Fate/Grand Order 終局特異点 冠位時間神殿ソロモンのレビュー・感想・評価
全23件中、1~20件目を表示
二回見た困惑と興奮についてダラダラ書きます(長文注意)(映画とゲーム本編2部6章までのネタバレ注意)
初レビューです。ガチはまりしたFGO自体始めて半年も経たないうちに好きな一部の終章が映画化されると聞いてそれは大興奮でした。ストーリー、作画、カメラワーク、bgmとサウンドエフェクトどれをとっても中々高いレベルでしたけど、公開前日にチケット予約して3時間ほどしか眠れず朝一番映画館の前で待って一回目を見たせいか、興奮しすぎて疲れてしまいほとんど喋らないサーヴァント達にかなり困惑しました。特に最初のほうでアレキサンダー、サンソン、そしてヴラド3世(ランサー)のセリフ付き宝具解放の活躍があったからか、同じようなものが続くことを期待してしまい、その後7つの特異点で助けてくれたサーヴァントたちの無口ぶりがより目立ってしまいかなり辟易しました。さらにジャンヌの名セリフのところのbgmが変わってしまった事、ゲーティアの独白と会話延々と続きかなり尺を占めたところ、など自分の期待から逸れたものはそこそこがあって、途中から少し冷めたネガティブな態度で「ひょっとしたら失敗なのではないか?」などと考えながら最後まで見たけど、それでもドクター、マシュ、立香とゲーティアの問答にはなんとなく心を震わせるものを感じ、Eternity Blueが流れた後少し残念だという思いと「まあ全体的にみれば結構良かったじゃない」という思いが混ざってモヤモヤしながら映画館を後にしました。その時は結構悪い点が目に入ってきてたので星3つが最高評価でした。
しかし再びゲームに戻って2部を進めていくうちに後とある盲点に気づきました。自分は恐らく立ち絵がほとんど出で来ないせいか藤丸立香というキャラを無意識にゲームをプレイしている自分に同一化してしまったところがあり、第一人称を使うゲームの特性上立香というアバターは透明化して見えなくなっていたところがあったのは恐らくしょうがないことであるが、自分ははまりすぎて早く進めすぎたせいかそれを気にする暇なく単に勢いに任せて楽しんでしまったのです。だから自分を藤丸立香と分けて彼のストーリーをちゃんと見なくてはいけないとそう感じてしまったのです。2部5章のアフロディーテの精神攻撃、そして失意の庭での藤丸の心理的な葛藤や苦痛の描写は彼/彼女を自分のアバターとしてではなく、ストーリーの登場人物として見直すいい機会でした。話を少しずらすと7章のアニメでもメディアの特性を生かして彼を視聴者の目に届く一人のキャラとして書こうとしたけど、自分はサーヴァント中心に見ていたし、所々ストーリーの核心からずれて捻じ曲げてまで無理に彼を描こうとする努力が垣間見えてかなり違和感があるものでしたので、牛若丸やエレキシュガルとの会話など彼の人柄と英霊を理解する努力みたいなシーン良かったものの、結果的に原因の説明を省いて何故か叫んでいるシーンばかり印象に残ったのでそこは常にもう「少しだけ尺があればなあ~」高い評価はできませんでした。
そして5週目に入って映画で見る最後のチャンスだということで今度は単純にサーヴァントの活躍ではなく、藤丸立香とマシュ、ロマニーとゲーティアを主人公に据えた物語として見返した所確かにストーリーはそれに沿った展開を最大限生かそうとしていたし、一時間半程でよくまとめた作りで感心しました。それでも前述のような問題は気になるし、評価は上がっても星一つです。
尺の制限もあって一気に駆け抜けてしまい細かい描写を切り捨て疾走感溢れる映画ですが、カルデアの主人公達の奮闘をかなりよく描いていますが、サーヴァントの戦いの描写にもう少し時間を割ければより自分的にはより完璧でした。でもそうした場合ストーリーの重心が傾けるかもしれません。ファン向けの映画ですが恐らくファン同士でもかなり見方の路線の違いがあるので評価が二極化してしまうのは仕方ないことですし、無言のサーヴァントたちはそれだけ心を通じ合わせていると思ってみればまあ悪くはないと受け入れることもできますが、どうしてもできないという方もいるでしょう。最高だというのは嘘じゃないかと思いますけど安定して評価できる点(作画など)があること、万人が絶対におかしさや違和感を感じる描写やストーリーのねじれがないことで全体としてはよく出来てると思います。
全体的に微妙だった
・話の展開が雑な急ぎ足で、情緒に欠けた
・キャラクターの扱い雑じゃね…
・ゲーム本編にある英霊同士の掛け合い全然ねえ…
・とりあえず戦わしときゃかっこいいだろ
・全部セリフが説明的でくどい
・藤丸の体の張らせ方おかしくね…
