Fate/Grand Order 終局特異点 冠位時間神殿ソロモンのレビュー・感想・評価
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見たいものと見せたいものの乖離
制作側は第一部の締め括りになるゲーティア、ソロモン、マシュ、主人公のストーリーにフォーカスしたいのはわかる。が、観客が見たかったのはサーヴァント達の絢爛なバトルシーンだったのではないだろうか? というか自分はそう。作画はいいがほとんどのサーヴァントがモブ、戦闘でも喋らない、戦闘自体の尺が少ない。
せめてもう少し喋ってくれれば印象良くなるのに。巌窟王とか。
ラストバトル、アニメという媒体だから…と理解は出来るが、主人公が自ら戦うのはやはり違和感しか感じない。これは同じスタッフのバビロニアのラストバトルもそうだったなーと。
マシュ復活の件は映像だけだと本当にわかりませんねw
微妙
キャラ全員喋ってないのが残念でした。
せっかくのオールスターサーヴァント。
10人以上は喋って欲しかったです。
みんな掛け声と無言ばっかで悲しかったです。
戦闘描写はとても満足です。
お金払ってもそんなに後悔はしていません。
マシュとロマニの物語
良かった。音楽も効果音も、作画も。魔神柱の現れ方がかなり印象強い。他の作品と比べての作画の善し悪しは言えませんが、この映画を単体として見た時、「綺麗だな」と素直に感じました。目が綺麗。なので内容以外に関しては良い方だと評価します。
自分自身冠位時間神殿ソロモンは半年以上前にクリアしてそれきりなのでだいぶ虫食い状態だったのですが、冬木からバビロニアまでの英霊とドクターの正体、マシュが死ぬというのは解ってたので、英霊がたくさん集結するあのシーンはどうなるんだろうという心配は必要なかったですね。最後の最後に共犯者も居ましたし笑。
fate/Grandorderという作品の中で、ドクターの旅の節目を迎えた局面であるがゆえにこの映画の主人公は、死を間近に迎えたマシュと人理焼却を視たゆえになんとか阻止するべく孤軍奮闘したロマニだと思います。終始みて藤丸立香は主人公とは思えんかった。。どっちか言うと、このふたりの選択肢と執念、想いに突き動かされたのがマスターである藤丸立香と感じました。事実英霊たちのように自身を武器にして戦うことができないから、ずっとマシュの盾に守られていましたし。
ゲームの方やってたので、戻ってきた後の場面をどうするかと思ってましたが、この締め方は良いと思います。むしろこれしかないかと。マスター引退してかなりの月日が経ちましたが、それでもドクターへの思い入れがあった分、全てを終えたマシュと立香を迎えたのがダヴィンチちゃんだけという事実にちょっとうるっとしちゃいました笑。前作である六章の前編後編と比べたら雲泥の差の出来なので、一見の価値はあると思います。
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