「TO WONDERFUL LIFE」ブラックバード 家族が家族であるうちに Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
TO WONDERFUL LIFE
もうすぐ死ぬことを覚悟した母親とその旦那の家に集められた、それを知る娘達家族と母親の親友が過ごす週末の話。
医者である夫と病気を抱えた妻という夫婦に長女とその家族、次女とそのパートナーが心の内に抱えたものがありながら交流していく。
死生観は人それぞれ、倫理がどうとかいうのかも知れないけれど、自分には非常に共感出来るその選択。
そして、それを受け入れる、受け入れようとして共に過ごす家族達。
悲しく温かい展開だけど、それだけでドラマとしてこの尺をどう埋めるのか…と思っていたら、気持ちを読み過ぎ主張をし過ぎ、少し揉めたり、引っ掛かっていたものが顕著になったり、議論をしたり。
既視感のある部分もあったけれど、悲しい中にも下ネタや悪ふざけの様なやり取りがあり面白かったし、色々と考えさせられた。
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