で奥さんと意味ありげな会話をするんですけど、これってフラグですよ
このシーンは割と突拍子もない感じで差し込まれてる印象なんだけど、このシーン見た時に観客は「ああこの刑事は死ぬんだなあ」って気づいちゃう訳ですよ
スローテンポ
リーアム・ニーソン主演ということでド派手なものを期待していたんですが…かなり落ち着きのあるものになっていました。
全体的にニーブンズ捜査官が一貫したヒールで、良い意味で悪いイメージしか残らなかったです。ホール捜査官は善と悪の狭間を彷徨う境界線にいるキャラとしてきちんと機能していて、優しさも感じられました。マイヤーズ捜査官は犬を可愛がっているイメージがぐっと残りました。
捜査官たちが王道的なポジションにいながら、きちんと残るのに対して、主人公トムは会話のシーンが多く、アクションがそこまで多くないのでなんだか物足りなかったです。齢70歳にてあの動きは凄いなと思うんですが、おじさん・おじいさんが活躍する系では「Mr.ノーバディ」を観た後なのもあってイマイチな感じでした。
キャラクターが少ないので、キャラ自体は覚えやすく、どっしりとした会話も渋さがあってそこはとても良かったです。
鑑賞日 7/17
鑑賞時間 19:00〜20:50
座席 C-5
凡作だけど、ニーソン出てればまぁいいか
もはやセガール臭さえしてきた、ニーソン兄さんのアクション作。 今回は爆薬のスペシャリストとして、悪党とバチバチにやり合う爽快作。 残念なのは『トレインミッション』や『フライトゲーム』のような〝vs 謎の組織〟ではなく、金に目が眩んだ〝若造のFBI捜査官2人〟という、これまでよりも大幅にスケールダウンしてしまったところ… 誰が黒幕なのか?なんてスリラー要素もスリリングな展開もほぼ皆無で、敵も基本おバカさんなので、見せ場は2度ほどあった爆弾にまつわるシーンくらい… シナリオ展開はほぼ誰もが読めるシンプルそのもので、率直に言えば凡作なんだけど、そこはセガール爺さん同様、新作出してくれるだけである程度満足出来てしまうのが不思議だ 笑
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