脚本したの誰だと思ったらきのこさんだったのが結構驚きで、個人的にゲームの感動を映画で半分ぐらい削がれたような感覚でした。0話すごく良かったのにな
元々映画じゃなくて年末特番に向けて製作していたものだったとあったので、映画にするのは後から決まったことで仕方ないんだろうけど、だからこそグダグダ感を強く感じてしまって、ちょっとばかり冷めて鑑賞してしまいました。
脚本が映画としてはいまいちでしたが、作画や背景美術、音楽はやっぱり良かった。
アレキサンダー、ナイチンゲール、モーさんの作画が超好きでした。
お金と技術と労力が、脚本で空回りに終わった印象でした。
あととにかく杉田…って感じでしたね。言いたいことは全部杉田に言わせました。思い出すのは杉田の声ばかり…
短い尺の割には…
ソシャゲの最終戦は各魔神柱とのレイド戦だったんですが尺の都合なのか声優や作画の費用の都合なのかだいぶ簡略化されてたのは残念かなあ。
でもそれ以外は頑張ってた方だと思われる。
まぁマシュ単体でラスボスに挑んだり周りが主人公とマシュだけでなんとかなると思っていたりするのは少し違和感ありましたけどここで特定のキャラを贔屓にしてしまうといけないし仕方ないのかなあと思ったり…
あと主人公が頑張ってるのが違和感あるとか言う意見を見るけどバビロニアからその傾向はあったし 令呪を残してるのがおかしいとか言う意見もあるけど『じゃあお前ら原作でゲーティアレベルの敵にに令呪使ったの?』って聞きたい。
あと鯖太郎鯖太郎って言ってる人ほど『鯖太郎と言う言葉が効いているって思わないと狂ってしまう人達』なのであまり構う必要はないかと…
後ろで見てるだけで何もしないって言われるんならポケモンのサトシとかプリコネの騎士くんとかどうなってしまうんでしょうね?
尺がなぁ
ストーリー内容的には悪くないのだけど
尺の都合か
各魔神柱と英霊との戦いが概ねあっさりとし過ぎてしまっている
あと、まだ第一部未クリア人から見るとエンディングで文字プラス映像で描かれてはいるもののテンポが早くマシュが生き返った経緯
フォウ君の正体がイマイチ理解できなかったみたいでした
尊くない…
終章をプレイしたファン向けの内容と聞いたので楽しみしていたのですが正直言って微妙な気持ちになりました…。
所々は良かったのですが、サーヴァントの掛け合いや活躍がほとんど無く、代わりに主人公の藤丸がメインの構成でした。ですのでアンデルセンとシェイクスピアの掛け合いやイアソンの下りを期待していた私にとってはとてもガッカリなもので、また映画オリジナルの藤丸の礼装も生存を想定していないという思い切り原作のロマニの発言と矛盾するもので、あれではロマニを藤丸を死んでもいい扱いする外道に改悪しています。
また藤丸のオーバーなアクションや活躍もただの人間の足掻きというよりは第三者に無理矢理動かされてるようで不自然さをとても感じました。
映画を改めて見ると終章をプレイしていた時の感動は幻だったのかと思うようになりました……。
低評価荒らしが酷い…
まずネットでアンチやイナゴが煽ったから主人公を無双させたとかサーヴァントの活躍潰したとか言ってるの自意識過剰すぎでは…デマも混ざっている叩きたくて仕方ないって感じの荒らしレビューが目立つのがウンザリ
原作で何回も言われてた主人公の戦闘法がしっかり描写されたことがまず1つ評価点。次々サーヴァントの影を召喚して敵を圧倒するというのは画面映えしていました。最後に召喚する英霊なんかはそう来たかって感じのチョイスで素直に燃えましたよ。役割もしっかり果たしていたんで単なるファンサービスだけではなかったのも良かった。命削って回数制限つきアイテム使った辛勝を「無双」とか悪意がありすぎる。
作画、映像は派手だし出来はかなり良かったです。1〜5章のサーヴァントは映像化自体がレアなので甘めの評価になっているのもありますが、巨大な敵との戦いやラスボスとの戦いはかなり見応えがあるものに仕上がっていると思います。
藤丸とゲーティアの戦いに焦点を絞ったことは評価点。サーヴァントの掛け合いがメインと見るかこちらがメインと見るかで評価は変わりやすいのかもしれませんが、自分はそっちが終章のメインだと思っているのでこれで正解だと思います。ゲーティアの独白やソロモンへの感情、なぜ人類悪となったのか、ゲーティア視点でわかりやすく映像化されているし、それに相対するポジションにいる藤丸やマシュを中心に
なるのに不自然さは感じません。
流星の雨のように英霊たちが集結するシーンは展開が分かっていても見ていて壮観です。ゲームのラスボス戦のBGMもスピード感のある戦闘シーンにうまく合わさっていましたし、最後の泥臭い殴り合いも良かった。
気になったのは引きの絵の多用くらいですかね。fgoと6年間付き合ってきたプレイヤーとしても見て良かったと思える映画でした。
