映画 五等分の花嫁のレビュー・感想・評価
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恋。姉妹愛。親子愛。寂しいけれど、良かった。
漫画「五等分の花嫁」のアニメ版の完結編。
まずこの作品を鑑賞するのであればアニメの1期2期を完走することは必須だ。でなければ
キャラクターの立ち位置や関係性が理解できず、意味不明なまま終わってしまうだろう。
「アニメを見ていなくても楽しめる」作品ではないので注意してほしい。
ただアニメを全て観た上で本作を鑑賞することで大きな感動を味わうことができるから是非アニメを鑑賞して、さらに劇場で本作を観てほしい。1期2期を観ていると大きな寂しさに襲われる。ラピュタを見終わった時のような感覚だ。胸がギューっとなる。
学園祭で特定のキャラに視点を合わせるのではなく、学園祭最終日に向けて五つ子全員の視点を整合性を取りつつみせるのは感嘆した。脚本も監督も素晴らしい。
アニメでは恋と勉強と姉妹愛にフォーカスが当たっていたが、今回は親子愛についてもしっかりと描かれていてたまらない。上映開始10分で泣きそうになった。
すごく良かった。
超絶おすすめの作品ですが、もう一度書きます。アニメ観てから鑑賞してください。「アニメを見ないのであれば見るな」ではなく、「アニメ観て。そして劇場版も観て」です。
よろしくお願いします(?)。
劇場版のクオリティではない
スケジュール進行が相当余裕なかったのか劇場版として作画のガタつきが目に付き残念でした。
どうせならばアニメ3期として原作の重要な部分もカットせず観てみたかったですね。
堂々の完結!!
漫画では完結してたものの、アニメ版までもが
映画にて終了してしまって五等分の花嫁ロスに
なりました🥲
こんなに豪華な声優陣が揃うことはもうないと
思うな〜、、、
素敵な作品に命を振り込んでくれてありがとう!!
何回でも見れる作品でした!
ありがとう五等分の花嫁!!
映画の内容は2期の後半~完結までとなっています。制作会社は2期と同じです。作画や声優、内容は言うまでもなく最高ですが、一つ言うとしたら原作の細かい所がカットされているのが残念。(三玖と四葉のカラオケシーン、風太郎のバイク登場シーンなど)星5の評価にしましたが、点数で表すと95点というところです。しかし、細かいカットがされていると言いましたが、最後に五つ子が卒業旅行を指差しで決めるシーンでは映画オリジナルのシーンが追加されていました。その点を含めると完成度は全然低いとは言えず、逆に高いと言えます。個人的に1期と2期を全て見た上で映画を見てほしいです。映画だけ見るなら見ないでほしいです。絶対に1期、2期を見てから見てください!
こんな姉妹に愛されたい‼️❓前から、後ろから、右から、左から、上から、下から、あ、六人だ‼️❓
ハケンアニメの余韻もあり、時間的に舞台挨拶中継付きなので観ました。
テレビとか原作とか情報皆無です。
舞台挨拶、声優がこんなに魅力的で、才能抜群な感じに驚愕。
映画は、ストーリーばかりかセリフが心に刺さるものばかり。
アニメはバイオレットエバーガーデン以来の感動、バイオレットが月なら、これは太陽、眩しくてため息出るほど。
実写なら、彼がなにわ男子の道枝、姉妹は福田莉子、福原遥、浜辺美波、広瀬すず、橋本環奈なんてどうかな。
映画の最初は、姉妹の区別がつかないけど、最後には、それぞれのキャラが凄く響いてくる。
最高のアニメ観ました、映画として最高の作品でした、アニメファンだけでなく、映画ファン全てに、是非。
2回目鑑賞のため大幅修正&ネタバレへ移行
大ヒットし、公開から2ヶ月半。2回目の鑑賞を経て感想に大きな変化があったのでレビューを大幅に修正しました。書きたい事、全部書きます。
結末まで追えた事でただただスッキリした、1回目の鑑賞はテレビシリーズ終了以来1年数ヶ月の情報遮断の賜物。
待ちに待った、溜めに溜めたストレスが一気に発散され心の底からスッキリした。
