「壮絶な復讐劇」プロミシング・ヤング・ウーマン ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
壮絶な復讐劇
エメラルド・フェネル監督の『Saltburn』といい、本作といい、主人公のキャラクターが強烈です。
キャリー・マリガンが演じる本作の主人公も、過去、友人におとずれた不幸から
復讐にも似た感情を抱き続け、対象者ひとりひとりに強烈な復讐をしていく。
冒頭から男を騙し(ハニートラップにかけ)、やはり男はクズばかりと言わんばかりではあるが、
実際、過去に起きたことがその通りであり、主人公に話しかけてくる男もそんなやつばかりであるが故、
彼女の中で確信になっていったのだろうと思います。
ラストもヒネリがあって、実に面白いと思いましたし、なんとも深く考えさせられる作品に昇華していたと思います。
本作をいつか観なくては・・・とは思っていたものの、過日観た『Saltburn』に背中を押され、鑑賞しました。
キャリー・マリガンのぶっ飛んだ演技を是非ご堪能ください。
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