「鑑賞中、恐怖心がボディーブローの様に徐々に効いて来るイメージ。」RUN ラン イゲさんの映画レビュー(感想・評価)
鑑賞中、恐怖心がボディーブローの様に徐々に効いて来るイメージ。
これは恐ろしい作品だった!
最後の主人公のセリフで完全にノックアウトされた印象(笑)
過去に観たパソコン画面のみで娘探しをする作品の監督と言う事で期待して観賞。
これが期待以上に面白かった!
前作はネットを駆使した展開だったけど、本作はある理由によりほぼアナログで進む展開。
この時代なのにスマホもパソコンも使う事は無し。
大学を目指す足が不自由に加え、色々な疾病を持つクロエ。
そのクロエを優しく気遣う母親ダイアンのほぼ二人だけで進むストーリー。
毎日飲む薬にクロエが違和感を感じ、そこから真実を見出だす展開。
ダイアンが何故あんな薬を飲ませるのか?
予想も出来なかったけど、理由を知った時の恐怖感はかなり高め。
クロエがとても頭が良いのも見所。
映画館から抜け出すシーン。
家の中での大冒険。
自宅地下倉庫であるものを飲むシーン。
どれも良く考えられていて面白い!
さすがワシントン大学を目指す女の子。
奇しくも病院にあったワシントン大学の広告のキャッチコピーがかなり良い仕事をしてくれました(笑)
絶体絶命的なシーンが多めで満足度はかなり高めで面白かった!
後半の病院のシーン。
かなりヤバイです。
ハラハラ感ハンパ無し。
ラストシーンがめっちゃ怖い!
と言うか、なかなか上手いオチ!
クロエよりお母さんのダイアンの方が頭が良いと鑑賞中に思ってしまいました( ´∀`)
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