「今時にしては珍しいくらいの悲劇」SEOBOK ソボク bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
今時にしては珍しいくらいの悲劇
期待値は「The Witch 魔女」だった。冒頭の緊張感、と言うか緊迫感は中々凄くって、こりゃ期待以上かも。AKIRAのPlay Roomに期待も高まります。
ただただただ。中弛みがあり得ないレベルで萎えに萎えます。え?敵役って、軍警察を動かす権限を持つ国家保安組織(微妙にKCIAとはずらした感があるのは意図的なの?)じゃ?そんなに簡単に逃げれる?移動できるの?
などと。ツッコミたくなること必至。
と、このタルタルに弛んだサスペンスですが、ラストスパートは見ものです。鉄雄感あります。期待値「The Witch 魔女」はクリアしてないけど。
何が良いかって、悲劇完結でパート2が出来そうにない終わり方ゆえ、哀しい物語が胸に刺さってしまうところ。
「死なないクローン」と言うのが、実は無茶な設定だと思うんですが、それそのものが悲劇の伏線だと言うのも好き。
謎の傭兵部隊がぶっ放したショットガンが、ブルパップでKel-Tec KSGだったり、引き出しの中にヘッケラー&コッホ P-30だったりってのには萌えました。
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