そこから2ヶ月半後に2回目を鑑賞。初見の興奮は無い。頭をリセットさせるのには間隔は長い方が良いが公開終了が近づいて来たので8月8日、連載開始5周年のこの日に観て来ました。(5周年はたまたま)
1回目は誰が花嫁に選ばれるかという、言わば終わらせ方に注目して観た。それは誰かにスポットを当てた見方にはなりにくい。あえて当てるなら気弱で支えたくなる存在でありながら大きく成長していく美玖。だがそんな見え見えの結末になるか?という疑念もあり視点は散り、俯瞰ないしは風太郎視点になりがちであった。
それでも四葉が選ばれた結末は驚きであったが納得も出来た。作品構成上、意外な結末は落差がある程、響くものということもあり、選ばれた後に四葉の心の動きが描かれる。
すべてを知った状態で観る2回目。視点は四葉に固定出来る。自身の想いを隠し風太郎に接し、姉妹を後押しする四葉の視点である。わからず観た1回目とわかって観る2回目。ただの天真爛漫ではないとわかった2回目を四葉の視点で観る「映画五等分の花嫁」は違う作品であった。
自身、大きく変わったのは、1回目泣けなかったのが、2回目は泣けたことだ。四葉の抱える負い目が丁寧に描かれていたのを1度観ていたから、自分の想いを隠し、思い詰める四葉の心に始めから感情移入出来た。
また報われなかった二乃の美玖が抱き合うシーンはテレビシリーズの結末として1回目の鑑賞では一つのクライマックスでもあった。
ここからは1回目も2回目も至る結末はわかった上で観る作品で形を整え、綺麗な着地を目指す。
完全に中野四葉の物語となった。
逃げ出す四葉を追いかけ転倒する風太郎に好きと答える四葉の体勢は1期であったあのシーン。その時は「ウソ」とはぐらかした四葉だったが、今回は「ウソをつけない」と答える。初めから観続けたファンへの心憎い演出だと感じた。
「特別な存在」という枷をはめられ、こだわり、迷い、失敗し、特別であることを放棄した四葉。許す姉妹に対して感謝と負い目を持ち続けた態度は天真爛漫に見えて実は美玖より卑屈だったことの裏返しであったのではなかろうか。
四葉は自室でどう過ごし、どの様な想いを巡らせていたのだろう?テレビシリーズから映画まで、四葉の部屋が描かれた印象が無い。もしかして1度も描かれていないのでは?
諸々、考えを巡らせ、噛み締めた約1年半。思えば2期放送中からNetflixで一気見を始め、最終回で追いつきリアルタイムで映画公開を知った。その後はコミックスをテレビシリーズ分のみ読み、数度に渡りアニメを視聴した。
映画は舞台挨拶ライブビューイング付きで鑑賞、その後映画分のコミックスを読み、五等分の花嫁展にも行った。一連の作品群として多くに参加出来た事を含めて、すごく楽しい視聴経験だったと思います。
そして視聴経験を締め括った2度目の映画鑑賞、やはり四葉が選ばれたことを嬉しく思う。当初、美玖を応援したくなる構成だった。そして作中、美玖を応援していたのが四葉だった。四葉は無意識に自分を投影する対象であったのかも知れない。仕組まれたものなら素晴らしい仕掛けだ。まんまとはめられた。
エンドロールも秀逸だった。アルバムを捲り、振り返り懐かしむ様な手触りを感じるエンディング。あとを引く余韻はほろ苦くも爽やかで一連の作品を締めくくるに相応しいものだった。
本当に良い作品に出会えたことに感謝。大満足です。
2022年8月10日更新
今までありがとう。とても良い作品でした。
始まりから伝わる終わり感。そこだけで、懐かしさやら何やらが込み上げてきて泣きそうになる。
内容を知ってるからか、ラストはこいつだろう、、感が感じ取れてしまった気がする。
文化祭の一人一人分けて描くシーンには全員に惚れた♡
原作から好きで、最後まで映像化してくれてありがとう。一つの作品の終わりを感じてしまい、嬉しさと切なさと色々混じり、、。
とても良かったです。原作読み直してもう1回見に行こうと思います。
今まで本当にありがとう。素晴らしい作品でした。
5つ子サイコー! 楽しかった!面白かった!
