「初恋の行方とシカゴ風ホットドッグ」マークスマン lynx09bさんの映画レビュー(感想・評価)
初恋の行方とシカゴ風ホットドッグ
んー。リーアムパイセンにタフな終活役をお願いするのはわかるのですが、個人的には「無機質な一芸オヤジ(絶賛してます)」と思っているので、ヒューマン的味付けの犠牲で耄碌ジジイな感じになるのは何とも…。「アイスロード」もそんなだったな。海兵隊の狙撃兵上がりですもんね。癖として細胞に染み付いてますよ、耄碌しても。飼い犬の助言にも敏感だろうし、車両のチェックも抜かりない。ストーリーの都合はちょっと、ね。
それさえなければ、ロードムービー宜しくの叙情的な映像や、サイドの人物像(義理の娘やミゲル、カルテル側は秀逸)は好みだったので、後半持ち直して気持ち奮わせていたのも事実でした。だいぶクリント監督色が強かったので、「クライマッチョ」上映以降に重ねて観るのはご用心ご用心でございます(苦笑)。
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