グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告のレビュー・感想・評価
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アメリカ人はこれで笑えるのかなぁ?
CSの番組表の紹介で面白そうだったので視聴。何と言ってもデ・ニーロだし期待してたが最悪の映画だった。そもそも部屋に執着し、奪い合う意味がよくわからないし部屋を手に入れようとする手段がちっとも笑えない。ビー玉で転ばしたり、ドッヂボールで老人相手に本気でボールをぶっつけて楽しいのかね?最後の(他人が引っかかった)椅子を飛ばず仕掛けなんて年寄りだったら確実に怪我する。自分の祖父相手にこんな事するガキ、学校でイジメられて当然だと思った。爺さんも孫のゲームを台無しにしたり、やり方が陰湿、孫をイジメてた相手を大人3人がかりで脅し、あげくのはてに抵抗出来ない相手を3人で力づくでゴミ捨て場に叩き込む、ゾッとした。嫌なジジィだ。ママの長女の彼氏に対するヒステリックな対応も疑問。最低な家族。何も悪い事してないスーパーの黒人店員がボコボコにされるのも変だし、釣り禁止の所で釣りして逃げるのも変。クーラーボックス無駄にするくらいなら罰金くらい払え、ていうか悪い事してるのに逃げるのがモヤモヤした。こんな映画見てアメリカ人は笑うんだろうか?後味の悪さだけ残った。
コメディなので
あまりつっこまない方がいいみたい。
とにかく、漫画だと思って観れば楽しめる。
じゃないと、ツラい…痛々しいシーンもある。
あんな年寄りをビー玉で転ばせるとか、梯子を倒しちゃうとか、ひどくないか?
シェービングクリーム変えてしまうとか、最初は可愛い?ものだったが、だんだんエスカレートしてくると、おじいちゃんがかわいそうじゃないのか?などなど。
そうなると楽しめないので、デニーロが若者と思って観れば楽しめる。汗
しかしデニーロはさすが。
どんな役でもこなしてしまう。
孫娘(末っ子、可愛い)との会話、一緒にいる時の表情。
可愛くてしょうがないという、とろけそうな目。
対して、孫息子を車に乗せる時の表情。
黙っていても(黙っているからこそ)圧力がすごい。
シニアソルジャー対シークレットナイト(だったかな)の戦いはあくまでもコメディでした。
祖父と孫の仁義なき(?)バトルコメディ
一人暮らしの祖父が娘一家と同居することになった。孫は祖父に部屋を明け渡すことになり、大激怒。屋根裏部屋から宣戦布告を送り、二人だけの"戦争"が幕を開ける。
最初はお互いに小規模な嫌がらせから始まり、どんどんエスカレートしていく。
私は、孫が祖父の緊急通報アラームをわざと鳴らしたいたずらがかなり嫌だった。子供が老人にするいたずらとしても最低だけど、ここで家族全体で注意する等の話にならないご都合さに違和感があった。誤りにしても持たせた娘の方に話は行くだろうし、誤って押したで誤魔化せたのだろうか。
末娘の孫のパーティを台無しにしてからの家族の絆・愛みたいな流れも唐突だった気がする。
私はなんだかんだ丸く収まるこの手の話には流されやすいので、気持ちは☆4ですが、人にすすめるなら☆3です。孫のいたずらがクソガキみが強くて、嫌な人はイライラすると思う。
大人げない老人と卑しい子供の笑えないシチュエーション・コメデイ
「ホームアローン」のようなファニーないたずら映画だと想像していたが、何が面白くて作ったのか動機が分からない映画でした。
老親の同居問題は深刻なテーマ、たとえ部屋や経済的な問題がクリアできても家族の理解が得られなければ長続きは無理でしょう。ところが映画では脚本が稚拙なのか演出がへぼなのか、問題を拗れさせたがっているようにしか描きません。
子供のキャラ設定も疑問、ある意味、現代っ子なのかもしれませんが自己中で打算的、可愛い孫娘でさえ物欲しさですり寄るばかり、現代の風刺劇なのでしょうかね。
貧しい暮らしでも無いようだしパパもおじいちゃんも建築家なら部屋の改装や建て増しくらいお手の物に思えるでしょう、シチュエーションがいちいち嘘っぽい。
それに加えて、いたずらの事例が到底小学生やおじいちゃんには無理な細工だとみえみえ、別にリアリティが欲しいわけではないがもう少し上手に騙してほしかった。
大人げない老人と卑しい子供の笑えないシチュエーション・コメデイでした。
比較的子供向け
デニーロが出演という事で自然と期待値が上がってしまうがまぁ予告から伝わるB級感のおかげで期待を抑えながら見ることができ、まぁまぁ楽しめるコメディ映画だったかな。
妻を亡くして独り身になったところで娘夫妻の下で暮らすことになったデニーロ。デニーロが来ることで部屋を奪われた孫息子がデニーロに嫌がらせを行いデニーロも応戦する。それを二人の間では戦争と称して戦い合う話だ。
ただこの戦争非常に行き過ぎた嫌がらせが多数有り。祖父と孫の間柄で許される範囲を超えた嫌がらせを繰り返しており、時には笑えるのだが時には冷めてしまうシーンもあったりする。
