劇場公開日 2022年2月11日

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「ビリー・ホリデイってこんな人だったのか。」ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ビリー・ホリデイってこんな人だったのか。

2022年2月13日
iPhoneアプリから投稿

もちろん、名前は知ってたけど、ちゃんと曲は聞いたことがなかった。
タイトルから、黒人の彼女と差別意識の強い政府との裁判がメインと思って着席。
奇妙な果実という曲の社会的影響力を封じ込めたい政府が、麻薬捜査官を潜入させ彼女を逮捕。有罪確定で、一年と一日刑務所行きだ。
ん?予想となんか違う展開。
さすがアメリカと感じたのが、出所した彼女にすぐ歌う仕事がきて、チケットも完売した事。日本の社会じゃ絶対に有り得ない!こういう所、見習いたいぞ。
それにしてもビリー、自我が強すぎというか人の意見を聞かないというか、なかなか面倒な人だわ。かと言って単独では生きられない、仲間達が守ってあげてる感じ。ずっと依存してるのが、ドラッグ、男、タバコ。結構、モヤモヤさせてもらいました。ずっとドラッグがやめられない彼女、そりゃ何度も捕まるわ。
たくさんの曲が流れて、彼女の歌声が心地よくて、チョコチョコ落ちちゃいましたが、退屈はしてませんでした。
人気はあったのに大変な人生だったんですね。

涼介