「邦画の悪いところ全部つめこんだ映画」真夜中乙女戦争 さなさんの映画レビュー(感想・評価)
邦画の悪いところ全部つめこんだ映画
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まず冒頭に主人公が「この映画は110分ある」というセリフがあるが、
自分は110分もあるのかと絶望した。冒頭からセリフが痛すぎて悪い予感がしたからだ。
現実世界が舞台なのに、登場人物のセリフや言動にリアリティなさすぎ…
・主人公が友達もいなく社会に絶望してるはずなのに
普通に女の子とイチャつくし、サークルも楽しんでる。どうしてテロを起こしたいのか分からない
・いたずらや行動が小学生すぎて、大学生設定が痛い…それ以上に
ブロッコリーを自転車に刺しただけ、垂れ幕を掛けただけで凶悪認定するSNSの反応も痛い
・悪人である黒服の演技がオーバー過ぎる、でもセリフは棒読み…全然怖くない
意味ありげでそれっぽいシーンは無駄にあるが、盛り上がるシーンが無い
・カメラワークや美術はこだわってるのは伝わるが…テロテーマなのに
アクションシーンや残虐なシーンは事務所の都合で撮れなかったのが伝わってくる。
・黒服をあっさりとナイフで倒すが、東京に設置した爆弾は放置したまま
テロ止めたのか起こしたいのかどっちなんだい!
・ラストシーンが、核爆発レベルなのに主人公もヒロインも無事…
まぁファンタジーだから、主人公が爆発物の近くにいても即死しないのは一歩譲として
ヒロインと冷静に電話するって酷すぎるだろ!
この映画を映画館で110分見た方が可哀想としか言えない。
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