完璧でした・・が
最初から最後まで、スクリーンに見入っていました。
完璧過ぎる出来でした。
もしTVシリーズとして製作していたら、ここまで感動しなかったかもしれません。
映画の形で製作してくれてありがとうございます。
これで五つ子達のストーリーが終わるのは残念ですが、最後に最高の花火を見た感じです。
と、それはいいのですが、最大の問題がありました。
それは、売店にドリンクホルダーが売っていなかったことです!
売り切れでなく、元から販売していませんでした。
何で〜(T ^ T)
五等分の花嫁映画の感想
正直に言うと結構良い、と自分は思いました。入る時には大量の人がいるので気おつけておいた方がいいですね。
そして悲しかった事として、入場特典がもう終了してると言うことですね。1日経っただけで無くなってしまうのは悲しいです。
映画は結構原作よりなので楽しめますよ。
だけど、出来るだけ原作を読んでおいた方がいいです。急展開すぎるので。
あとちょっと所々変わってるんですけどね。
一人一人「○○の場合」って行うのは自分的には好評です。
そして数個作画崩壊?と言える場所がありました。可愛かったんで大丈夫だと思います。
あとなんと言っても
鳥肌→にやけ→感動の無限ループです。
本当に色々な人に見て欲しいって思いました!!
最後のアニメ化が映画の場合
これは正直難しいです。
私はこの作品の原作が好きです。といっても、原作を読んだのは、今回の映画を見る直前なのですが。テレビシリーズはリアタイで追いかけていて、今回映画を観るにあたり、悩みに悩んで読みました。まぁ、原作段階でいくらでもツッコミどころというのはあるわけですが、でも最終話まで楽しんで読んだくらいにはこの作品が好きです。(誰推しとかは変にネタバレになりかねないんで言いませんが...)
ここから長くなると思うので、先に結論を言っておくと、作品を楽しむという意味ではまず原作を読むことをオススメします。アニメは、美味しい所だけ「美味しい」って味わう程度にするのが良いかなぁと思います。個人的には第2期は美味しい所が多くて好きです。
◯映画として
まず前提として、近年ではアニメ以上に映画を主に観ている私としては、この作品に限らずテレビシリーズの続編または完結編を映画にするというやり口にはこれまでもこれからも賛同することはできないです。私にとっては、映画はそれ単体として成立しているものであり、90分程度で起承転結が描かれる事の美しさがあると信じています。そこからすると、今までのシリーズを好きな人のために作られた作品というのは評価しづらいです。作品本編そのものの面白さと思い入れ補正を区別する事が難しく、観る人の個人差を生みやすいからです。
これは最近のMCUなんかが、特に難しいコンテンツになってるなぁと思います。私はドクターストレンジ2は好きなんですが、ワンダヴィジョンは観ていません。これだけでも相当変わると思います。
なので、この映画のレビュー点が高くなる事自体はおかしいとは思わないです。元々好きな人が観に来て「好き」ってなる人が多いっていうのは、そりゃあそうだろうという感じです。勿論、人によって意にそぐわないというのはあるかもしれないですが、基本的には「好きになりたい」って人が来るコンテンツですから、よっぽどの事がなければ評価が劇的に悪くなるというのは起こりづらいでしょう。
ただ、この映画はクオリティが高いかといえば、それは別問題です。
◯私が思う原作の魅力
ザックリ言うと、この作品は一男多女なハーレムラブコメ作品です。
