コットンテールのレビュー・感想・評価
全67件中、1~20件目を表示
愛妻を亡くした初老の夫の寂しさを切々と
それを形にして演じるリリー・フランキーがいました。
・・・髭が白くなったなぁ。
・・・不安げな表情、上手いなぁ、
と改めて感心する映画でした。
《ストーリー》
長年アルツハイマーを患っていた妻(木村多江)が亡くなった。
看病疲れと喪失感から茫然自失の夫・謙三郎(リリー・フランキー)
看病を一人で抱え込んでいた謙三郎は、葬儀の迎えに来た一人息子の
彗(トシ=錦戸亮)に喪服のネクタイまで形作って貰うほど疲れていた。
3年前までは意思疎通も出来た妻。
その明子の遺書を住職から渡される。
そこには「遺骨をピーターラビットの里、
・・・ウィンダミア湖に散骨して・・・」と
書いてあった。
1966年に撮影した明子が若かった頃に一度だけ訪れた際に写した
一枚の写真。
それを頼りに、息子と嫁(高梨臨)孫娘の4人で
謙三郎はイギリスに向かった。
異国の地で謙三郎は自分の無力をまざまざと思い知る。
息子任せにしたせいでウインダミア湖の正確な位置も頭に
入れてこなかった。
ロンドンのホテルで、気持ちばかりせいて、若い人のペースに
乗れない。
単独行動で湖水地帯を目指すものの、反対方向の電車に乗っていた。
慌てて電車を降りて、とある駅で夜明かしすることになる。
ここで謙三郎がユニークなのは、自転車で闇雲に走り出すこと。
川崎では値札の付いてないタコのぶつ切りを、持って来たり、
英国でも誰かの自転車に勝手に乗り、どこかで乗り捨てる。
朝から缶ビール、今時なのに、歩きタバコ、くわえタバコ・・・
常識が無くて、なんかハラハラする。
英語教師をしていた過去(いつまでだろう?)
発音がめちゃめちゃカタカナの棒読み。
(日本語を封印されたリリーさんは、手足がもがれたように
心もとない)
おまけにガラケーときている。
(いつの時代の話なんだろう?)
やはり高齢で地域社会から孤立していると情報から取り残されている
姿が浮かび上がる。
湖水地帯から300マイルも離れた場所で雷雨に濡れて途方に暮れていたら、
牧場主の父娘に親切にされる。
(お風呂まで入れるなんて、私にはとても出来ないよ)
(そうでもないかな?人畜無害そうだから、もしかしたら出来るかな?)
謙三郎は息子が書いたくしゃくしゃにした電話番号メモに、
なんとか公衆電話から連絡をする。
良く巡り会えたものだよ。
レンタカーにカーナビがついていたってどうやって
探したんだろう?
奇跡のように思える。
一枚の写真から、場所を特定するなんて不可能だ。
地形も変わる、樹木なんか生え茂ったり朽ち果てたり流動的だ。
ウィンダミア湖地域は2017年に世界遺産に登録されたという景勝地。
ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポーターが、こよなく愛した
湖水地帯だ。
【安堵】
息子とも再会して、謙三郎がここで良いと満足した地に遺灰を静かに
撒いて沈める。
嫁と孫はピーターラビットそっくりの兎を見つけて、はしゃいだ声を
あげている。
好むと好まざるに関わらず、優しい息子の側を、離れないで、
「老いては子に従え」
この言葉は真理である・・・そう謙三郎も思っただろう。
(寡黙な映画でしたので、心情を推測しました)
鑑賞後1時間は続く
若くして認知症を患った上に更に病を得て亡くなった妻の遺言を叶える為に、イギリスのウィンダミア湖に散骨に行く男のロードムービーです。大きな出来事の起きない静かな物語なのですが、この歳になるとそれこそがジンワリ心にしみるんです。リリー・フランキーのしょぼくれた男の後ろ姿がしみじみ。そして、途方に暮れる彼の背を押す地元の父娘の思いやりが暖かいな。
こんな映画に出会うと、「僕も今の内に妻を大切にしないとなぁ」という思いが、鑑賞後1時間は続きます。うん、きっかり1時間。
認知とは
未だ解明されていない、人類の課題なのかもしれない。
むしろこのような表現をすると大問題のようにも感じるが
実は局地的にある世代を皮切りに出現し始めた問題かも知れないのだが。
当事者意識と外野観戦で全く結論が変わるのが
認知症を取り巻く物語なんだと改めて思った◎
母さんを最後に助けてくれる存在の助け方が
色々あるように。
