「超能力シーンが出てきてテンションが上がった」SEOBOK ソボク kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
超能力シーンが出てきてテンションが上がった
超能力ものが好きなので、そんなシーンが出てくるだけで気持ちが上がってしまう。
本作は、クローン人間を守るために情報局員が護衛するって話と聞いていた。ところがそのクローン人間(ソボク)が念動力を使えるなんて!砂浜で念動力を使って押し寄せる波を防ぎ石を積み上げるシーンなんか軽くテンション上がったし、後半のバトルシーンは、期待してなかっただけにかなり嬉しかった。車いすのじいさん相手にするシーンがまたいい。
でも話自体はなんだか薄っぺらい。何を目的にこんなに殺し合ってるんだ?くらいの感想を持ってしまう。それなりに銃撃戦やアクションシーンが挟まれるのだが、若干退屈してしまった。そもそもクローン人間にあんな特殊能力があるなら、血液を採取するだけでなく、軍事利用を考える輩がいてもおかしくないのに(その能力が明らかになっていなかったのかもしれないけど)。
ただし、ソボクとギホンの心が通いあった話としてはよかった。男性が年上の男性に親愛の情を込める「ヒョン(兄さん)」という呼び方。行く場所・帰る場所なんてこれから作ればよかったんだよ!
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