サンティネルのレビュー・感想・評価
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この女優さん、ウクライナ人なんですね。なるほど。
フェミニストなんかでなく、女性を可哀想がっているだけの稚拙な男の演出家の作品と直ぐに分かる。
『ANA』と『ソルト』を見たので、ネトフリがかってに選んだ作品だが、全く関係ない作品だ。この映画は、アメリカの反ベトナム戦争映画の様。つまり、『殺し』と『テロ』を同一視して、やられたんだから、やり返すって言っているだけ。つまり、アメリカの911後の仕返し理論と同じ。さて、その理論で、世界は平和になっただろうか?ましてや、悪者をロシア人(カラニコフ?)としている所に、バカバカしささえ感じる。煽っているようにさえ見える。
到底、評価なんかできない。
フランス警察は捜査の段階で、個人情報を漏らすのだろうか。また、保養地で、その為のテロ対策であっても、銃を持った兵隊が、歩哨しているのだろうか?怖くて、フランスなんかに行きたくなくなる。
司法機関としての警察が機能せずに、軍隊が問題解決に動くって事は、フランスは軍事国家と言う事になるが、もっとも、そうではない、フランス第5共和国なのだろうから、この演出家の解釈が間稚拙過ぎるのだろう。
中途半端な…
復讐劇。PTSD、同性愛要素もありつつ、暴行された妹への復讐劇。折角の要素を上手く活かしきれず、ありきたりの内容になってしまった。これといった強さもなく、ラストもお咎めなしはないと思う。身を隠して、見守るって、逃げ切ったということ?
こんだけ殺して逃げられるフランスの警察ってバカなの。
大好きなキュリレンコちゃんが出てるので迷わず見たけど。もうちょっと警察との絡みで刑を免れるみたいな複雑なシナリオがほしかったね。例えば、悪党がCIAなどの暗殺ターゲットで代わりに殺してくれたので、CIAが仏警察に圧力かけスカウトされたから逃亡できて、2作目に続けるとかね。まあちょっとシナリオがシンプル過ぎるね。まあ西部劇だったら悪党を散々殺して馬で去っていっても、そんなもんかで済むけど、現代ではあり得んやろ。キュリレンコちゃんの魅力でかろうじて星3つかな。
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