蒼穹のファフナー THE BEYOND 第十話・第十一話・第十二話のレビュー・感想・評価
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きれいな最後
日常パートが多くて和みました。ショコラや最後の真矢との約束は懐かしさと切なさが溢れました
個人的にはれおみかが可愛くて、総士の二人への懐きっぷりも可愛かったです
芹ちゃんはあまり出番はなかったとはいえ、「おかえり」の存在感は半端なかったですね
でもなんで白髪になってしまったの?
コアはずっと昔話のお姫様つながりだと思っていたので朔夜ちゃんは浮いてるなと思っていたのですが、朔夜ちゃんは少し違うのですね
総士の君は知るだろう...子総士バージョンもよきでした。きれいに詰め込まれてました
強いて言うならば、美羽ちゃんが食べられようとしてるのを当たり前に受け入れていてほしくなかったです
みんなが、美羽ちゃんは「お話」するつもりだと思ってて、食べられるつもりだったのは本人の静かな意思だったとかならまだしも。
食べられるつもりの美羽ちゃんを止めるな、って剣司はそんなこと言わない←むしろ止めてくれると思いたい。
島に帰りたいのは分かるけど、誰かを犠牲にしてまで戻らなくてもいいじゃない(芹ちゃんのことは本当に知らなかったのだから)
↑ここの新旧の出し方?で★マイナス1
長い旅でした。みんなお疲れさま!
良かった点
つらく苦しい長い旅に、1つ区切りがついたことが良かったなと思います。ここにたどり着くまでに悲しいこといっぱいあったけど、最後の新世代の劇的な活躍により争いのない平和な時間が実現できたこと、とても良かったと思います。みんな、本当にお疲れさまでした。ストーリーとしては、ほっとしたというか、視聴者が長年願っていた〈日常〉がきてくれて心から良かったと安心しました。
ただ一方でかなりショックなことがありこのような評価になってしまいました。すみません。自分でも最終章でこんな気持ちになるなんて予想していませんでした。
ショックな点
過去があって今があるはずだと思っていました。なのに今までのことを否定し、生き残った旧世代が思考停止してしまったような表現があってとてもショックでした。17年見続けてきたのに、今回の3話分の、いや実際は1話の半分もない時間で、これまで積み重ねてきた時間が一気に軽いものに見えてしまう話の流れに、最初みたときポカンとして涙もでませんでした。本当に剣司がこんなこというだろうか?誰かに言わされているんじゃないか?そう思ってしまう話の流れでした。
大人たちが子供たちのストッパー役を担うから新世代が活躍できるとパンフの制作側のお話があったので、よくそのあたりを見るようにして3回観てみました。ですが、その大人側の頑張りはあまり感じ取れず、新世代がすごい力で押しきった印象を受けました。17年見てきたの答えがこれなの?とがっかりしてしまいました。新世代の活躍は嬉しいですが、旧世代が思考停止してしまったかのような描き方がとても悲しかったです。
理解が足らないのかもしれないので今週も観に行きますが、なんだか物足りなかったです。一騎に関してもどこまで未来が見えていて、その未来を導くためにどんな気持ちでここまできたのか、知りたかったです。挿入歌と映像だけではよく分かりませんでした。あと大きい総士がちょくちょく出てきていましたが、あれはなんだったのか?最後はちゃんと出てきてくれるのかなと待っていましたが、なんだかあやふやで、、、知りたいところが全部モザイクかけられて終わってしまって消化不良です。これで終わりなんて悲しいです、監督。
何か今回のお話を補完するような特典や小説など出してくれないかなと淡い期待をしています(コミックの小説は読ませていただきました。とても面白かったです!)。
完結
今までの問題は全て解決してきれいに完結しました。
正直、問題は全て片付かないし犠牲者なしには追われないと思いこんでいましたが、新世代の英雄二人が予想を遥かに超えてくれて期待以上の終わり方でした。
エピローグにも大きく時間を使い、今までのシリーズの総決算をしてくれたので、見たいものはほぼすべて見れたという感じです。
一点だけ気に入らないのは一樹と真矢の関係が煮え切らないままだったところですが、続きを見たいけどまた戦いになるのは嫌だなという微妙な心境です。
一番見たいのは復興を始めた世界をめぐるだけという平和な後日談です、需要なさそうですが。
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