「可もなく不可もなし、個人的には何も響かない」ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ あささんの映画レビュー(感想・評価)
可もなく不可もなし、個人的には何も響かない
恥ずかしながらビリー・ホリデイの存在については名前は聞いたことあるものの、今作で初めて知った。ジャズ界では有名な方なのかしら?
申し訳ないですが、私としては見終わった後何も残らない作品だった。
主演のアンドラ・デイ、もちろん歌は上手いんだけど、心に響くような、何か訴えかけるようなメッセージ性も少なく…。
それにしても、天賦の才能を持つ歌手の多くがクスリとセックスがお約束のようにセットで描かれて、ドラッグで身を滅ぼしている。ビリーもクスリ漬け、そして男を取っ替え引っ替えだらしない。言っちゃ悪いが自業自得よ。
ただ、不遇な幼少期を過ごしたことには同情する。「奇妙な果実」の歌詞にも衝撃を受けた。
ただ、それだけ。
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カールⅢ世さんのコメント
2022年2月21日
あささん、失礼いたします。
煮ても焼いても喰えない暗~いビリー・ホリデイのお話を映画にするに当たって、事実とは異なる登場人物(黒人潜入捜査官ジミー)を加えた脚色(脚本)は許容範囲かなぁと思いました。ビリー・ホリデイは優しい音を出す繊細なミュージシャンが本当は好きだったらしいです。本当は・・・・というのが切ないです。
脚本の人、有名な脚本家で黒人らしいですよ。100%BLM映画ですね。