アニメ勢は嬉しいと思う
マシュと藤丸の物語としては面白いんだと思う。
でもゲーム勢でアニメ初見で見た自分の感想としては全体的に薄すぎる。時間が足りない。
マシュとゲーティアの掛け合い、フォウくんとのやりとり、ゲーティアとソロモンの対話などもっと時間をとってやるべきだと思う。キャメロットみたいに2部制でも良かった。
自分としてはマスター=自分なのであんまり藤丸に思い入れがなく、ただ藤丸が出張り続けているだけに感じてしまう。よくわからない召喚システムとか。あと令呪なにとっといてんねん、マシュに全部つかえや。ゲーティアとの青春殴り合いナニアレ。
あと声優のギャラとかで都合つかないのだろうけど無音のサーヴァントが多すぎ、せめてゲームボイスからの流用でもいいから宝具ボイスぐらい流していただきたい。
マシュの消滅シーンもあれがソロモンの1番の見せ場だと思うのにあっさりしすぎ、ゲームの方がまだ感動移入できるし泣いた。
ゲーム派の厄介オタクとしては残念な部分が多い映画でした。
円卓よりはマシになったけど、、、
円卓よりはマシだったけど、もっとキャラ喋らして欲しいし、同じかけ声だけでちょっとくどく感じたし、そこはしっかり書けよっていうところが、対して激しいシーンでは無いのに雑だったり、キャラの作画で、特にゲーティアの作画バランスが酷い。
話しのまとめ方とかバランスも、いらないところに力入れて、変に説明や語りが多くなってぐだぐだになった感じでした。
最後のところもゲーティアがただ殴ってソロモンを止めようとするんじゃなくて、もっと必死さを出して欲しいし、vs ぐだおの殴り合いも、展開唐突で、もう良いかなってなった。
一応ストーリーとバトルシーンが、円卓の時より進歩していたので、星2です。
fgoは、映画化はもうしないで、普通のアニメ化でいいと思う。
良くできていたが、あと一押し!
音楽、映像、脚本も、非常にゲーム映画化作品として良くできていました。ゲームシステムをよくあそこまでまとめたなと。良い意味で、どう映像作品化するだろうかという期待を裏切ってくれた。
他の方が言うようなゲーティアの造形も、感情的で丸っとしてて絶望感がなくなってましたが、愛を持つがゆえのビーストクラスと考えると、納得できましたし、より可愛く見えました。
色彩の歌詞にもあるように、ゲーティア・マシュ・ロマニに焦点を当てたテーマは、しっかりできてたので一つの映像化作品として満足のいくものでした。
中盤以降の展開、藤丸の活躍も、公開前に脳内で再生していたゲームでの戦闘を思い起こさせるもので鳥肌が立ちました。
不満点を挙げるとするなら、
全体的にテンポが微妙に悪く、ロマン感じるブッ千切った盛り上がりと絶望感、お祭り感が無かったこと。
一般人も見る映画として、ゲーム作品を映像化させるには、簡易召喚礼装とサーバントの再現の仕方はあれでよかったかなと思いますが、
個人的にはどうせなら120分くらいにして、前半の集結シーンに絶望感と、趣味に開き直ってサーバントの活躍シーンをお祭り騒ぎにしてほしかったです。
欲を言えばまとまってて良くできてたけども、期待感に対してあと一押し、集結シーンに“溜め”と、“それ以上の盛り上がり”が欲しかったです。
あと一つは、個人的趣味ですが、ゲーティア・マシュ・ロマニにテーマをしぼるからこそ、
ラストのエンドロールは色彩を聴きながら、その歌詞でマシュとゲーティアの物語と対比を補完したかった。それがあれば泣いていたかもしれません。
2回くらいは観たいかな?と思う良作でした。
美しい映像作品
◆映像面
✔︎キャメロットの作画に納得
引くほどにキャメロットの作画崩壊してたけど
やはりufo, A-1, Clover Worksこのあたりが
レベルおかしいという話だった。
✔︎魔神柱のCGがグロい!(褒め言葉)
敵キャラの描き方がグロくてよい。
◆ストーリー面
✔︎宝具演出をもっと見たかった
すごく楽しみにしてたけど多分10超えてない。
✔︎マシュシーンカットは違和感
これなぁ、これが唯一ちゃんとした減点要素。
✔︎挿絵と同じ描写
最後周りのシーン、挿絵と同じ構図なのは
ファンのあのシーンだ感をくれてよかった。
考察
✔︎ステラから考える特別上映 "終局特異点ソロモン"
特別上映、映像化……
そう、この作品「映画」を名乗ってないんですよ。
それは時間的な制約もあるけど、
この作品はあくまでFGOを映像化しただけ、
だと思ったんですよね。
「魔神柱潰し尽くす数の
宝具演出もっと欲しかったなぁ」
とガッカリした自分にあの言葉が聞こえる。
「ステラが、一条の流れ星が落ちる時、おそらくその場では静かな時が流れているんですよね」
キャメロット前編を語る声優さんのお話。
