「【"最新型飛行機の墜落原因を、並外れた聴力で突き止めろ!。"二転三転するストーリー展開の緊迫感が尋常でないサスペンススリラー。自動運転を強力に推し進める航空業界の深い闇を描いた重厚な作品でもある。】」ブラックボックス 音声分析捜査 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【"最新型飛行機の墜落原因を、並外れた聴力で突き止めろ!。"二転三転するストーリー展開の緊迫感が尋常でないサスペンススリラー。自動運転を強力に推し進める航空業界の深い闇を描いた重厚な作品でもある。】
- 聴力の映画と言えば『THE GUILTY/ギルティ』を思い出すが、今作品も引けをとらない面白さである。
天才分析官マチュー(ピエール・ルネ:「イヴ・サンローラン」の演技が印象深いが、新境地を切り開いたのではないか・・。)は、アルプスに墜落した最新式飛行機のブラックボックスの解析を始めるが、次々に露になって行く新事実。
テロなのか、技術的問題なのか。
マチューは、キャリアを投げ売って、新型飛行機の認証機関に努める妻からも、情報を秘密裏に引き出し、真祖に近付いて行く。-
◆感想
・二時間があっという間のサスペンスフルな展開に引き込まれて行く。
・派手なアクションシーンが在るわけではないが、尋常でない緊迫感とスリリングなストーリーテリングが秀逸である。
・事故の2日後から、行方不明になったマチューの上司ポロックは何処に行ったのか?
・マチューは最初はテロと判断するが、何度もブラックボックスの音声を聞くたびに違和感を感じる。技術的な問題と類推するも、核心には、辿り付かない。
- ピエール・ニネ演じるマチューの完璧主義は、時に行き過ぎて・・。妻との関係性も最悪に。
遣り過ぎた捜査により、航空事故調査局のレニエ局長に任を解かれるも、一人真相究明に奔走する姿に、心が動かされる。
犠牲になった乗客、乗務員312名のためなのか、プロとしての意地なのか・・。-
◼️マチューが気付いた事
・遺族の母親の携帯電話に残されていた"音"と、それまで分析していたブラックボックスの”音”との違い。
・コントロール出来なくなったドローンの姿。
・ポロックの家に何度も忍び込んだマチューの執念。
遂に見つけた本物のブラックボックス。そして、画面に映ったポロックが語った真実とは。
<頭脳をフル回転で鑑賞した作品。- 飛行機の機能、構造に弱いので・・。-
自動運転を強力に推し進める航空業界の構造の、深い闇を背景に、最新型飛行機の墜落原因の真因を追及する分析官の姿をスリリングに描いた、一級品のサスペンスフルな作品でもある。>
◼️ハッキング・・。当分、飛行機には乗りたくないよ・・。
少し離れた席だったので注意しには行きませんでしたが、私が観賞した際ガサガサバリバリやられました。
どんな映画かみればわかるだろ!とイライラしてました。