劇場公開日 2022年2月11日

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「生々しいのがウリ。生き様映画。歌が良い。熱演。ただ主観では「vsアメリカ政府」だったろうが、実際は違うだろう。」ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ 満塁本塁打さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0生々しいのがウリ。生き様映画。歌が良い。熱演。ただ主観では「vsアメリカ政府」だったろうが、実際は違うだろう。

2022年2月12日
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アネサ・フランクリンだかの「リスペクト」とチョット被るが1940年代
と時代は遡るから、黒人差別の事態は深刻。

主人公の名歌手を実際の歌手であるアンドラ・デイが体を張って、声も張って熱演、熱唱

ただ、謳い文句の「サスペンス・エンターテイメント」というより

一人の歴史、時代に翻弄された歌手の生々しい人生。
感動というより、まるで本人がいるような人間的生々しさが良い。
歌が素晴らしい。

セック・ス&ドラッグ&アル中で聖人君子ではない。
「奇妙な果実」の歌詞も主題のようで、実はなんか違う感じ。
とにかく複雑で生々しい「生き様」映画なのだ。早逝だったけど差別に負けずよく頑張った!

結構近代に黒人差別どころかリンチもまかり通っていたのは事実。
彼女も出生、育ちが特殊で、大変な苦労がトラウマになっている。

あと有料パンフ見たら結婚歴が2回、同棲歴が1回だから・・
どうりで黒人の俳優さん入り乱れてわけわからん、正直、区別つかん(差別では無くて、正直な視覚的感想)
勿論、黒人初の連邦捜査官は強烈な印象です。清濁・・とはこのこと
っーかこの部分は事実???

まあジャズが好きな人が音楽を楽しむ映画です。確かに
彼女は人種差別と戦っていたと思う。

ただ皮肉にも、麻薬局の長官が時の大統領に表彰される史実が出るのだけれども
アメリカ政府を侮ってはいけない。本気になれば大統領ですら葬り去れるのだから・・
まあ現実には「VS」というより、歌詞の取り締まりに権限なんてない連邦麻薬局
に、「いわれのない執拗な嫌がらせ」されたということだねぇ、まあ彼女もヤクやってその部分は悪いから
「つけ込まれて、転ばされた」のだと思った。ところで麻薬局とFBIどう違うの?なんか無料リーフレットだと「FBI」
有料パンフだと「連邦麻薬局」

ただ主人公ビリー・ホリデイから観た主観に忠実な可能性大。
連邦麻薬局は鬱陶しいウザい「敵」だったのは相違ない。

満塁本塁打
満塁本塁打さんのコメント
2022年2月12日

返信ありがとうございます😊😭。同感です。モノゴトは複雑ですよねぇ。リアルで、おっしゃるご意見に激しく同意です。今後もよろしくお願いいたします。ありがとうございました🙇‍♂️

満塁本塁打
ちゆうさんのコメント
2022年2月12日

こういう映画をみると「グリーンブック」が白々しく思えたりします。
何にしてもああいう自虐的にならざるを得ない環境しか提供できない国家って何なんだろうとやるせなくなりました。

ちゆう