「犬は私達にとって我が子同然です。」とんがり頭のごん太 2つの名前を生きた福島被災犬の物語 mfさんの映画レビュー(感想・評価)
犬は私達にとって我が子同然です。
まず最初に不快に思われる方がいる事は承知ですが書かせて頂きます。
私達夫婦は結婚当初は子供をつくり、幸せな家庭を築こうと思っていました。しかし10年近く経っても中々子供に恵まれず、犬を飼おうと言う話になり、家も購入しました。
そして私自身犬を飼った事がなく、ネット上等でも飼い方は学べますが間違った飼い方が記載されている事も否めません。
病気になった時、すぐ気づいてあげられる様にと言う事もあり私はペットショップで働き始めました。
そして数カ月後に柴犬を飼い始め、その9ヶ月後にまた新たに柴犬をもう一匹飼いました。
私達にとってこの子達は我が子同然なので、何処に行くのも、旅行に行く時もずっと一緒です。
ペット不可の所に出向く事がなくなりました。
正直ペットショップの店員と言う立場上、お客様は選べませんし、ちゃんと人間の子と同じ様に動物の事を考えられるお客様ばかりと言う訳ではありませんでした。
1、2年前はコロナ禍と言う事もあり、家にいても暇だから犬猫でも飼おうって考え方のお客様が多かった事も否めませんでした。
電気代をケチりたい、ペット保険なんて必要ないやろー、フードなんて安くても高くても一緒一緒!とペットにお金をかけたくない等
そんな人に売りたくないですし、飼(買)って欲しくないんです。
例え人に重度の動物アレルギーが出ようが、引越しが決まろうが赤の他人に我が子を託したりなんて出来る訳ないです。
なので、どんな理由であれ家族も同然の動物を置いて人間は生きていくと言う判断がどうしても許せないです。
私達が実際に地震、火災、津波、土砂災害等の災害に見舞われても、絶対に我が子を離したり置いてけぼりにしたりしないです。
災害にあったら逃げるときも死ぬときも一緒です。
生涯をまっとうした時は最期を傍で看取ります。
独りぼっちにはさせません。
それ位の覚悟や実行力のない人に動物を飼う資格はないと思います。
ゴン太くんを始め、飼い主を失った他のワンコ達の飼い主さん達は泣く泣く手離した。辛い。と仰っていますが、同情の余地もありません。
どう考えても動物達の方が痛く、辛く、苦しくて寂しい思いをしているのです。
なぜ自分達の命だけを優先して見捨てられるのか理解に苦しみました。
それでよく飼い主面できるなと腹が立ちましたし、2度と動物を飼わないで欲しいですね。
ただそんな中、ボランティアで集まった方達の行動には言葉で言い表せない程の感銘を受けました。
本当に人として尊敬に値します!
自分達とは無関係な動物の為に、危険を省みず行動出来る姿に感動いたしました。
本当にありがとうございますとお伝えしたいです。
難しいとは思いますが、こんな方達だけの元に動物が渡る事を切に願います。