この時僕はハッとした。
僕らはゲームとしての演出を期待してたけど
もしあの小説が如きテキストが映像化された時
その世界ではどう見えているのか。
ステラを爆発する音で覚えてしまっている僕らは
流星となるあの一矢が本当に放たれている時、
静かな夜のとばりを想像できていない。
今回の宝具演出もそうだった。
藤丸たちが走り抜けるあの戦場で
ゆっくり各英霊たちとおしゃべりしたり
1人1人の宝具なんて見ていられないだろう。
だからあの演出方法は、
駆け抜ける戦場では無口に英霊たちは戦い
(予算の関係で声入れられないでふーではない)
として評価できるなと。
鯖好きにはすごくつまらない映画
(公式の)藤丸立香、マシュ、杉田が好きなら楽しめる映画なのかもしれません。
しかし、私が終局で一番好きだったのは怒涛のサーヴァント達の活躍だったので、この映画でほとんど一言も発せず人形のように戦う彼らを見てゾッとしました。
スマホをミュートにして周回戦闘してるのを見てるような、物語の中では多弁だけれど実はスマホを押した時に決まった文言を喋るキャラクターのイラストを見てるだけなんだよと突きつけられたようなひどい気分です。
終局で二番目に好きだったのはゲーティアとの最後の戦闘でした。
あのシーンはゲーティアが崩れ去る瞬間の最後の抵抗(でないとちょっと鍛えたくらいの一般人が勝てるはずもない)と思っていたのですが、映画では謎のボクシングのような戯れに驚き失望しました。何遊んでるの?としか思えなかったです。
記憶違いかもしれませんが、最後の脱出で主人公は走ってたと思うのですが、トボトボ歩いてる意味が分からないし、せめて足を引きずってでも走って這いずっても進むような表現にして欲しかったです。
あとは、ゲーティアの作画が滑稽だったり、キャラの引きの顔がのっぺらぼうだったり、くどくど分かり切ってる説明を口頭で垂れ流したり、とにかくテンポの悪いひどい映画でした。
繰り返しますが、公式の藤丸立香、マシュ、杉田の朗読が大好きな方以外には観る価値なしです。
アニメ、6章映画も観てきましたが、すべてはスタッフが用意した「藤丸立香」を活躍、無双させたい話だったという印象です。
主人公に感情移入していればいるほど、自分のカルデアとの乖離がどんどん広がっていく感じです。
主人公は最低限にして、サーヴァントの出番に尺を裂いた方が良かったと思います。
コンテンツを楽しめないのは自分がターゲットの客層ではなくなったからなので、黙って去ればいいし、あまり文句は言いたくなかったのですが、映画にお金を払ったからせめて最後に文句ぐらい言ってもバチは当たらんだろうと思いレビューさせていただきました。
FGO一部は楽しいゲームでしたね、ありがとう。さようなら。
大事なところを省いてしまった。
製作がキャメロットの時とは違いTV版バビロニアと同じクローバーワークスだったので期待して見に行きました。作画やおおむね展開は良くてまぁ満足かなくらいでした。ただ原作のスマホゲー版をやった後では今一物足りなさがありました。円盤でその辺を補完してもらえたら星4くらいはつけたいです。
~以下ネタバレ注意~
良かった点
・シナリオのキーマンであるロマニとソロモンを中心に描かれているのでロマニファンとしてはよかったと思います。
・とにかく作画が良い。バビロニアであれだけ派手なアクションシーンをしていたので期待していましたがとてもかっこよかったです。
・フォウ君が可愛いかった。
・後半は杉田智一メインだった。ファン的にはうれしい。
・ちゃんとエンディングをきれいに締めてくれたのでアニメ版は一区切りかなと思えた。
良くなかった(物足りなかった)点
・特異点突入後の展開が悪く言えば雑。
・ゲーム版で全サーバントが駆けつけるシーンはメインでしゃべるのはジャンヌとネロで
他のセリフはほぼ無し。サーヴァント同士の掛け合いが熱くてよかったのに戦闘中のセリフもほぼ無し。
見どころのシーンのはずなのに作画が神がかり的に良いだけに残念。
ギリギリのところでゲーム版で言えばアヴェンジャークラスが駆けつけるシーンもなし。
・マシュが最後に救われるアノシーンがカットされている。これが一番よくなかった。ストーリーの
最初から最後の締めくくりで重要なヒロインが救われるシーンがカットされてしまっているのは
正直残念というかがっかりした。藤丸とゲーティアが殴り合いをするシーンを追加するくらいならフォウくんとマシュのシーンを入れてくれ。ブルーレイ等が発売されたら是非追加して修正してほしい。
・よく考えたら声優がモブキャラ十数人いるかいないか。
不満点もいろいろ述べましたが駄作ではなく、90分の映画でうまく重要な点を抽出して映像化したいい作品ではありました。
2時間弱では足りなかった…!
