「敵を作る」モーリタニアン 黒塗りの記録 大粒 まろんさんの映画レビュー(感想・評価)
敵を作る
という過ち。正義の為に真実から離れていく。
作り上げた正義になんとしても仕向けていく恐ろしさ。それは、アメリカだけでないどちらにも、誰にでも当てはまる。と、言える事。だからこそやめ時が肝心なはずなのに。
神を信じても法を信じても国家を信じても個人を信じても間違いなら、どーすればいいのか?ずっと考えなくてはいけない。そんな簡単に答えなんて出る事じゃない。人生なんて答えのない長い会話のようなもの。だからこそ対話をやめては駄目なのに。本当に残念な気持ちです。
身勝手な解釈身勝手な欲望身勝手な保身は、この映画さえもこう思え!と、創られているものなのかと、疑わなければいけない気持ち悪さに疲れました。
恐怖があるから統制できるという国家の考え方、人間の考え方を観るにつけ倫理観とはなんだろうと思う。
小さな世界で生きる私にはまだまだわからない事だらけです。しょんぼり。。。
本を読むものとしてはあの悪戯は時として残酷なのだと考えさせられました。悪戯は時として絶望に変わる、その境目は相手の状況で変わるのだなぁと、難しさを思った。
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