私は大体こういう作品を好きであり続けられるというのは中々ないんです。理由としては3つあって、
1つ目は「誰も選ばないことが多い(または、完結しない)」、
2つ目は「選ばれたヒロインが何故選ばれるのかの(あたかも論理的な)理由づけをすることが多い」、
3つ目は「選ばれるべきヒロインはこの子!と言わんばかりに他ヒロインが持ち上げたりする」
というのがあります。
つまりは、この「五等分の花嫁」に関してはこれが最後まで無くて、さらにはマルチエンディング的可能性を最後の決定打まで貫こうとしてくれた事に感動したんですよね。心底「誰が選ばれてくれてもいい」と思えている、つまり5人ともがメインヒロインであり続けてくれたというのが本当に素晴らしいと思いました。それがまぁ、上手くいってない所もあるなぁと思いつつではありますが。w
さらに、これはハーレムラブコメ方向ではなく、五つ子1人1人の自己確立の話にもなっているため、選ばれない事でお役御免にはならず、それぞれが1人のキャラクターとして一人立ちしているという所をちゃんとやっているというのは凄く好きでした。
◯第1期テレビシリーズについて
私の体感としては、このテレビシリーズ以降で人気がすごく出たという印象が強いのですが、正直驚きでした。
何故かというと、第1期は本当に頭が痛くなるほど、五つ子ちゃんたちが可愛くないんです。「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」も私はリアタイで観てた時は愕然としたものですが、「五等分の花嫁」はあそこまでではないにしても少し思い入れがあっただけにかなり辛かったです。『「可愛い」が重要な作品で何してくれてんだ!』ってなりながら、脳内補正をかけて視聴していた事は今でも忘れません。
あと、私はそんなにグッズは買わない人間なんですが、この第1期のデザインのグッズが展開されてた時期はかなり苦しい思いをしました。カードゲームをやるので、その関係でスリーブが欲しかったりするわけですが、この時期のスリーブには本当に惹かれなかったです。
◯第2期テレビシリーズについて
これは凄い楽しかったです。何よりも全体に施された整形手術。第2期第1話に二乃が初登場したときの「そうこれ!」感は凄かったです。とにかく、第1期はデザインもそうですが、彩色がとにかく観てて辛かったので、もう甘々な私はこれだけで100点です。しかし、さらに第1期以上に1話あたりで繰り広げられる5人の群像劇感が強くなって、1話1話の見応えもかなり上がりました。もう、良いところばっかりです。
◯「映画 五等分の花嫁」について
ようやく本題です。w
まず、疑問なのが「この作品は映画向きなのか?」という事です。結論としては、絶対にテレビシリーズでやった方が良かったと思います。これは、前述したマルチエンディング的側面、つまり1人1人のヒロインのエピソードがそれぞれに確立しているためです。映画の学園祭の話というのは、正に原作のまんま各ヒロインごとの文化祭を順番に描くという構成になっています。つまりは、1本の起承転結ではなく、5話分のエピソードを繋げたようになってるということです。そのため、1連の流れとしての起伏は映画として観た時に歪だと思います。これは最近だと「ザ・バットマン」「シン・ウルトラマン」なんかが同じ事になっていますね。さらに、これは映画の上映時間としての限界で、エピソードがややダイジェスト的で全体に忙しないものになってしまっています。とにかく、間とか余韻ってやつがとことん足りてないなと思いました。
