「2時間越しのノリツッコミ」プロミシング・ヤング・ウーマン Tiny-Escobarさんの映画レビュー(感想・評価)
2時間越しのノリツッコミ
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キャリーマリガンのファンなので、体目当てのしょうもない男をシバいて、ハンバーガーを食べながら朝焼けの中を歩く姿を見たとき、これは当たりだと確信しましたが。
色々と紆余曲折を経て最後、あの終わり方は大丈夫なのか?
『おー、もっと追い込んだれ……。いや、君が死ぬんかい』とツッコミを入れずにはいられませんでした。
目的を果たすために、自分の命をみすみす差し出してどうすんの?
ラストのトーンも変に明るく、いや彼女死んだよ? と追いツッコミを何度も入れました。
この手の結末をサクセスストーリーのように描くのは危険で、実際、発せられるメッセージは恐ろしく有害です。
これがアカデミー賞で脚本賞を獲ったというのが、未だに信じられません。反戦とか非暴力、差別反対みたいな辺りが、賞レースに出るための必須要件だったと思うのですが。
これではまるで、広義の自殺を推奨しているみたいです。
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