「井之脇海初主演映画」ミュジコフィリア 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
井之脇海初主演映画
原作未読
原作は『コドモのコドモ』『俺たちに明日はないッス』のさそうあきら
監督は『時をかける少女(2010年)』の谷口正晃
脚本は『太秦ライムライト』の大野裕之
『ちむどんどん』の料理人矢作役としてすっかり知名度が上がった井之脇海初主演映画
ミュジコフィリア
初耳だ
ペドフィリアなら知っているけど
音大生たちの交流だ
楽器でエッチなことをする変態たちの話ではない
造語かもしれない
クラシックやピアノ演奏を聴くのは好きだが演奏者の生き様までは興味が湧かないことは『蜜蜂と遠雷』で既に自覚している
舞台は京都なのでやりとりは関西弁
関西人からすれば松本穂香は大阪人なので違和感ないだろうが井之脇海は横須賀出身なので変に聞こえるかもしれないが堪忍してや
作品の内容が内容だけに井之脇海より山崎育三郎の方が目立つ
山崎の方が音楽関係の専門家だから
音楽に対して後ろ向きで歪んでいる朔と音楽に情熱を傾ける大成との違いはアムロとシャアを彷彿させる
脚本がわかりにくい
商業映画にしてはあまりにも不親切だ
悪い意味であっという間に終わった
映画館で観たらもう少し評価を上げたかもしれないがまあそれも考慮して星の数は2.5
父や兄に憎しみを持ちピアノ演奏に距離を置くもやっぱりやめられない京都文化芸術大学美術学部映像科の新入生・漆原朔に井之脇海
朔の腹違いの兄で京都文化芸術大学音楽部作曲科の4回生・貴志野大成に山崎育三郎
朔に想いを寄せる京都文化芸術大学音楽部ピアノ科の新入生で声楽も嗜む浪花凪に松本穂香
現代音楽研究会に所属するバイオリン奏者で朔と大成の幼馴染かつ大勢の恋人・谷崎小夜に川添野愛
京都文化芸術大学音楽部作曲科の3回生で声楽科の学生に総スカンくらうほどの独創的な音楽が災いし6回留年している現代音楽研究会所属のアオカンこと青田完一に阿部進之介
アオカンと共に朔を現代音楽研究会に誘う打楽器奏者のアラマキに縄田カノン
現代音楽研究会に所属しているハラショーに多田一晃
現代音楽研究会のメンバーに所属している高田珠に喜多乃愛
現代音楽研究会のメンバーに所属しているブライアン・タンに中島ボイル
現代音楽研究会顧問で京都文化芸術大学作曲科准教授の椋本美也子に濱田マリ
龍大成親子を嫌う京都文化芸術大学音楽部学部長の大河原康正に辰巳琢郎
アオカンを嫌う京都文化芸術大学教授中上善に栗塚旭
京都文化芸術大学教授の宇津木貢に茂山逸平
京都文化芸術大学准教授の佐伯綾乃に佐藤都輝子
京都文化芸術大学助教の近藤由利子に上野宝子
京都文化芸術大学総長にきたやまおさむ
長竹店主に大塚まさじ
朔の母で元チェリストの漆原君江に神野三鈴
大成と朔の父で作曲科の貴志野龍に石丸幹二
大成の母で龍の妻・貴志野亜希に杉本彩