次に、アニメーションとしてのクオリティはどうなのか。これも映画で1800円取るほどかと言われると疑問です。「鬼滅の刃と同じ値段か?」と言われると辛い。キャラデザのクオリティは第2期から上りも下がりもしてないというかんじだと思います。ただ、大画面で観ると、テレビでは気にならなかった(またはそこまで観てなかった)画面内のスカスカ具合が気になりました。これは画角とか見せ方の問題でもあると思います。あと、動きでしょうか。これはですね、学園祭初日のオープニング催し、これで100点です。いえい。
最後に、学園祭後夜祭スケジュール終了直後の話。というか、まぁ1人を選ぶエピソードですね。勿論、誰だったとか言う気はないですし、前述した通り誰であっても私は良いと思っています。推しは勿論いますが...。
ただ、ここに関してはある改変をしています。そこだけは、その他の何を忖度したとしても、私は擁護できないと思いました。
この改変にはいくつか問題があって、1つは重要な「1人を選んだ」瞬間の勢いを失速させてしまっていること、そして、前述した「(あたかも論理的な)理由」になってしまっていることです。幸い、その心中を主人公上杉くんは知らずに終わってくれるので、彼の選択動機ではないのですが、観客はそのシーンを観た時、その構成上そういった因果を見出さずにはいられないと思います。それをできるだけ抑えてくれていたのが原作の美点だっただけに、これにはショックでした。
◯まとめ
長々と書きましたが、思い入れのある作品が完結した感慨深さはありました。いつぞやのEP9のように、「早く出たい」とかも思いませんでしたし、それなりに楽しくみました。
これは本編とは関係ないのですが、私は公開日のレイトショーだったのですが、満員御礼でした。劇場内の久々の光景に上映開始前から、少し感動してしまいました。
以上。ではまた。
五等分の軌跡
映画化?なんで?とは思いましたが、1クールでまとめるにはやや短すぎるし、OVA形式でも微妙、だったら映画にしようという思い切りの良さに感服です。(ただ予告含め2時間半は中々に長いです💦)
アニメ2期の終わりからの続きなので、前提知識が無いとわりかし観る分には厳しいかなとは感じてしまいました。
基本的には文化祭以降の話で展開されますが、その中でも原作には無かった部分も映像化されていて中々に楽しかったです。文化祭での五つ子たちのifのストーリー、特に純すぎて逆に恥ずかしくなっちゃう五月ちゃんのif(実の父親との確執と重いものも背負いつつ)は個人的に最高でした。二乃のダンスシーンも可愛らしかったです。ただこの文化祭も端折る部分はそこそこ端折っているのでそこが気になってしまった自分がいます。(割と重要だった場面もサクッと進んでしまっているのは惜しい…。)
そして四葉に告白する流れから原作の展開に戻ります。ここもきちんと映像化されていて満足です。推し(五月ちゃん)が結ばれないのは心にくるものがありますが、それでも四葉が結ばれて幸せになるのもまた良いなとなんだか親目線で観てしまいました。
結婚式まですっ飛んで五つ子ゲーム(これはやはりそれぞれの声優さんの声に特色があるのもあって見分けるのは簡単すぎる問題は解決されず…💦)やったり、両父親の対話シーンやや多めに描かれており、なんて事ないですがウルッときてしまいました。
締め方も原作準拠ですが、よくできたラブコメだなぁとしみじみ。作画が1期よりは良いのですが2期には劣ってしまっているなと思い少し残念です。
五つ子たちの可愛さを再確認できました。五つ子たちよ永遠なれ!
