「評価高いけど個人的には退屈だった」プロミシング・ヤング・ウーマン ジュリエッタさんの映画レビュー(感想・評価)
評価高いけど個人的には退屈だった
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アマゾンビデオでプライムだったし、ここでの評価も随分高かったので
期待してみたけど結構退屈だったかな。
キャッシーが何故あんな状態で、何をしたかったのか
なんとなくは醸し出されていたからわかるのだけど、
終盤にならないとハッキリしてこない。
キャッシーのやるせない気持ちが何なのか、
見ている側にはわかりにくく中々物語に
没入できなかったのと、キャッシーの生きにくい人生を
長々と描いていること、また復讐なのかどうなのか微妙な
行動も煮えきれなくてダルかった。
ラストでまさかの返り討ちに合うも、
死んでからの後の仕掛けは面白いけど、
復讐もので返り討ちではカタルシスはないなと思った。
ニーナとの友情などがわかるエピソードが丸々カットされていたが
わざとなのだろうか?崇めていた、とか一言で済ませていたけど理由はなんなのか?
また、キャッシーがこれほどまでに長い間事件を引きずっていた理由なども
あのとき一緒に行ってればの一言もどうなのかと思う。
更に言えば男たちの悪行もなんとなく描かれているだけなので
彼らに対しての怒りの感情もあまり沸かなかった。
映画全体に醸し出される、なんとも気だるげな雰囲気が
好きな人もいるのかもしれないけど、現代の物語のテンポでは
なかったので個人的にはちょっとたるく感じた。
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