「よく吠える犬は弱虫なんだぞ」犬は歌わない マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
よく吠える犬は弱虫なんだぞ
クリックして本文を読む
二年くらい前に表参道の映画館で見た。
画面の位置が高かったが、一番前で見た。首が痛くなった.
チンパンジーは精神を病んで死んていく。ライカ達は所詮犬死。すべて国の威信だけが残った。
さて、現在、そこで暮らす人達はどんな運命をたどっているか。言うまでもない。また、猿も犬も亀も行けなくなった所へ、国家の威信をかけて人間が行く。でも、その前に火星には何を送るべきだろう。火星だけにタコさんなてとうたろ。勇敢だし人間に従順たし、EPS細胞があって再生するだろうし、知性が人間よりは低くて、経費が抑えられるし、亡くなったら、たこ焼きにして食べれば良い。まぁ、人間が行くのは、それからで良いんじゃない。でも、火星に何しに行くの?
ネタバレあり
この映画の最後に『ナイチンゲールの鳴く朝、子犬達は、、、、、。』と言う『クダリ』。意味する所は、この国の運命か?あの国の運命か?
二つの国の運命だと私は思った。
私にとっては、タルコフスキーの描いだ『カワウソ物語』だ。
追記
ガキの頃、科学技術館へ宇宙に行った犬を見に行ったのを思い出す。よく吠える惨めそうな汚い犬だった。我が父は『よく吠える犬は弱虫なんだぞ』って教えてくれた。我が父は他人によく吠えていた。弱虫野郎だとその時思った。
コメントする