「【人形ロボット(テクノ)ヤンの"故障"により残された"家族"が、喪失感からヤンの過去を追体験する事で、癒やしに包まれて行く静やかで、美しいSFファンタジー。(寝不足での鑑賞は危険な映画でもある。)】」アフター・ヤン NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【人形ロボット(テクノ)ヤンの"故障"により残された"家族"が、喪失感からヤンの過去を追体験する事で、癒やしに包まれて行く静やかで、美しいSFファンタジー。(寝不足での鑑賞は危険な映画でもある。)】
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- 茶葉の販売店を営むジェイク(コリン・ファレル)には、妻のカイラ、中国系の養女ミカに加え、家庭用ロボット(見た目は人と変わりなし。)ヤンと家庭の様に、仲良く暮らしていた。
だが、ある日ヤンは故障して動かなくなってしまう。-
◆感想
・落ち込んだミカや家族の為に修理方法を探すジェイク。
そして、ヤンの体内に主観的な記憶を動画として記録する装置がある事を知る。
但し、その動画は一日、数秒間のみ・・。
- そのメモリーを再生、巻き戻しを繰り返しながら、ジェイクが見たモノ。
それは、エイダと言う女性であったり、彼が何に関心を持っていたかを知るのである。-
・ヤンの記憶が、鏡の様に機能し、生き残ったジェイクは自分自身のヤンに対する思いを再発見する過程がフラシュバックの様に映し出され、美しくも面白い。
・ヤンのメモリーには、ジェイクの家に来る前の記憶も刻まれている。それを観る事で、ジェイクの中にはヤンを失った悲しみと共に、ヤンに出会えた喜びを感じたのではないだろうか。
<近未来、人形ロボットは、人間にとって、家族の様になって行くのであろうかと思った、喪失と癒しの静やかで美しい、SFファンタジーである。>
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Bacchusさんのコメント
2022年11月5日
かなりまた〜りでしたからねー。
NOBUさん大人ですね~w
先日なんの作品だったか忘れましたが、真後ろのおじさんが超絶いびきで、膝を引っぱたいてどなりつけてしまいました。
まあその人は週末の新宿、渋谷の劇場で頻繁に見かける大いびき率9割のイメージの方ですし、ひっぱたいたの初めてじゃないですけど。