「魂の歌」ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ 青島さんの映画レビュー(感想・評価)
魂の歌
奇妙な果実と言う歌には
いかに劣悪な環境に黒人が
虐げられているのか
生々しい歌詞
素晴らしい歌声と彼女の歌を
支えに生きる黒人
でも、内容が内容なだけに
歌わせないように政治的な背景が見え
それと戦うビリー
この歌を歌うことには危険をはらむが
彼女にとってこの歌は彼女の生き様のよう。
歌うか、歌わないかを迫られるシーンには警察や政治家などもいて緊迫した空気感が張り詰めている。
孤高の彼女は、薬で現実逃避をしながら
ボロボロになっていくが、
歌い続けたこの歌には
ジャズの元となる
黒人の魂が宿っているように感じた。
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