なかなかに優れた怪作である(^^)
リリーさんは映画運が良いよなぁ〜
there were four little Rabbits,and their names were-Flopsy,Mopsy,Cotton-tail and Peter
ビアトリクス・ポターの「The tale of PETER RABBIT」の冒頭の一節である。(この映画にも出てくる)コットンテールはここから。
ポターは世界中で知られた作家であるが特に日本に熱狂的なファンがいて屋敷があったウィンダミア湖は聖地巡礼の場所になっているそうだ。彼女は亡くなった後、遺言で湖水地方の何処かに散骨された(場所は非公開)木村多江演じる明子はポターのファンという設定で散骨もそこから連想したということなのだろう。
長く連れ添った夫婦というものは不思議なもので互いにかばい合い、自分たちの子供であっても間に入ってこられることを嫌がるようなところがある。オムツを外してしまった明子を兼三郎が風呂場で洗ってやるところ、たまたまやってきた息子のトシを憲三郎がなかなか部屋に入れない。私の亡くなった両親もあんなふうだった。
一方で、この映画では兼三郎を中心とした人と人の関係がなにか独特な感じがした。ベタベタはしていないし、かといっても乾ききってもいない。微妙な距離感があるというか。兼三郎からみた息子夫婦との関係については、トシとさつき、孫娘のエミまでがみんな美男美女であることがその印象を強めているような気がする。兼三郎が旅先で助けてもらう農園の親子との関係も不思議。ありえないほど親切にしてもらったのに別れ際はあんなにあっさりしてて良いの?と思った。こころなしかリリーさんもいつになく無頼な印象がない。
イギリス人の監督だからですかね。悪くはないけど。このあっさりした感じも。
最後に一つ。明子の両親は湖バックの写真にしか登場しないのだけどエンドロールでは母親役が真矢ミキとクレジットされていたように見えた。見間違いかしら。
父と息子はわかりあえるか?
私の話で恐縮だが、父親と心が通ったのは、今から7年前の1月、独りで暮らしていた父親が脚を骨折して入院、91歳で亡くなるまでの約2か月余りの間だった。
特に急性期病院から私の自宅近くの病院へ転院したことで毎日のように見舞いに行って沢山話をしたからかなと思う。
それまでは、独り暮しを心配する私の気持ちを汲み取ることなく、母(妻)と同じ施設に入ることを頑なに拒んでいたので、側にいてくれるだけで嬉しかった。
兼三郎と慧も、妻であり母である明子の死によって再会し、ぶつかりながらも相手を思う中で寄り添えた。
父と息子は何かしらのきっかけがなければわかりあえないのか。
次はそうでない親子の物語をさがそう。
健三郎が愛おしい
不器用で、家族と上手く付き合えないどうしようもない親父、でも奥さんの最後の遺言を通してもう一度家族と繋がるきっかけをつかむ。
思いがけず涙が出ました。
若い2人の出会いから最後亡くなるまで健三郎は奥さんを不器用ながら本当に愛していて
アキコは売れない作家の唯一の理解者で
2人の繋がりが切なく愛おしくて。
すごくいい作品でした。
イギリスに期待し過ぎた
イギリスを旅するロードムービーかと思っていたので、けっこう東京のシーンが多かった。
木村多江さんとリリー・フランキーさんの組み合わせと、高梨臨ちゃんと錦戸亮くんの組み合わせは対象的なように感じて良く考えられてる気がした。
わざわざイギリスじゃなくても良かったなと思いました。
キャスティングが良かった
海外班がいたからか日本映画っぽくない雰囲気の映画だった。妻明子を亡くした喪失感に浸る兼三郎とその息子トシ家族のロードムービー。若かりし頃含め明子が健在だった頃の夫婦間のエピソードがもう少し多ければ、認知症による闘病の過酷さに向き合う兼三郎の心情がわかったかもと思った。が、夫婦にしかわからないエピが少なかったことでトシに寄り添うような見方ができたのかなとも思う。
最後の告白が心に刺さる
今回はリリーさんの哀愁漂う姿に惹きつけられました。無骨で自分本位で、どうにか妻の願いを叶えようと息子に不器用な態度をとってしまう姿がもどかしくてたまらなかった。「一生のお願い」よりも「最期のお願い」という言葉がなによりも執拗な行動をさせた原因になってしまったのだろう。夫婦や家族がいれば、誰もが経験する大切な人の別離と病気。妻に対する優しい言葉遣いや労る介護が、苦しくて切ない。うまく対応できなかったことで、息子に対する嫉妬めいた思いを抱いてしまう感情もなんとなく察せられる。
