「父と息子はわかりあえるか?」コットンテール まーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
父と息子はわかりあえるか?
私の話で恐縮だが、父親と心が通ったのは、今から7年前の1月、独りで暮らしていた父親が脚を骨折して入院、91歳で亡くなるまでの約2か月余りの間だった。
特に急性期病院から私の自宅近くの病院へ転院したことで毎日のように見舞いに行って沢山話をしたからかなと思う。
それまでは、独り暮しを心配する私の気持ちを汲み取ることなく、母(妻)と同じ施設に入ることを頑なに拒んでいたので、側にいてくれるだけで嬉しかった。
兼三郎と慧も、妻であり母である明子の死によって再会し、ぶつかりながらも相手を思う中で寄り添えた。
父と息子は何かしらのきっかけがなければわかりあえないのか。
次はそうでない親子の物語をさがそう。
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