ピーター・パン&ウェンディのレビュー・感想・評価
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冒険要素が少ない大人向け
ディズニーアニメ「ピーターパン」の実写化作品のように見えますが、それとは大きく異なる内容になっていました。ネバーランドで冒険するシーンが少なく、ウェンディが大人になるために成長しようとする過程が細かく描かれていました。また、フック船長が辛い過去と向き合い、トラウマをどう乗り越えるかといった大人向けのテーマが色濃く表れていた印象が強かったです。そのため、ワクワクする冒険を期待してしまうと退屈に感じるかもしれません。
個人的には、本作は別物として見た方がいいかなと思いました。
映画館用の映像化も?
大人向けピーターパン
大人になっていく…ピーターとデヴィッド、そしてジェームズ
楽しいことを…"影"こんな冒険イヤだ。楽しいことばかりじゃないカミングオブエイジ成長物語。
ケイシー・アフレックと組んだ作品や『さらば愛しきアウトロー』の好きな監督デヴィッド・ロウリー、『ピートと秘密の友達』に続くディズニー実写化でメジャーなほうの顔。
人々がこぞって夢中になれるような、分かりやすく大衆人々の心を惹きつけるようなポップなものではないけど、彼らしく温かなトーンは本作でもそのままで、何者にも代えがたい作家性そのものが本作にいくらかの魔法の粉をかけているようだ。だから、きっと届く人には届くはず。
フレッシュな魅力とベテランの安定感。大人になれ!ピーターとジェームズのかつての友情の物語から大人になること。スミー!クマは俺のものだ!ママ、大人になる準備ができた。大人になるっていうのは何よりも大きな冒険、勇気を出せばステキな世界が待ってる。あなたがいなければ世界は輝きを失う。
終わりよければすべてよし!見応えがあるかはさておき見所も魅力もある(それなりに)愛すべき作品。
P.S. あの出来事の直後に、かける一言めが「ピーター、そろそろみんなを家に」はなかなか…
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