「雰囲気映画=映画内リアルの欠除」コットンテール Route193さんの映画レビュー(感想・評価)
雰囲気映画=映画内リアルの欠除
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役者もいいし、雰囲気はいいと思います。
ただ、なんだかとっても都合の良い展開で、白けてしまいました。
ウインダミア湖を探して旅をするんですが、唯一の手がかりの写真の場所じゃなかったとか言い出して車でウロウロするときに、全く別の湖のカットが無い。イギリス特有の風景なのかな、草原というか、丘の一本道を車で走ってるような感じばかり。大きな湖の別の場所を探すシーンとかなんで入れないんだろ。
挙句に、聞き込みで別の湖だったことが判明。いやいや、もう40年くらい経ってんだから、写真1枚だけで場所わかるかな?。
ま、わかるとして、「じゃ、ここから俺一人で」って車降りてから、まあまあの距離。ほんとにそこが写真の場所かどうか確定してるわけじゃ無いのに、見送る息子夫婦。
なんだかなあ。
もっと前の、逆方向の電車に乗るエピソードとか、予告編に入れるならいい材料だけど、実際、反対方向に行ったのに、歩いてとか、自転車盗んで、地図もないのに、行きますかね。ロンドン?に戻った方がいいんでは。子供でもわかりそう。
牧場の親娘も、あんな胡散臭い東洋人をあっさり信用しすぎ。ファンタジーか。
母親の認知症はいいとして、死因は別の病気だよね。それを明かす必要はないけど、モニターが付いてたら、ナースステーションにも無線で繋がってるはずだから、看護師が訪室して初めて気づくなんてありえない。
色々、エピソードを入れたけど、料理の仕方が、あんまりだなあと思いました。
そうそう、この映画に限らないんだけど、普通の靴でどんどん湖に入っていくのって、普通なのかな。私的にはありえないんですけど。
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