「早紀さんが美し過ぎて。。。」リカ 自称28歳の純愛モンスター コータローさんの映画レビュー(感想・評価)
早紀さんが美し過ぎて。。。
高岡早紀さんとは同世代で、私が高校生だった頃、確か靴メーカー「マドラス」のイメージガールとして岡田眞澄さんとTV出演していたのが初見でしたが、顔もスタイルもその存在感や透明感も含めそのトータルな美しさに完全にやられた記憶があります。
AmazonからPrime特典で観れる通知が届いて、慌ててHDDに録り溜めていたドラマの2シリーズ分を一気に観ました。
個人的にはシーズン2にあたる『リカ リバース』のほうが面白かったのですが、今回の映画はショッキングな終わり方が気になっていたシーズン1の続きから始まるとのことだったので、ドラマを観た直後ということもあってかなり期待して観始めました。
リカのコレクションがドラマではハーバリウムだったのが、映画では3Dプリンターで作られた物になっていたり、当然キャストも豪華になっていたり、直接的なグロいシーンがあるなど映画ならではあるものの、婚約者だった奥山ケイジの仇を打つためにおびき出す待ち合わせ場所が倉庫街だったり、そこからのリカが純愛モンスターから本物のモンスターになったり、ツッコミどころ満載な展開になっていきます。
予算を使うためにあえてワイヤーアクションを取り入れたのかと思っちゃうほど無理矢理感を感じます。
原作を読んでないので何とも言えませんが、ダーリオ演じる孝子がリカ化したり、植物人間となってしまったリカが目覚める最後のオチも、正直「ん~。」って感じでした。
それでも。。。正味な話、タイトルにもありますが、「雨宮リカ、28歳です。」と演技とは言え真顔で言って聞くに堪えるアラフィフの女優さんは芸能界広しと言えどそうはいないし、そういう意味でも『リカ』は高岡早紀さんのまさにハマリ役だと思います。