「SFというよりヒューマンドラマ」SEOBOK ソボク アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)
SFというよりヒューマンドラマ
余命僅かなギホンがクローンの青年を護衛する任務を受ける。クローンのソボクの骨髄から自分の病気を治せると聞いて、必死に彼を守る。でもだんだんソボクの純粋な心に気づいて、自分の命の為というより、ソボクを守りたいと思うようになる。
実験材料としかソボクを扱わない周りの大人たち、その中の1人である女性研究者はソボクの母なのだが、彼女とソボクの間には愛情があり、ソボクもちゃんと人間の感情を持って成長している。ソボクの純真さがとても切なく、ソボクによってギホンの心の内も変化していく様子が切なく、SFというよりもヒューマンドラマでした。結末もなかなか切なかったですね。
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