「クローンが子供ならより深みが出た。」SEOBOK ソボク はるたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
クローンが子供ならより深みが出た。
人類初の人型クローンの青年ソボクと極秘プロジェクトにより彼の護衛を任された元情報局員のギホン。永遠の命を持つソボクを狙う組織同士の争いと2人の間に徐々に芽生える特別な感情を描いたSF作品。想像以上にSF強めでした。
脳腫瘍により余命宣告を受けたギホンはある取引きをしてソボクの移送を手伝うことになる。研究施設の中で育ち外の世界に初めて触れるソボクに手を焼きながらも情が移っていくんですけど、これソボクが少年だったらもっと深みが出たのではないかと思う。ギホンとの関係性も違ってくるし、何より周りの残酷さがより際立ってくる。
爆破シーンとかは迫力はありました。ちょっと終盤の研究室の攻防はターミネーターみたいな時代感でしたけど。会長の折り畳み方は◎
ラストもなんか違ったな~。思い出ですか。君のことは忘れないよですか。美談にしてもうたな。もうあの場面で刺し違えるくらいでもよかったかも。
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