「【ヒトラーと東條英機がガーナに逃亡していたという設定の超珍品。何故か台詞が関西弁です・・。カンフーシーンだけはナカナカです・・。】」アフリカン・カンフー・ナチス NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【ヒトラーと東條英機がガーナに逃亡していたという設定の超珍品。何故か台詞が関西弁です・・。カンフーシーンだけはナカナカです・・。】
■第二次大戦を生き延びたヒトラー(セバスチャン・スタイン監督)と東條英機(普段は便利屋を営む一般人の秋元義人)は逃亡先のガーナを制圧すると、空手と魔術で人々をガーナアーリア人として洗脳し、世界侵略の拠点を築いていた。
圧政のなか、恋人を奪われた心優しき青年・アデーは復讐を誓い、過酷なカンフーの修行に身を投じる。
そして、親友アカンテも・・。
◆感想
・数年に一度、超珍品に出会うが今作はそのトンでも設定とチープさでは群を抜く作品である。(褒めてません・・。)
・世界征服の為の武闘会がコレマタチープで、東条英機が大相撲の軍配の様に両者の名を読み上げたり・・。脱力・・。
・イタリアはポンコツなので同盟に入れて貰えなかったり・・。クスクス・・。
<何故か、今作のフライヤーが手元にあるのだが、何故に日本在住のセバスチャン・スタイン監督は、この奇妙奇天烈な作品を制作しようと思ったのか。
東條英機を演じた身体ポッチャリの普段は便利屋を営む一般人の秋元義人とは誰なのか。
そして、セバスチャン・スタイン監督とタッグを組んだ、ガーナのジョージ・ルーカスと言われる伝説的監督”ニンジャマン”とは誰なのか。
イロイロと謎の多い作品である・・。
フライヤーには、”ぜひ劇場で体験して欲しい”と書いてあるのだが、”いや結構です”と思った映画。今作を映画館で最後まで観た人はある意味、貴重な体験をされたと思います。>
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