前提として、ゲームをプレイした人向けの映画です。
未プレイの方やストーリースキップ勢の方はよくわからなかった映画でしょう。
その上でレビューをします。
アクションシーンやジャンヌの演説など沢山の熱いシーンはありました。マシュが宝具を防ぐシーンは不覚にもウルっと来たのも事実です。
しかし、圧倒的に尺と予算が足りなかった…!
終章の大きな魅力は、敵味方を超えたサーヴァント達の共闘シーンだったはずです。
邪ンヌとジャンヌの掛け合いや、船長達の掛け合い、円卓やファラオ、アーラシュのやりとりが見たかった!
しかし尺の都合かサーヴァントの戦う姿は各騎一瞬で終わり。予算の都合かセリフはほぼ無く、ジャンヌとネロ以外のサーヴァントは無言か一言二言のみ…寂しいよ!
あと、ソロモンの消滅からゲーティア撃破までの流れもちょっと…
ゲーティアの根幹を崩すような魔術ですよね?数分動き止めて終わりですか?何普通にピンピン動き回ってんだお前。
人王戦も個人的にはうーんポイント。満身創痍のぐだがどうやって戦うのか気にはなってましたが、肉弾戦かぁ…それこそ各章の看板サーヴァント達が集結して決戦!とかじゃダメだったのかな。尺の都合かな…と思って見てました。
ちなみにぐだのパワーアップについて否定的な意見が多いですが、私は嫌いではありません。
マシュを殺され、殴りかかってこいと啖呵を切られたぐだが、今まで通りサーヴァントに頼り切りはありえない。どんな形であれゲーティアにトドメを刺す一撃はぐだの手で撃ち込まれるべきだったはずですから。
まぁコロナ禍やキャメロット前編がコケたこともあり全力で作れなかった作品なのかなという印象でした。
叶うことなら、何年先でもいいのでサーヴァント達のセリフや演出を追加したBlu-rayなんかを発売してくれないかな…と思っております。
(ネタバレ内では長文語り)FGOプレイヤーのためのサービス
【長いので三行で】
・もっとサーヴァントの描写に尺取ってくれ、喋らせろ、かけ合わせろ、連携させろ!!
・藤丸、前に出すぎ。おまえの役割は後方支援のマスターだ。令呪はサーヴァントに使え!
・ロマニ・ダヴィンチ・フォウくんの描写はいうことなしの満点。
////////////
【ここからはただのクダまき】
最初に、FGOを遊んでいない人にはなんのこっちゃわかりません。
そもそもFGOを未プレイの人は何しに来るんだろう。地上波アニメのバビロニアの続きのつもり…??
つまり原作を知らない人のコトは完全においていくストーリーです。だが、それでいい。
その性質故にこのレビューを見に来る人はすでに映画を見た人が大半だと思うのです。
(見に行こうかどうか迷って評判だけ見ようとして、微妙なネタバレ踏んだ、、、って悲劇は起こりえないのです)
と、いうことで、今回はネタバレこみでの感想を書きます。
最初に驚いたのは魔神柱の描写の細かさです。
イボイボ、質感、ぐねぐね感、うにょうにょ感、素晴らしい触手です。
一般アニメなので、イカゲソのごとく対処されてしまいますが……。
あの映像は非常に良いものでした。
ではストーリーはどうだったのか。
前提として、この映画を心から楽しめるのはロマニが好きな方、藤丸やマシュが好きな方々です。
しかし、この冠位時間神殿ソロモンというエピソードにおいて、魅力はそこなのでしょうか??
もちろんマシュがゲーティアの宝具を受け止めるシーンはクライマックスのひとつでしょう。それは否めません。
ゲーティアの主義主張もロマニの人生も立派に感動を呼べるシーンです。
しかし。
しかし、です。
我々、FGOプレイヤーが冠位時間神殿をクリアしていた時のアツさはそのベクトルではなかったでしょう!
圧倒的な敵。数少ない物量。
藤丸とマシュだけでどのようにあの凄まじい72柱の魔神柱に立ち向かうのか。
絶対絶望に陥ったその時に現れるサーヴァント達。
彼ら彼女が、それぞれの人生で、あるいはそれぞれの特異点で相争っていたサーヴァント達が、
一堂に会して魔神柱と戦うシーンこそ、胸の奥が熱くなり、「明日も仕事なんだけど…!」と夜更かしをしながらテキストを読み進める衝動の根幹部分だったはずです。
その要素は確かにあった。あったのです。
数十の英霊が自分の意志で集結した、それはいい! ジャンヌの演説もあった、それは素晴らしい!