鑑賞日 5/20
鑑賞時間 18:15〜20:45
座席 G-22
原作見た人は…
まず初めに原作を見た人は円盤が出るまで待った方がいいと思う。
カットか所々入って且つ原作通りなので別ルートを望むなら金を払うにしても最低限の支出で抑えた方がいい。
大画面で声付きの5つ子の可愛さを見たいなら金を払ってもいいと思う。
私はそう思って見た。
また頒布される14.5巻が上映劇場が少ないからかすぐにすぐに無くなっているのもつらい。
14.5巻が欲しくてももう無いところも多いだろうから公式や講談社は14.5巻に追加の設定などを盛り込んで販売してもいいと思います。
5等分の花嫁は好きなので他所の雑誌で賛否があった各ヒロインルートを執筆してほしいと思っているので是非とも15.5巻という名目で販売してもらえるよう興行が増えてほしいと思いました。
アニメ1期2期はなんだったのかとなる内容
原作と違い四葉を選んだ理由がよくわかりません。
原作で最初から協力した四葉がアニメでは最初協力すると言いつつ落書きしてサボっています。そのため最初の協力は早く見ても三玖と同じ日。下のバスケ部のことを考えるともっと遅い。
風太郎の初期評価も原作と違い四葉含めてどうしようもねえとなってます(原作では四葉は含まれていない、初期評価は「名前しか書けてないがいいぞ」)。
また、風太郎となら苦手な勉強も頑張れるとやる気を見せるシーンは2回とも(睡眠薬を盛られる日と三玖が勉強会に来た時)ありません。
話の順番の変更から中間試験前にちゃんとバスケ部を断ることもしていません。一番最初に変わったと言われた後にこれが発覚してます。このため七つのさよならで「バスケ部の時みたいに断れなかったのか」とも言われてません。
陸上部へも黙って助っ人に行ってます。
花嫁を選ぶ理由の感謝とつながる勤労感謝ツアーも普通の休みの日になってます。
同じく感謝につながるお礼のキス後の風太郎もただびっくりしたような反応に改変されてます。
ブランコの練習も風太郎はしていません。
一方でメリーゴーランドで意味深に風太郎が三玖を見つめるシーン改変が入ってます。
「問3が違う」のシーンの戦国時代の問題集も「4」の筆跡から三玖が手伝ったと思わせるものになってました。
変化球勝負でも風太郎は翌日に昨日のことを本物の三玖に聞いても意味がないため追及しておらず「一昨日」の話をしており原作とは違い前日の登校中(四葉が夏服なので放課後のシーンとは日にちが違う)映画の話をしてきた一花の変装につきあって「三玖」と言って修学旅行でつきあうのをやめてます。三玖から映画の話を聞いたシーンはなくなってることからもこうなります。
しかし映画ではそれらが全て無かったことかのように原作の残りの部分でアニメ1期2期は関係ありませんと言わんばかりの内容。じゃああの改変はなんだったのかと思います。理由なしですか?
それとも描写はまったくないイベントが起きており、起きてるイベントは起きてないんですかね?
アニメが原作通りの流れで映画が原作通りの結末だったなら文句はないです。
ただ改変をしたなら映画でも改変に沿った流れにしてほしかったです。
もしくは改変した理由に納得いく説明を入れてほしかった。
四葉を勤労感謝ツアーで見つめる描写は削除しました、三玖を最後の試験で見つめる描写を追加します、意味はないし説明もしません。作者は誰もが納得できる結末を目指すと言ったそうですがこれに気づいて納得する人って0人だと思います。嫌がらせとしか感じない。
四葉を選んだのがずっと支えてくれたからと言われても説得力が原作に比べてガタ落ちしてます。中間試験中もバスケ部通ってました、でも最初から支えてますとか言われても。1番協力的というので解釈しようにもスクランブルエッグで五月が三玖だと発言しているため四葉と考えるのは厳しいです。
四葉に非協力的な描写追加、三玖に協力的な描写追加、でも四葉を選びますって何がしたいのか。理不尽にしか感じない。四葉の協力はわかりにくいとかじゃないですよ、そもそも協力度合いが違うんだから。
アニメ1期2期の続きというより原作の未アニメ化部分が動くのを見たい人向けです。
諸々の改変に気づいてなかったなら楽しめたかもしれませんが「途中までの予定を変えてやっぱり原作と同じで行こう」という方向性の転換が入ったようにどうしても見えました。