錦戸亮さん演じる息子の目と母(妻)の目が同じに見えました。父(夫)を責めるような、願い乞うような視線。そして、木村多江さん演じる明子の表情と幼い声が悲痛で涙しました。とても好きな女優さんです。
兼三郎が1人のとき、目的のウィンダミア湖までの道中に出会って助けてもらった父と娘の親子も、とてもいい味出してるなぁと。他人だからこそ話せることもあるし、親切や言葉も素直に聞くことができる。最後の告白は私にとっては意外で、だからこそ心に刺さりました。
物語は静かで浮き沈みは大きくないけれど、イギリスの風光明媚な自然風景は美しく、沁沁と心があたたかくなりました。
ふわふわしっぽを追いかけて。
リリーフランキーと木村多江ならキャスティングは間違いないでしょう。家族だからこそ言えない本音を胸の奥にしまいこんで、美しい景色が広がるイギリスの湖を舞台に少ない登場人物で描く家族の映画です。
思っていたより重いテーマで、なかなか辛いシーンもあり、自分もいつか親の介護をするんだろうなとか改めて色々考えさせられました。観る側の解釈に委ねられるシーンが多くて、父と息子がようやく語り合うところも、それ結局どっちなん?ってなりました。その辺が私にはちょっと分かりにくかった。
錦戸亮と高梨臨もすごく良くて、息子夫婦と父親との微妙な距離感なんかはリアルで良かった。
愛を家族に伝えていますか?
妻を亡くした男が妻の遺灰をまくためにイングランドを旅するヒューマンドラマ。若かりし頃の妻との出会いのシーンから始まり、晩年の闘病生活までだれもが共感するようなドラマとなっている。地味な展開だありながら観客を引き込むリリーフランキーの演技力がさすが名優といった印象。個人的には冒頭の妻との出会いを描いたシーンが非常に印象的で恒松祐里の魅力が上手く引き出しているように感じた。
2024-43
家族の再生
日本映画らしからぬ静謐さとしっとりした演出…と思いきや英国人監督で日英合作とな…
物語はあくまでミニマルながら、リリー・フランキー演じる父親と錦戸亮演じる息子という残された家族の再生を描く。それをさ、亡くなる前にセットアップする木村多江演じる母親の偉大さよ…
リリーさん演じる父親のやさぐれっぷりも、若き日の二人の姿を見ると納得。まさにホントの愛の物語だとわかる…
しかし木村多江の若い頃が恒松祐里ってのはなかなかの説得力。いいね。
もう少し全体的に配慮が欲しかった…という一作。
今年98本目(合計1,190本目/今月(2024年3月度)16本目)。
(前の作品 「オーシャン・クライシス 沈黙の核弾頭」、次の作品「Moonlight Club in 長寿庵」)
ストーリー自体はほぼほぼ一筋で、遺言の内容を果たすためにイギリスにいって散骨をするだけ、という本当に単純なロードムービーの亜種の類で、ストーリー自体にひっかけ要素がまずなく(ただ、途中で時間軸が結構変わるのは混乱するかも)、日英合作という事情からも、どちらの文化も取り入れたという考え方から「混乱の要素はないが、逆に短い放映でストーリーが一つだけである」ので、個々気になる点もあります(この点後述)。
映画のサブ筋としては、いわゆる末期医療に関することや認知症に関すること、また「親の介護は子の義務か」というような、今でも議論されるようなところに飛ぶところはありますが、それらはあくまでもサブ筋の扱いのようで(日英合作という事情から、イギリス側でこれらの日本の事情がわかりにくい、というのもあるのだろうとは思います)、それらが「出てくるだけで大半すっ飛ばされてしまう」のがちょっと厳しいかな…といったところです。
今日(3/11)はアカデミー賞の発表ということもあったのか、映画館がガラガラで(賞をとった映画を放映している映画館は固定されているので)、コロナ事情の真っ最中でみられた本当に「ガラガラ」といった状況にある意味驚いたのですが(大阪市は大雨でもないし別に月曜日から映画館くらい行けるはず)、そういった事情(おそらく、賞をとった映画のほうは満席状態だった?ただし別の系統の映画館)なのだろうと思います。
