「難しい問題」ブラックバード 家族が家族であるうちに りやのさんの映画レビュー(感想・評価)
難しい問題
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進行性のALSを患うリリーは夫のポールと暮らしている自宅に、長女のジェニファー、ジェニファーの夫、ジェニファーの息子(リリーの孫)、次女のアンナ、アンナのパートナー、リリーの学生時代からの親友リズを招待し、計8人で週末を過ごす事にした。リリーの病気が悪化してきたので、チューブだらけの体になる前に、みんなと最期の時間を過ごしたい、というものだった。つまり、安楽死を望み、実行しようとしていた、という話。
安楽死を望む人は居るし、有るだろうと思えるストーリーだが、終始暗くて観るのに疲れた。
色々と個人の隠している思いが吐露されて、安楽死の是非を問うだけの作品でもなさそうだった。
自分が死んだ後、残った皆んなが幸せになってほしいという意味を込めていたのかもしれないが、難しくてよくわからなかった。
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