「「ダメ男」「麻薬」人生で身を滅ぼしてしまった悲しき歌姫」ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ 運だぜ!アートさんの映画レビュー(感想・評価)
「ダメ男」「麻薬」人生で身を滅ぼしてしまった悲しき歌姫
とても楽しみにしていた映画です。ビリー・ホリデイという不世出のジャズシンガーの物語です。予告等から「人種差別」反対に尽力したというイメージが伝わってきました。彼女の「奇妙な果実」がアメリカ国民に与える影響がどれだけ大きいのかを知りたかったです。しかしながら、物語は「ダメ男」と「麻薬」に翻弄された人生を中心に描かれていました。わたしたち日本ではあまり麻薬は身近ではありません。ですから、それの深刻さがあまり伝わってきませんでした。でも、実際のアメリカ社会って麻薬で身を滅ぼす人が未だ多いという現実を目の当たりにしました。わたしとしてはもう少し「人種差別」反対への機運を高めた功績を知りたかったです。そう考えるとアレサ・フランクリンは偉大だったと再認識しました。アンドラ・デイとトレバンテ・ローズの演技は絶品だと思います。
『運だぜ!アート』のluckygenderでした
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