ここでは感想として触れている方が少ないですが、それでも私は法律系資格持ちなので…。解釈上ごまかせない点や気になる点(これらは、この映画が90分と短いといったことからも派生する)もあります。個々触れていきます。
採点は以下のようにしています。
--------------------------------------------------------------
(減点0.3/遺言状の開封について)
遺言状は公正証書によるもの以外は、家裁に提出した上で開封する必要があり(1004条1項3項)、勝手に開封すると過料も課されます(1005条)。
解釈上やっかいなのが、「遺言と言えるか?」というタイプのもの、つまり「相続はだれそれ、土地はだれそれ」といった内容がなく、単に「散骨して欲しい」といった「最後の意志」だけがある場合にそれを遺言というかが解釈上争いがあるのですが、遺言の中身をあらかじめ知ることができない以上、「様態から遺言であると推知できるもの」には幅広く適用される(つまり、家裁での開封処理を要求する)というのが通説的な考えで、映画内の描写はややまずいかなといったところです。
※ ただし、家裁の検視を経ない内容は「過料に処されるだけで内容の有効無効には関係しない」というのが判例(昭和3.2.22(大審院のころの判例))です。
(減点0.2/散骨と墓地埋葬法、死体損壊罪等との関係)
まず、日本人が外国で何かをする場合、その外国の法や、日本では「法の適用に関する通則法」が適用されます。
散骨については現在ではよく見られるようになったのですが、墓地埋葬法、死体損壊罪に触れるという解釈論も根強い一方で、これらの散骨行為は宗教的な観点で行われることが多々あることから、「あまりに無茶苦茶なことをしない限り警察も司法もノータッチ」というのが現状で(宗教論になるので、政教分離をうたう日本ではこれらは議論しにくいので、学問上の争いとは離れて検挙例はまるで見当たらない)、実際の摘発例はほぼもってないものの「学問上の争い」は実際かなりあるので、この点、何らかのフォローが欲しかったです。
※ 散骨が少しずつ知られるようになった平成10年以降では、条例で散骨を禁止する市町村もあらわれたものの、こうした規制は宗教論に基づく感情論にかかわるため、条例の撤廃を求める運動(←地方自治法)が激しく行われ、現在では「ガイドライン」等で「最低限これだけは守ってね」というようになっています(秩父市、熱海市など、散骨のメッカとされるような市町村において)。
(減点0.1/主人公の英語のレベルが変?)
序盤の回想シーンで「英語で食べている」といっている割に、イギリスに行くと英検3級の面接会場ですか?みたいな話し方しかしないのが気になりました。
--------------------------------------------------------------
海外でも田舎の人は人情味がある
まず題目に?直訳では綿の尻尾だが、茶色もしくは灰色のウサギを意味するらしい…なるほどピーターラビットだが…
父親がホスピスで鎮痛剤浸けで死んだんでわかるのだが、あんなに焼いた骨が原形をとどめない(ほぼ粉)
フランキーの演技は流石であるが、周りのことを考えないあの姿はどうなんだろうだけど、大概苦しかったんだと思う フランキーを支えて来てくれた愛妻を最後に…😞
しかし、裏を返せば自業自得な面も…
母親の死で、壊れていた家族が修復されたと言いたいのであれば、余りにも…😓
ウサギは関係修復のツールだったのだろうが…
私には全く刺さらなかった
期待し過ぎだったかな
すごく絶賛している方もいらっしゃるので申し訳ないんだけど、外国人監督ということもあってか、何となくもやもやするシーンが多くて、イマイチ映画の世界には、入り込めませんでした。
年代的には、主人公と同じくらいで、パートナーが認知症になっちゃうとか、その辺はリアル感があったのだけど、息子との関係性に違和感を感じました。
あと、はじめましてのデートでお寿司屋さんは、選ばないよね。
「あー、外国人監督だからかぁ…?」
と、思ってしまいました。
のっけからそう感じたので、ずーっと何かしらの違和感があったのかも。
よって、イギリスの素晴らしい景色に対して星ふたつです。
脚本がだめだとリリーさんでもつまらないことがわかる。表情等の演技は...