この嫌がらせを歴史上で起きた戦争と例えながら行い、戦争がもたらす悲劇をうまく描いてくれる。セリフなんかもとても分かりやすく戦争と例えて戦争を否定する展開が後半は目立ち、比較的子供向けのような作品に感じる。
ただこの作品の主となるコメディシーンは大人でも楽しめる。個人的にはデニーロが娘の旦那にアソコを二度見せつけてしまうシーンは1番笑ったお気に入りのシーンかな。義父のアソコなんて絶対見たくないよね。
その他にも単純明快なバカバカしいシーンが多々ある為それなりに楽しめる。
この作品を見てて思うのは祖父って親よりも遥かに歳が離れた存在なのになぜか親よりも自分の事を理解してくれて、そして子供目線に立ってくれるのが祖父の存在なんだよね。嫌がらせの応戦は抜きにしても僕自身も祖父との関係はそのような同じ視点で分かり合って寄り添ってくれた事を鑑賞しながら時折思い出して心が温かくなったりもした。
全く共感できない糞映画
ほのぼのコメディ映画なのは分かるし細かいことを気にしたら負けなのは承知ですが、イタズラ内容が普通に酷くて笑えませんでした。
ドアやビー玉入った瓶に細工して老人を転ばせたり、緊急ボタン押して医療関係者巻き込んだり、シェービングフォームを替えたり、普通に怪我したり大事故になりかねないものばかり。ヘビを大切そうにしてた男の子がイタズラのためにヘビを売るのも引きました。そして生き物でイタズラする孫にも引きます。
ゴルフ場で窓ガラス割られた車の持ち主可哀想。とばっちりすぎる。
最初のスーパーのシーンで万引き老人を止めようとしたらボコボコにされた黒人店員も可哀想でした。なにも悪いことしてないのに何故?老害どもに引きました。
すごくつまらない映画観てしまったなと後悔しました。
歴戦の勇士、戦争の虚しさを孫に教える
コロナ変異種蔓延でまた自粛ムード
映画館のクラスター発生は今のところないものの
また煽りを受けてしまいそうなので気になった
やつを取り急ぎ観賞
デニーロ主演ということで気楽に
観に行きましたが殊の外豪華キャストでした
じいちゃんデニーロ
母はユマ・サーマン
じいちゃんの友人はなんとクリストファー・ウォーケン
そしてタランティーノ作品でもおなじみの
(個人的には刑事ナッシュ・ブリッジスかな)
のチーチ・マリンなど「歴戦の勇士」ばかり
特にウォーケンとの共演はやはり
「ディア・ハンター」思い出します
感想としては
ヒョーロンカ様の間ではあまり評価は高くないが
観客のウケは良いという類の作品のようです
自分はコメディとして十分楽しめました
妻に先立たれ悠々自適に一人で暮らしているはずの
エドはセルフレジなど文明の進歩に対応できず
万引きと間違われ転倒して足を悪くし
心配な娘サリーが同居を持ち掛けます
ロバート・デ・ニーロの娘がユマ・サーマンとか
最強すぎて笑えます
そういうギャップを楽しむ作品なのでしょう
エドは最初は嫌がりますが娘の強い希望に折れ
結局暮らすことになりますが足を悪くして
いるためピーターの部屋を割り当てて
ピーターはネズミやコウモリがいる屋根裏を
割り当てられ不満が爆発
学校の友人にそそのかされ
エドに部屋を明け渡すよう宣戦布告します
そこから互いにイタズラ合戦になるのですが
シェービングクリームを樹脂パテに変える
部屋のベッドやテーブルのボルトを全部外す
など度が過ぎてしまう事からエドの提案で
戦争には当然にあるルールを結び
自分ら以外の家族に迷惑がかからないよう
戦う協定を結びます
しかしそんな約束は全く守られず家族は
どんどん巻き込まれていきそこを気にかけた
エドは孫のクラスメイトvsじいちゃんのツレ軍団
でドッジボール対決をしますがそれも引き分け
その後も応酬は続きついには
休戦したはずの妹の誕生パーティを台無しにして
しまい母がついに怒り爆発
はからずも戦争が報復の連鎖であること
互いの思惑の勘違いから拡大していくこと
終わらせることの難しさを
ピーターは学んでいき遂にエドと仲直り
エドは孫との応酬の中で妻を思い出すしか
なかった日々を忘れられたことを
孫に感謝するのでした
まあこんな感じでキャストに対して
シナリオは確かに淡白かもしれませんが
小ネタでは色々笑わせてもらい
エンディングにはジャッキーチェン映画
のようなNG集もくっついており
名優達のおちゃめなシーンも垣間見ることが
できました
どうも作品自体はコロナ騒ぎ以前に撮影が
終わっていたようでなんてこたない
コメディといった評価で終わっていたかも
しれない作品ですが
コロナ禍で洋画が全然入ってこない今の
様相で観るとやっぱりこうした名優達の
作品をもっと観たいなと思わせくれる
ものでした
しっかり笑えますんでやってたら
お薦めしたい作品です
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