「誰も幸せになれなくて爽快感ゼロ。」SEOBOK ソボク 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)
誰も幸せになれなくて爽快感ゼロ。
ソボクはクローンてだけで、凄いことなのに、不死で超能力者。そんな子供を守る事になった余命わずかな元諜報員。2人のSFロードムービーって感じ。
ソボクの存在を無くそうとする組織とソボクを生み出した研究所の存在意義。全て謎だった。
人類の未来の為とか命を守る為だとか、理想が一切ない。登場人物全てが個人の利益の為に行動している。ソボクを生み出した母親の気持ちも理解不能だし、こんな事、秘密でやれる訳がないぞ。
個人的な偏見もあって、韓国映画を観るときは凄く気になってしまうのが、みんなすぐ怒って大声で怒鳴って暴力を振るう。周囲より自分を優先する。それを倫理観で正そうとする人がいない。
全部当てはまってしまった。
ソボクも超能力で殺しまくり。どうせみんな死ぬんでしょって。最後は自分も殺してもらってハッピーエンド?
途中まで、バビル2世的な正義の味方を期待してたのに、悲しいエンディング。暗すぎ。
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