脚本がだめだとリリーさんでもつまらないことがわかる。表情等の演技はいいし、何なら男のエゴもダメさも描けてるけど、なぜ今まで仕事一途だった彼がここまで妻の介護をしてるのかさっぱりわからなかった。息子のほうが妻には信頼があることはわかっても。主観的すぎて、つまらない。イギリスは美しかったし、農家の父子は良かった。
これ以上ないくらい期待通りの映画でした
妻の喪失と向き合う旅、家族愛、穏やかな英国の風景。
予告編で惹かれて観にいきましたが、まさに想像し、期待した通りの作品でした。
週末の映画館でみて、じんわりと浸るのにちょうどよい作品。
日英合作ということで、画作りがとても印象的。
横長の画の中の、二人の会話シーン。目から口の下までのショットが多く、表情の演技が求められるが俳優陣がみごとに応えていた。
淡々とした会話の中にも、どこか緊張感を感じる。
英国の風景も緑と人物のバランスがとてもいい。
登場人物のざわつきと和解をあらわす、天気と風景が効果的に使われている。自然も含め、俳優といってよいほど。
尺も90分あまり、ちょうど眠くならないくらい。ここち良い時間でした。
意外な映画体験もよいですが、求めていたものがそこにある、それもいい。
兎追いしかの山(ロンドンからおよそ120キロらしい)
2024年映画館鑑賞16作品目
3月10日(日)イオンシネマ新利府
6ミタポイント0円
パトリック・ディキンソン監督作品脚本作品初鑑賞
妻の遺言に従って彼女が子供の頃から好きだったピーターラビットの故郷イギリスのウィンダミア湖に行き散骨する夫と息子そして同行した息子の妻と息子夫婦の幼い娘の話
ちょくちょく生前の妻の明子が思い出として登場する
明子は若年性の認知症になり晩年はおそらく末期癌だろう
息子と父がギクシャクした背景はよくわからない
4人で仲良くウィンダミア湖に行けばいいのに父ちゃん勝手にいなくなる
単独行動でウィンダミア湖に向かうも汽車は逆方向ヨーク行き
自転車をかっぱらってウィンダミア湖を目指すも途中親切な牧場経営者と娘に助けられ車に乗せられ目的地にほぼ到着
ところが写真の場所と違う
息子夫婦と孫と合流
なんとか散骨する場所を見つけた
リリーフランキーの顔ヂカラ
最愛の妻を失った喪失感
リリーフランキーが好きで好きでたまらない人におすすめ
衰えていく木村多江の芝居
まだまだチャーミングな恒松も良い
意外と高梨臨は英語が上手に感じた
世界でも活躍した槙野の嫁だからなと思ったが彼が海外で所属していたプロチームはドイツだった
なんだかとっつきにくい内容だし眠くなる人もいるかもしれないが自分はあっという間の時間に感じた
監督がそれだけ有能なんだろう
エンドロールは平凡な海外作品
おまけ無し
文化庁ならびにスタッフの関係者などそれ以外の一般者はさっさと退場してもかまわない
あとイオンシネマに行くと何かしらいちいち粗品を貰えることが多いが有難迷惑
どうせならピーターラビットの小さな絵本でもくれよ
慧さつきエミの写真貰っても困るよ俺は兼三郎じゃないし
ちなみにタイトルはピーターラビットの妹の名前
なぜ?
配役
大島兼三郎にリリー・フランキー
大島兼三郎の若年期に工藤孝生
大島兼三郎の息子の慧に錦戸亮
大島兼三郎の妻の明子に木村多江
明子の若年期に恒松祐里
大島慧の妻のさつきに高梨臨
慧とさつきの娘の大島エミに橋本羽仁衣
道に迷った兼三郎を助けくれた農場主のジョンにキアラン・ハインズ
ジョンの娘で最近母を亡くしているメアリーにイーファ・ハインズ
全67件中、1~20件目を表示