「家族の理解と和解への輪会」ブラックバード 家族が家族であるうちに ねもちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
家族の理解と和解への輪会
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安楽死を決意した女性リリーがその家族と過ごす最後の週末ストーリー
波光る静かな海辺の家に集い、いつもの週末をあえて過ごす面々だが動揺は隠せない…
久々の再会…それぞれの秘密が明かされて行くがリリーはそれを全て寛大に受け止め、そして受け入れる…
精神的に不安定な娘達との距離や関係性も今まで伝えられなかった本音をお互いが吐き出す事により徐々に変わって行く
揺るがない決意に至るまでのリリーの葛藤や不安は想像を絶する…
決して彼女の選択が正しいとは言えませんが
リリーの人間力に「終わり」を決めた輝きと落ち着き…人生の深さをしみじみ感じました
重い安楽死がテーマではありますが
一息つける様な笑の場も時にあったり
とても丁寧に安楽死と向き合い、親子関係や人生の質に問いかける濃厚で意義あるヒューマンドラマでした
自身の「その日」まで「一日一生」…丁寧に毎日を過ごして行ければと…
最後の晩餐でドレスアップした貫禄の熟美は満点!主演のスーザン・サランドンをはじめ
ケイト・ウィンスレット、サム・ニールなど豪華キャストの並びだけでも見勝ち!
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