せっかくの好きな作品がこのように終わって非常にがっかりです。総じて四葉好きであってもちゃんと読み込んだ人ほど納得がいかない結末になってると思います。
特に手書きの問題集の筆跡が三玖の「4」だったことに何の意味もないのは仕草も声もふとした癖も見分けても意味ないものというメッセージに聞こえ最悪でした。作品が掲げた愛を自ら壊すようなものです。映画のスタッフは似たようなもんだろと思ってるんでしょうね。
パンフレットの監督インタビューも読んだのですが自分のところへ来ると思ってなかったのは四葉のみと言ってある辺り原作をちゃんと読んだのかも疑わしい。(三玖もなんとなく四葉が選ばれることを察していたのが五時間一部屋でわかり教室で待ってもいなかった)。
脚本インタビューも風太郎がふらふらしていないというの間違ってると思います。9巻時点で1人を見分けられるから告白の練習をしたものの徐々に全員を見分けられるようになってしまった、だから自分が本当に誰を思ってるのか結論を出すために迷って本を読んだり即返事を返せなかったり真剣に悩んでたんじゃないですか。それゆえ一花や二乃にも焦らされたわけで。興味もないのに返答を保留したり嫌われると思って焦ってたらそっちのほうが遥かに嫌なヤツでしょ…だからこそ5人全員見分けられると思うとも5人とも好きだとも誰も選ばない(差をつけられない)とも言ったわけで。5人が好きに対し笑ってしまいましたがその気持ちもわかる、全員大切なのも正直な気持ちと書いてましたが笑っていいわけないだろ。風太郎なりに真剣に考えた言葉に何言ってんだと思いました。その後誰から見分けられるようになったという発想を初めて武田たちからもらい誰がのどこが好きだったところか思考し結論が出る。そのため「この選択(四葉を選ぶ)はあるいはこの選択をすること(答えを出す)は正しかったのだろうか」というドアを開ける直前ですらどこか迷っていた心情がまだ出てるわけで。その本当に考えて考えた誠実さにつば吐くようなもんです。
修学旅行のバスでもやっぱり三玖かそうでないかをわかってた、三玖も見分けられるくらい自分は好きなのかと思い2人の間で迷ってるからこそ「いつかは決めなくちゃいけない日がくる(四葉への忠告のみなら「いつか」決めるという言葉にはつながらない)」といって最後に「だが(待ってほしい)」としその後に恋愛本を読んで気持ちの答えを出そうとしてるわけで。ふらふらせず気持ちが決まってると考えてるならなんで本読んで改めて答え出そうとしてると思えるのか。それなら即ブランコ告白に移ってますよ、普通。ネットで見かけた意見を鵜呑みにしたかのような浅さでした。
映画の感想という範疇を超えそうなので1期2期含む細かい描写が他にも知りたい人向けにおまけとしてちょっと書きます。全部だと長過ぎるので一部ですが見たい人はどうぞ。
おそらく屋上の告白最終日の2000日後が3月9日感謝の日になるように調整入ってます。1期が2019年設定で書かれてることでイベントの日付が週明けに変更。セリフがこの辺りで調整されてることから。花びらが1枚舞う改変もおそらくこれのせい。履歴書でも三玖が39の意味である描写を追加してます(2期4話) ちなみによく言われていた4月28日が結婚式でその2000日前の11月5日が林間学校というのは間違ってます。これは招待状風ポストカードで5月5日が結婚式とわかるため確定してます。
結婚式場に青い花、控室に残り4色の花束の描写追加。これも三玖への嫌がらせにしかなってません(1期12話)
4番目のウェディングドレスを取った伏線の削除(4巻174P)
最後の試験の四葉が読んだ話が「こころ」になっており四葉が三角関係についてどう考えるかがノートからわかる(これは良改変)
スクランブルエッグ前のスーパーで風太郎の領収書に三玖の好みの抹茶入り緑茶。別に風太郎もらいはも好みではないからなんで買ったのかわかりません。
漫画の誓いの鐘で三玖四葉がしていた詰め寄り仕草を四葉のみ削除。仕草から判断できないというテーマとの致命的な矛盾(3巻173P、1巻122P、7巻20P)。
四葉のブランコより前に変化球勝負前の一花との登校中に三玖の話をする時だけ風太郎が目が笑う笑顔をしてる描写を追加。