ましてや流星のように数十のサーヴァントが各地に降り立つシーンなんか鳥肌ものです、本当にありがとう!
いや、でも、ちがう!ちがうのだ!!!(はい、ここからめっちゃ早口モードで読んでください)
第一特異点のサーヴァントであればエリちゃんと清姫に喋ってほしかった。なんならエリちゃんに歌ってほしかった!
ジャンヌオルタが恨みがましい言葉を吐きながら宝具で魔神柱を串刺しにしてほしかった。そしてジャンヌに窘められてほしかった!
アマデウスとファントムに共演・演奏してほしかった!
第二特異点の皆様はわりと出てきた。みなさん、喋って!!
個別に戦うシーンはわりと出てきたけれど、彼らは連携をとっていなかった!
ローマ軍といえば史実では重装歩兵達の連携だろう!?
ローマ歴代皇帝の連携攻撃とか見たかった! カエサルの演説を聞きたかった! おいスパルタクス、脚本に反逆しろ!!
第三特異点チームは船の存在感が強いから忘れがちだけど、あのストーリー他にサーヴァントいっぱい出ていたからね!?
黒ひげとドレイク船長の息を合わせた「てーーーっ!!!!」が見たいに決まっているじゃないですか。どうですか
全力でビビりながら指揮をとるイアソンのへたれな晴れ姿もみたがったですとも!
あと藤丸を送り出すためのエウリュアレの歌は!?
第四特異点以降に至ってはもはやただの空気じゃないですか。
止め絵でチラっと「あ、うつった」程度じゃねぇですか。なんだよ、修学旅行で教師が撮った写真かよ!?
モーさんは見せ場をもらっているからいいとしても、ジキルもジャックもナーサリーもPもどこにいた!? なんか画面の端々にいたのは知っているけど!!
Pが子供たちを指揮して戦うシーンとか、ジキルがバーサーカーになるとか、
ゴールデンや玉藻の前もいる、ニコラテスラ博士もいるんですよ。せめてゴールデンスパークやシステムケラウノスぶちかましてよ!そこらへん期待していましたよ!?
第五特異点。おまえら、来ていたのか!?
っていうか、なんかしていたか!?
ロビンが毒づいて、エジシンが「発明品は!」とか叫んで、マハトマUFO舞わせて、
メイヴちゃんとクー(オルタ)ちゃんが蹂躙しているシーンとか出せなかったか!?
さすがにあんまりだと思ったのか、師匠が後からちょっと見せ場を持って行っちゃったじゃないですか。その師匠も、なんか喋れよ!!!
第6特異点のキャメロットチームについては、本当に、本当に登場シーンが少ないのですが、
登場するたび、いちいち一枚の絵のようにビシっと決まっていてカッコいい。ガウェイン卿、あなたの横顔が最高でした。
みな自分の意志で現れた、というこのシーンにおいて、円卓軍だけは軍団で現れているんですよ。
個々に強いサーヴァント達の活躍シーンですが、円卓だけは軍として登場している。この頼もしさ、伝われ! 横でちょろちょろしている三蔵ちゃんもかわいい。
……が、あれ? ハサンの皆さんは? どこ?? 彼らも立派な縁を結んだサーヴァントたちですよ!?
アーラシュさんにステラ打てとは言いませんが、円卓軍も含めて「登場したぞ!わー、かっこいい!!」だけなのはすごく消化不良!
せめて、アーサー王の号令のもと円卓の騎士たちが突撃するとか、ハサンが暗殺を仕掛けるとか! そういうシーンがちょっとでもあれば!
第七特異点、唯一それっぽいのはケツァルコアトル姉さんが活躍していたことくらいでしょうか。
マーリン、まったく出てきてねぇじゃねぇですか!!!!
アナちゃんに「マーリンは死ぬべきです!」って再度言ってほしかったよ!あ、ゴルゴーンから分離したアナちゃんの描写はとてもよかったです。
あと英雄王、おまえ訳知り顔でカッコつけてるけど何もしていないな!?
ルチャの姉さん、単独で見せ場あるんだから喋れよ!!!
で。
そこからは「強く縁を結んだ」というサーヴァント選別。
人選は別にいい。これについてはどのサーヴァントを選んでも必ず解釈違いを起こすからそこに言及してもしかたない。
※なので、序盤にアレキサンダー、槍ヴラド、サンソンを呼んだのもよいとする!
選び抜かれた彼らの活躍は非常に素晴らしい。ゲーティアと切り結ぶネロ陛下はかっこいよい!
ベディヴィエール卿も(騎士にあるまじき不意打ちしてるけど)まあ良い!
ナイチンゲールさんはゲーティアと拳で撃ち合うほどの最強っぷり。そう、こういうのだよ。こういうのを待っていたのだよ!
…と、こういうシーンであっても、サーヴァントはただ「呼ばれた兵力」に過ぎないのです。ネロちゃまがちょろっと喋った程度で他は喋っちゃいねぇ。
違うんだよ!!
