「ドロステに始まり」スティーラーズ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ドロステに始まり
父親はおらず幼い頃に母親も亡くして天涯孤独となったパルクール&クライム&ストリート・グラフィティ兄ちゃんが、美術品を的にするみなしご窃盗団になる話。
テント暮らしで時に無料の美術館で寝泊まりしちゃうホームレスの主人公が、駐禁を切られそうな女性を助けて逃げる最中、ロビンフッドと愉快な仲間たちに出会い、勧誘されて巻き起こるストーリー。
主人公&ヒロインは関連作品が挙がらない無名な俳優さんみたいだけど、マイケル・ケインとかレナ・ヘディとか引っ張り出して、軽妙且つ黒くストーリーを展開していくものの、ストーリーにしても演出にしてもアクションにしても、イマイチキレが悪く拭いきれないやっつけ感がある。
決してつまらなくはないんだけれど、迫力もしてやられた感もなく、そこまでしてこれがしたかった?という印象が残った。
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