劇場公開日 2021年7月16日

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「「ゾッ」とするくらい面白かった」プロミシング・ヤング・ウーマン まささんの映画レビュー(感想・評価)

4.5「ゾッ」とするくらい面白かった

2021年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

チラシにも書いてある通り、痛快復讐エンターテインメントでした。

正直、主役を演じたキャリー・マリガンの年齢設定には無理があるかなと思いましたが、序盤からの無敵さは充分楽しめました。

まるで”ハーレイ・クイン”のようなルックでの登場シーンは、制作陣にマーゴットロビーがいるのを考えるとうなずけます。

男たちを騙しながら誘い、打ちのめす展開に共感できないという感想もあるようですが、それだけ「やり場のない怒り」があるということだと思います。
僕は共感できました。

制作陣の多くを女性で固めながら、社会派的表現ではなく、エンタメ的表で”この”テーマを描き切ることの意味は大きいと感じました。

アカデミー賞の脚本賞を受賞とのことで影響を受けているかもしれませんが、本当に最後の最後まで良くできた作品です。

まさ