サーヴァントがそれぞれ事情を抱えて、それでも集結してきたんだよ!
何よりダビデ! おまえ、このシーンでここにいるならなんか言えよ!!そこにソロモンいたんだろうが!
そんなことだからソロモン君が「やーい、おまえの父ちゃんダービーデー!」とか言っていじめられるんだぞ!
尺がもうちょい出せただろう。94分映画ならあと10分、ほんのあと10分だけ、そういうシーンを追加できなかったのか!?
その10分でほんと心の底から満足できただろうに!!
っていうか、追加サーヴァントは!? 巌窟王ひとりいても仕方ないだろう! 酒呑や謎のヒロインXを!ノッブたちを!
ぎゃははははって笑わせながら戦場に投下していけよ!!!
「退去せよ」なんてしょうもない言葉ではい全員登場シーン終了!とかにしてるんじゃねぇ!!
//
と、いうことでストーリーの話に戻ります。
私は上記の集結してきたサーヴァントたちの掛け合いや連携攻撃が見たかったので、それ以外はおまけです。
ロマニの描写は最高。ダヴィンチちゃんは美しくて綺麗なお姉さんやってて最高。
マシュは本当に良い子です。最高。
藤丸はあんまり前に出てきて欲しくなかった。
いやカッコいいシーンを出さないといけないって思っちゃったんだろうね。バビロニア、さんざん酷評されたもんね。
でも、FGOのマスターは凡人ですよ。意志の力と魔力タンクとしての役割があるんですよ。
藤丸がマシュの盾をもって肉弾戦を仕掛けちゃダメでしょう。
(弱っているからといっても)藤丸がゲーティアと殴り合っちゃダメでしょう。
ゲーティアと互角に肉弾線できる藤丸とか解釈違いもいいところです!
フォウくんのモノローグをエンディングに持ってきたセンスは素晴らしい。泣けます。
//
例えばね。声優さんたちに一斉に喋らせてもよかったと思うのです。
中央マイクで「ふっ」とか「はぁっ」とか言わせて、
その実、右マイクだけ、左マイクだけ拾って聞けばこのサーヴァント達がかけあいをやっているんだとかやれば作画コストなしで戦闘描写中に充分観客が満足できる「この大規模戦争のあちこちで、あのキャラたちが戦っているんだ!」と胸アツ展開になれたかもしれないのに…!
声優さんをあと十数人起用するのって、二時間映画製作費の規模で見てもそんなにお金がかかることなのでしょうか…。
せっかくですからこのレビューをみてくれた皆さん。
少しでもレビューに共感してくださったならば、サーヴァント同士の「〇〇と××のこういう絡みが見たかった!」をコメント欄にでも書いて教えてください。
私は、アーサー王の指揮で軍団戦を仕掛ける円卓の騎士たちと、ドレイク&黒ひげの一斉艦砲射撃が見たかったです。
原作ファンとしては◎だけども、、
【ネタバレ注意】
これは映画館で見るべき作品でした。
観に来れてよかったな、と思いました。
あと、原作未プレイの人にこの作品は絶対わからないと断言します。
是非プレイしてみてください。
【観てよかった点】
・アクション、映像の派手さは大変よい
・音楽もゲームのアレンジを多様していて◎
・杉田さんお疲れ様でした
・ジャンヌの例のセリフ等を聞けたのは感無量でした
・フォウくんの言葉をクレジットに使う演出も気に入りました
【観て残念だった点】
・たくさんのサーヴァントたちが助けにきてくれるところがありますが、彼らのほとんどが無言でした。『ハァっ!!』とか『フンッ!』とか程度でも声をつけて欲しかったです。
・原作がノベルゲーですから、描かれてない間を繋げる描写(ぐだお覚醒シーン等)があったのですが、そこがやはり良くなかったかなぁ。テンポ感をもっとよくするため、なるべくそこを描かなくてもよかったのでは、と思います。
総評としては2.5としましたが、
私自身、カルデアのマスターとして懐かしい思い出がよみがえり、最後は涙が頬をつたいました。
きっと多くのマスターたちが涙したと思います。
スタッフの皆さま本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。
魔神柱狩り思い出したのは内緒。期待せずに見ましょう
6周年イベントでこの作品が元々バビロニア放送後、おそらく年末特番の60分を想定して作られていたことが判明しました。テレビ放送用として作っていたら尺が伸びてしまい、劇場公開にしたそうです。そのためか不明ですが圧倒的尺不足、描写不足、無言、兼任声優のキャラでさえ無言に近いと予算足りなかったのか?と思わざるを得ない出来です。
以下気になった点
・圧倒的杉田祭り、あいつもこいつも杉田杉田杉田
・説明も杉田、ずっと説明どこに物語の主軸置きたいの?
・MVP杉田智和!!
