「インド版ニューシネマ・パラダイス」エンドロールのつづき odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
インド版ニューシネマ・パラダイス
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貧しいチャイ売りの少年が映画に魅せられて監督を志す旅立ちまでを綴った映画愛に満ちたパン・ナリン監督の半自伝的映画。
映画が大衆娯楽の花形だった時代から始まり、フィルムからデジタルに変わるまでを追っている、フィルム泥棒は頂けないが自転車やミシンを改造した映写機を子供たちが手造りしてしまうのだから、流石インド人は聡明だ。
お払い箱になった映写機が溶かされフィルムがプラスティックのアクセサリーに変ってゆく様は感慨深い。
子供の頃に初めて異世界を疑似体験した映画の感動は万国共通なのでしょう、ですから痛いほどサマイ少年の気持ちが伝わります。まさにインド版ニューシネマ・パラダイスでした。
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