劇場公開日 2022年2月11日

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「素晴らしいエンドロールだった。」ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0素晴らしいエンドロールだった。

2022年2月13日
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鑑賞方法:映画館

公民権運動の先駆者なのだから、偉人だと思う。しかし、彼女は薬物の関係でタブー視されている。また、白人の興行に積極的に応じていたので、一部の黒人からも疎まれていたと思われる(彼女だけでなく、薬物使用の理由でチャーリパーカーなとも)。
この映画は伝記映画と言うよりも、アメリカの暗部をえぐった映画だと思う。そして、問題は今でも続いていると、締めくくった事に最大の賛辞をあげたい。

気になる場面があったので、それは、黒人どおしで、侮蔑の言葉を使っているか?と言う事が気になった。もし、使っていれば、意味があるし、あの綺麗なエンドロールにどんな影響を与えるか?が気になった。しかし、良かった。ちゃんと、ニグロと言っていた。

ヒヤリングも駄目だ僕は。

いやいや、やっばり、差別用語は使っている。
困惑
解決
最後の最後に時間が飛ぶ。アンドラ・デイに回帰する。言葉の使われ方がそれで、納得出来る。

だから、
2月22日もう一度見た。やっばり、素晴らしいエンドロールだ。

エンターテインメントとしても、最高だし、我が人生に於いても最高の鑑賞体験になったと思っている。
そして、あのエンドロール。素晴らしいエンドロール。明るくなるのが怖くなるほど涙が流れた。マル・ウォルドロンの『レフト・アローン』を思い出した。

追伸 美空ひばりに似てないですか?美空ひばりも凄い歌手だと思う。彼女のJAZZボーカルは驚天動地ですよ。あまり、しられていないけど。
追伸追伸 ビリー・ホリデイと情婦マノン似てるなと思った。

マサシ