誕生日に風太郎が起きた時正面の歴史の本棚から手前の本がなくなってます。本棚側面と本の隙間が明確に他のシーンより広いです。この直前のノートに年号もよく見ると書いてあります。戦国知識を三玖同等に持とうとしたのかと(四葉のブランコ練習相当)。
アニメ1期花嫁が三玖と対応するように描かれている(1期12話20:55と14巻184P1コマ目)。これも三玖選ばないなら嫌がらせにしかなってません。テーマである愛があれば見分けられるを完全無視してるためミスリードのつもりでも論外です。
修学旅行前のトランプで四葉のフルハウスから四葉のクローバーを三葉のクローバーに変更。
1期OP姉妹の水玉の色で三玖のみ対応が他4人の色で風太郎が青で表現、ED最後にリボンを一瞬早く3番目の腕がつかむ、2期OP五月がケーキを6個買ってきた後風太郎に連絡し返答がないので先に食べ(OP冒頭)起きた風太郎がやってきて黒焦げのケーキを作った三玖の隣に座り2人だけケーキがある(ウェディングケーキ表現だったと思われる)、ED手を組んだ5人が映るシーンで三玖だけ1期冒頭の花嫁のポーズ。
14.5巻カバーも青い花をあしらうなよ…そこを四葉のクローバーにすればよかったろうに。ED「ありがとうの花」に合わせるにしろ四葉とつなげるなら財布をなくした後の黄色い花にすべきでしょ…
これだけやってあの結果になるならもう四葉が全く協力してなくても写真の子なら選ばれるって言われてるようなもんでしょ。
日の出祭最終盤イベントの四葉を選んだ後のスマホを拾う、逃走、行き先を教えてもらう、草むらに倒れる(その後図書館へ行く)も三玖で別エンドしないならなんで三玖イベントである屋上の告白の構成を四葉にやらせたのかわからない、これも三玖への嫌がらせにしか見えない。五つ子ゲームファイナルの並び順12435といい選ぶ理由の感謝(サンキュー=39)といい式場の青い花といいリビングルームのプロポーズイベといい三玖と四葉を入れ替えたらしっくりくるように元々作っていたようにしか見えないのですが…最後の祭りもなぜか三玖のキスが誓いの鐘モチーフ(タコの看板、日間賀島の日間賀は太陽なので「日の出祭」、押し倒してキス、学校近くのブランコ、2人の頭上に鐘※屋上にはチャイムを流す拡声器がある)だし…1コマですが三玖が「風太郎」呼びをするのも何がしたかったのか(最終話の風太郎なら見分けられるよね?の場面)
最後のやり取り「めんどくさい」も1話の三玖に対応しており漫画で四葉以外が風太郎とやり取りをしていることから伏線だったと思われます。そしてアニメでは三玖が言われるシーンはアニメ1話9話ともに削除。
入れ替える目的で描いてたのでないというなら作中の三玖のイベントはただただ四葉に取られるために存在してた印象にしかならないです。
たとえ花嫁を隠したかったとしても本編の整合性が取れないならミスリードではなくミスです。三玖好きが多いから客寄せパンダに使っただけと言わんばかりで制作からの愛が全く感じられませんでした。見分けることが愛?そんなことはどうでもいいって言われた気がします。
四葉のは伏線で、対応するように描かれた三玖のはミスリードとか言われてもそんなの結果論ですら納得できないだろって構成です。
他の方々はそもそも気づいてもないようですが本当に納得できる描写ありましたか?勝手に存在してることにしてませんか?
正直この映画が存在することによって漫画の説得力も怪しいものになったのでこの映画自身が☆1なのに加え漫画のマイナス分を含め☆-5、私が今後これ以下の点数をつけることはないというワースト作品でした。漫画を読む時今後は「四葉が最初協力してもしなくても選ばれるんだからこれ理由じゃないんだよな」「14.5巻に青い花が追加されている以上途中から四葉のクローバーが追加されてるのだけ伏線だと言うなら三玖に対して理不尽だよな」と思いながら読むハメになりました。もちろん他の起きてない描写も必須ではないとわかった以上全部説得力ないです。
三玖とのデート中に流した曲をエンディングに持ってきて四葉と結婚するってのも三玖好きへの嫌がらせすぎるし…あれは四葉への歌だったとか言われてどう納得しろと?
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