・盾は刺すものである
・原作からの疑問、玉座までの20kmマーリンみたいに徒歩で来たんですか?さすがに転移魔術?描写はやっぱりなく突然現れるドクター。※藤丸とマシュは乗り物で移動した距離
・ソロモン王の刺青は動かすと作画が死ぬのはわかりますが完璧ないのはどうなの
・腹に穴開いてますよ。そこは苦しむ描写いるんでは?普通に喋ってますけど平気なの?
・強制退去でも無言
・全サーヴァントに聞こえる動揺シーンでもやはり無言
・ベディ喋ったっけ?同声優サンソンでさえあれだけ
・魔神柱狩り最中に止め絵
・サーヴァントVS魔神柱大戦は脳内補完
・アルスノヴァ?もうちょっと描写を
川澄さんいるしフォウくんシーン映像声有りで見たかったのですが尺が足りずエンドロールに突入。EDで歌が流れているため文章を観客に読ませるという荒業、じっくり読む暇ないなぁと思いました。
良かったのか?
・終局を映像で見れた
・時間神殿にサーヴァントが集まったシーンはさすがに良い
・箝口令のせいで全く出ていなかったソロモングッズがやっと公式から出されどこも完売。買えない
・バビロニアスタッフが作った+94分枠と理解した上で見に行くと普通に見れるが限界突破の熱い展開は期待するな
監督が作った7章アニメバビロニアは皆さんご存じイキリ鯖太郎なる語源が生まれたアニメです。キャラの解釈、解像度が全く足りておらずゲームをプレイしたマスター達は放送時度々描写に違和感を持ちました。0話で声優が感激で泣き、ファンも感激したのが懐かしい。それを全話終了までに氷点下まで持っていったのは間違いなくこの監督とスタッフです。その監督とスタッフが作った終局アニメなので出来はお楽しみです。
割引効く日かレイトショーで行ってみましょう
足りない。
fgo第一部最終章の胸アツストーリーを映像化してもらえたのは素直に嬉しかったが、期待が大きかった分、利得を求めた中途半端な出来に対する失望も大きかった。
まず、セリフが足りない。藤丸とサーヴァント、サーヴァント同士の掛け合いを非常に楽しみにしていたのだが、サーヴァントは基本無口。サーヴァント大集合の際も目立ったセリフはジャンヌ・ダルクのみで他はバトルこそすれ、セリフの無い分派手な効果音で誤魔化している感じだった。
それに、状況説明も足りない。ゲームから映画という全く性質の異なるものに描き直すうえで、独自の展開に変更し、かなりのテキストを削減したと思うのだが、その中で状況説明が抜けてしまっており、いくつか疑問が残るという結果になった。
例えば、ロマニが最後に何をしたかったのかがわからない。もちろん、原作をプレイしているのでこちらで勝手に脳内補完してみることが出来たが、それでもクリアしたのは数年前のこと。ロマニが最後ソロモンに変身してゲーティアに何をしたのかがいまいちよく思い出せず、感動が薄れてしまった。また、藤丸がトドメを刺した意味や残り一機分のエネルギーで複数のサーヴァントを召喚出来た理由、神経食い潰したボロボロの身体から何事も無かったかのように回復した点など。ご都合主義と言ったらそこまでだが、納得できる展開が欲しかった。
そして以上の不満点を補う為の尺が足りていない。上映時間は合計で90分。せめて120分で作ってほしかった。
商業映画である以上、利得を求めるのは間違いでは無いしし、納期があるのもわかるが、それでももっと時間かけてもいいのでしっかりとしたものを作ってほしかった。1年待ってと言われたら全然待てたし、エイプリルフールのネタゲーム作るくらいだったらこっちに予算を回してほしかったと思う。あるかは分からないが第二部最終章の映画化に期待したい。
まとめとしては良質だが、尺が足りん
映像化としては大事なポイントは描かれており、総集編としての役目はできていた。
だが肝心の歴代キャラの戦闘シーンの大幅カットや、その結果多くのサーヴァントがセリフどころか描写すら一瞬のモブキャラになってしまっていたのは残念だった。
この欠点はそもそも原作が、再会の会話→柱と戦闘→再会の会話を大量に繰り返すグダグダムーブなせいであり大幅カットは仕方ない、むしろ成功だとも言えるがそれにしても短かったと言える。
そもそも尺が短い1本の映画(しかも90分)で序盤の章と同じような長さのこれを満足に映像化するのは難しすぎたと思う。
個人的にこれは製作陣の技術不足ではなく、明らかに映像化に向いていない原作の欠点だろう。このグダグダムーブが原作の中間地点を喰っているため、2章に分けるにしても切るタイミングもなく完全に映画化としては不向きな作品であった。
あとラストの殴り合いも士郎言峰ほどの意味もなく、主人公への愛着がさほどないユーザーとしては地味なだけの不要なシーンだったと考える(これも原作通りなため製作の問題ではない)
全23件中、1~20件目を表示