「「自由の国」(のハズの)アメリカの暗部」ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
「自由の国」(のハズの)アメリカの暗部
9/11の直後、ジョン・レノンの反戦歌が放送禁止状態になったり、
いち市民がバーで反戦を口にしたらFBIが訪問してきたり、
キング牧師の私生活をFBIが調べあげてたり、
「自由の国」のイメージとはかけ離れたアメリカの暗部、恥部を描く。
特に人種差別。
現代でも警察による黒人差別が見られることを考えると、当時はもっとヒドかったのだろう。
それが分かる映画。
やはりアメリカ映画の良さは、こうした自国の暗部を描くところ。
日本ではこうはいかない。
コメントする