「想ひ出」アフター・ヤン Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
想ひ出
中国人養女の為に認定中古で購入したアンドロイドのヤンが故障し、修理方法を模索する中でヤンに取り付けられていた映像メモリがみつかる話。
茶葉店を営む白人の旦那ジェイクと黒人の妻カイラと中国人の幼い養女ミカ、そしてミカのお兄ちゃん的存在の中国人型アンドロイドのヤンという4人家族が踊っていたら、ヤンが暴走~動かなくなり巻き起こって行く。
1日に数秒の動画を保存できるとか言うけれど、それがないと人の顔や動作とか景観とか記憶できないんじゃね?なんて思ったし、何のかは知らんけど、レギュレーターが修理出来なくて買い替え要ってどんな殿様商売だよ!なB&S社とかはツッコミは無用らしい。
ヤン視点の記憶という名の記録も、なぜかヤンがみているのとは異なる方向からの視点だし、なんならヤンも映っているって?
そんな設定はまあ良いとして、この作品は何の話しで何をみせたいんだ?と良くわからない状態でまった~りと進行して行くから冗長で仕方ないし、結局ホニャ~っとアンドロイドの恋愛ですかね?
そしてミカちゃん駄々っ子が過ぎるね。
ちょっと悲しく優しく緩く愉しい物語ではあるけれど、これといった盛り上がりはなく、何となく「いいはなし」以上のものは感じられなかった。
今晩は。
監督が「コロンバス」の人でしたから、静かなる物語だろうなあ、と思いながら鑑賞しました。
私は、結構面白かったのですが、途中から隣席のオジサンが、ガックシと眠りに入り、周囲でも寝入る人、数名・・。
鼾を掻き始めたオジサンを途中で、頭を引っぱたこうと思いましたが、グッと我慢しました‥。(成長したなあ、私・・。)では。