「コン・ユ、パク・ボゴムに拍手」SEOBOK ソボク eigasukiさんの映画レビュー(感想・評価)
コン・ユ、パク・ボゴムに拍手
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なぜソボクを殺害しなければならないのかいまいち曖昧。
でも時間が経つにつれて、ソボクとギホン、孤独で傷を抱える2人が、少しずつ、そして言葉少なく、お互いを思いやるようになる様子には心を動かされる。
ハリウッドなら都合よく奇跡が起きる結末になっていたかもしれないが、最期、ギホンは引き金を引く。観てる人には分かるがこれはギホンが自分の命と引き換えに行った行為。それほどまでに二人の絆は深くなっていた。
引き金を引くか悩む時間も短かったのも、却って早く終わらせてやろうとする彼の思いやりが見て取れて苦しい。
映画の中の話なのに、ギホンのこれからを心配してしまった。そういう意味でも余韻の残る映画だった。
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